表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
494/793

攻めあぐむ俺達と各拠点に配備される旗艦名





艦砲射撃からしばらくして・・




俺達は戦艦三笠を沖に停泊させ謎の洞窟を人工衛星で監視している、

猛烈な艦砲射撃を受けた洞窟は当初炎を噴き出していたが今は煙のみ、

ここで俺は妙な気配を感じ攻めあぐむ、突撃するか様子を見るか・・




・・・




結論が出ないので一旦皆を集め緊急会議、一気に上陸するかを尋ねたが・・




・・・




俺の質問に対してミオ達女性陣はこう返答する!




「正直無気味ですね、あの大陸そのものが幻惑のような感じがします、

あれだけいた魔物達が瞬時に消えた所を見ると敵は得体がしれません、

私達としてはしばらくここに留まり様子を見た方がいいと思います」




ミオ達は事前に話し合っていて・・




・・・




以前カサンドラとエスメラルダは幻惑系の魔物に襲われ部隊は全滅、

そのトラウマなのか・・この2人は確定が無い限り上陸は危険と判断、

これには子供達も同じ意見、しばらく様子を見るべきだと訴えている。




続いて特戦隊たちの意見を聞く。




「確かにあの大陸は・・何か得体の知れない力は感じるよ、でもね・・

僕達としてはこのまま様子を見ても変化はないと思う、だからね・・

以前君達がハヤテ君達に行った方法をするのがいいと思うんだよ」




これは以前破壊神が攻めてきた時使い捨て兵として連行された種族、

聖皇族と光輝族が故郷の星に戻ったが破壊神の魔物が多数残っていた、

その中から革新魔物に進化したハヤテ達との対応を例として挙げた。




この時は乗務員エルフがある案を進言したのでそれを抜粋します。




「現時点その3体は巨大魔物を倒されたのでこちらに気付いているはず、

ですがその3体は破壊神の覇気を感じたのに山奥で動かない、なので・・

この事から推測するにその3体は私達のような理性の意識があると思います」




つづけて・・




「試しに信管を外したミサイルを撃ちそれに手紙を添えたらどうでしょう?

もしくはレコーダ―などで録音した音声を再生して対話に持ちかけるのです、

おそらく相手もそれを望んでいるでしょう、なので早めの行動を提案します」




抜粋はここまで!





山奥に隠れていたハヤテ達はこれに応じ以降俺達と同盟を組み仲間となった、

ルシファーは卿魔族も理性があると推測しエルフの案を応用するよう進言、

これにはミオ達や子供達も賛同、急ぎ準備することで話が纏まる。




急ぎ対地ミサイルの信管等を抜き手紙とドローンとおやつ等を詰め込む、

そして人工衛星で何かがいそうな場所を探す・・洞窟以外は平原の大陸、

なので試しにこの洞窟の中にミサイルを撃ち込むことにした。




なぜかエナが猛烈に発射合図をしたいと言うので任せた!




「対地ミサイル発射準備!目標未開の大陸の洞窟!」




「了解!対地ミサイル発射準備!」




この指示に応えるのはカオル、ニコニコしながら照準を合わせる、

そして発射ボタンを押す!




「ファイヤー!!!」




ズシューーーーーーーーーーーーン!!!




ミサイルは洞窟に向かって一直線、そして洞窟の中に入っていった、

2時間ほど待ったが何も応答が無いので洞窟内を調べることにした、

ここからはカメラ付きドローンを起動させ洞窟内を飛ばせている。




シュウウウウウウウーーーーーンン!!




ライトで辺りを照らしたが洞窟内には何もない、だが奥に続く穴があった、

ドローンはその穴に突入、俺達はモニターでその様子を注視していた。




そのころ・・




ルーム国、西の大陸、東の大陸、フェニックスの島、さらに経由島等、

これらの整備港で次々と改装を済ませ進水する威凛族の軍艦の数々、

航空母艦と一部の戦艦以外の軍艦が次々と新たな姿を現していた。




重巡・軽巡・駆逐艦が次々と最新鋭の姿で現れ各地に向かっていく、

感じとしては今迄の装備に加え最新のイージス艦のような感じとなる、

なので砲はほぼオートでも動かせて長距離ミサイルも装備している。




航空母艦に関しては戦闘機の配備も関わり手間が膨大なので後回し、

威凛族達は音速機の配備を要望しているのでF-5タイプを生産中、

だが指揮官クラスはセイビアーか橘隼を求めるのでこれらも追加生産。




尚ほとんどの空母は鳳翔クラスの大きさに改装、艦載機は3~40機、

これだけでも20隻以上あるので担当整備港は昼夜交代で改装している、

そのため各種族達も手