「俺の鮪」への懇願と不愉快とキアーラへの怒り
新店舗「俺の鮪」は大盛況で連日行列が出来ていて来客も増えている、
特に目立つのが学生ぐらいの年齢層、午後2時頃に大勢で押しかける、
午後2時から4時までの間ランチを頼むと店員が勉強を教えてくれる。
「う・・嬉しい!貧しい私でもこれなら深く勉強出来るわ!」
「ええ急ぎましょう!早くしないと席が埋まるわよ!」
一応このサービスは学生優先だが勉強するならどの年齢でも可とした。
本来は昼食後の空き時間を埋めるための工夫、それと奉仕の考えもあった、
一応学校は各地にあるのだが午前中のみ、午後は親の手伝い等があるからだ、
裕福層は自前で家庭教師等を雇えるのだが貧困層はそうはいかない。
なのでこのサービスは予想以上の効果があった、尚ランチは2種類用意した、
一つは250ギルで大盛りうどんと大いなり、それと寿司セット500ギル、
どちらももうけは僅かだが将来の礎を築くためと割り切っている。
貧しく育ち盛りの学生達は申し訳なさそうに皆大盛りうどんセットを頼む、
だけど俺達は大歓迎!従業員達は満面の笑顔で席に座り勉強をより深く教える、
ちなみに学生証を見せれば1テーブルに座れる人数なら同席でも可とした。
学生達は2時間しか無いので気合いが半端ない、不明なところを質問攻め、
従業員達が検索している間うどんを食べるといった無駄のない行動をする、
さらに各地からこのサービスを求め学生達が殺到するので焦りも出ていた。
なので・・
各地から支店を求める声が殺到した、特に学生達は署名までして懇願してきた、
実質無料でイケメンマッチョ家庭教師・・かな?従業員が勉強を教えてくれる、
女性が多いこの異世界ではこのサービスを求めるのは当然かもしれない。
なぜか・・
!!!!!!!!!
「コウさんどうして我が拠点を最初に選んでくれなかったのですか!?」
猛烈に怒り神殿に乗り込んできた威凛族王子のレオナルド、ものすごい気迫、
何でも男系の店を待ち望んでいたようで俺の鮪の営業形態はほぼ理想の形、
オープンを知ったとき気が気ではなく急ぎクアンシーに足を運んでいた。
そうして顧客として店を確かめ・・なおさら怒りが込み上げたそうだ。
「ま・・まあまあ落ち着け!なら似た店を君が運営すればいいだろう?」
「そんな浅はかなことでは続きません!僕には営業のイロハがありません、
それと僕が関わったら部下達が怒ります!王族は王族の仕事をしろと・・
だからムカついているんです!今すぐブルーレイクにもお店出してください!」
・・・
大人しそうなレオナルドが猛烈に怒る、その気迫にタジタジの俺、さらに・・
馨響族7将軍オリバーや威凜族神官のシグマやサーシェスやニコラ、
ジュリオとラインハルトまで駆けつけ店を出せと猛烈に訴えてくる!
「我らの領地にも早く店を出してください!!」
「そうですよ!フィンレーだけ優遇しないでください!!!!!!」
・・・
別に優遇した訳ではないのだが・・・
・・・
今にも皆に噛みつかれそうな雰囲気に囲まれた俺、渋々頷き支店を開業させた、
まあ俺の鮪を望むのは男性が統制する拠点だけだろうと俺は思っていた、
なので男性陣の拠点だけさっさと開業すればいい・・
・・・
翌日威凜族女性神官のバイオレットとアウローラが来た。
「コウさん!「俺の鮪」のお店をなぜ我が拠点に出さないのですか?」
・・・
さらにその後馨響族7将軍オーロラ、ミリー、ロビン、ローズとキアーラ、
彼女たちも駆けつけ懇願という名の脅し文句で俺に開業を迫った。
「場所は用意しています、それで?いつ開業出来るのですか?」
・・・
俺は大急ぎで支店を建てまくる、だがなんで女性陣まで求めるんだ?
その理由は後日キアーラが説明に来た、その理由は大勢の学女性達、
イケメンマッチョの家庭教師に学びたいと将軍達に懇願してきたのだ。
ちなみに学生に限りランチを頼めばドリンクも2杯無料のサービスを追加、
これは従業員達の要望で必死に学ぶ彼女たちを見て応援したいと考えた、
それを聞いた俺はその案を了承、赤字だがなんとか他で埋め合わせした。
当初各女性将軍と神官は出店に消極的だった、学校で雇えばいいと考えた、
だがその場合人数が多いので教師を選べない、だが俺の鮪の場合は違う、
抽選ではあるが好みの男性をある程度選べて習うことが出来る。
さらに貧困層の問題、家の仕事があり家庭教師を雇えない層が特に懇願、
ランチはなんとか自分達がバイトなどで出せるのでこの形態が理想らしい、
それと時間帯、この時間は暑いので冷暖房のある快適な店で習いたかった。
親達もこの行動には同意、昼は休むのでその間の勉強は大歓迎だった。
あと・・・
もしかしたら・・
伴侶も見つけられるかもしれないので要望は半端なかった。
一応将軍達は兵士など男性陣にもアンケートを取った、その返事は意外だった、
大半の男性陣は「俺の鮪」の考えに同意し出来るなら自分も協力したいとの返答、
さらに下心も・・様々な女性と出会いともに学び伴侶も得たいと書いてあった。
・・・
これを知った女性将軍達は無視できなかったので俺を訪ねてきた、
早く店を出せと猛烈に訴えてきたが・・内心はすごく嫌だったらしい、
ある意味俺の鮪は下心の塊に近いので嫌悪感と不愉快な気分を抱いた。
だが・・
発展してるとはいえ貧困層はまだまだ多い、さらに要望も多かった、
立場上それを妨げる訳にはいかないので動かざるを得なかった、
それを聞いた俺は納得、要望通り各地に店舗を造る行動を起こした。
それと・・
「それでは私はこれで・・」
「おいちょっと待て!」
俺は帰ろうとするキアーラの首根っこを掴み椅子に座らせ指を鳴らし睨む、
これにはキアーラも心当たりはある、それは戦艦三笠を勝手に持ち帰った事、
趣味の品を没収されそのために俺達は散々苦労したから怒りは半端なかった。
「わ・・私をどうするの?だ・・だめよ私には婚約者が・・」
そっちじゃない!
「わ・・私だけじゃないわ!澪達も手伝ったのよ!」
指揮したのはお前だろーが!!!!
怒りが収まらない俺、だが婚約者がいる女性に手は出せなかった、
なので代理を用意、イリュージョンフェラリー達を呼び縄を用意させる、
これを見たキアーラは青ざめる、あの縛りは彼女も知っていた。
「うへへ・・あの縛りが久々に出来るわ~~!」
「うふふ・・腕が鳴るわね~~~!!!」
「い・・いややめて・・」
青ざめるキアーラ、まあ俺としては脅しだけで済ませる気ではあった、
一応フェラリー達もその考え、さすがに王女に亀甲縛りは出来ない、
だが血が騒ぎ燃えてきたので・・迫真の演技でキアーラに迫る!
「うふふ・・覚悟はいい??」
「久々に燃えるわ~~王女様どんな感じなのかしらね??」
壁の隅に追いやられるキアーラ、かなり青ざめたからもういいだろう、
俺は目で合図を送りフェアリー達も頷く、すると次の瞬間!!!
ドガガガガガガガガガーーーーーーーーン!!!!
「キアーラ!!助けに来たわよ~~~!!」
いきなり部屋の壁が砕け猛烈な土煙、、次の瞬間誰かが出てきた!!!!
「コウさんなにしてるんですか~~!!!」
ボッコーーーーーーーーンン!!!!
木製のピコピコハンマー?でその何かが俺達の頭を思いっきり叩いた!
それは白銀族のミラとティアラ、海底種族のテティスとシレーナ、
なぜか4人ともウェディング姿で俺とフェラリーをボコりまくった。
「は・・はにわ~~~~~」
ボコられた俺とフェラリー達は気絶、白目むき頭には無数のたんこぶ、
無残に倒れた俺達の上に座り込む4人、怪しい目でこう訴える!
「コウさん浮気は許しませんよ!これから私たち結婚するんですから・・」
「そうそう・・挙式していない女性を襲ってはダメですよ?」
「ミラ・ティアラ・テティス・シレーナー~~!!」
大喜びで彼女達と抱き合うキアーラ、その下には俺が無残に倒れている、
そんな俺を見たキアーラは舌をちょいと出して神殿を後にしていった、
そうして4人は・・俺をひきづり聖堂に向かって歩いて行く。
尚イリュージョンフェアリー達はその後俺のお供がなんとか介護した、
気絶した俺は聖堂に連れて行かれ急ぎ着替えをされて聖堂に立つ・・
まあつっかい棒で身体を支えられた状態ではあるが・・
暇だったルーム国王が壇上に立ち花嫁達に尋ねる。
「ミラ・ティアラ・テティス・シレーナ、貴殿達はこの男を・・
コウを生涯の夫とし尽くすことを誓いますか?」
「はい誓います!!!!」
こうして俺は挙式を挙げ・・
・・・
新たに4人妻が増え・・
・・・
このあと猛烈な営みが待っていたのだった。




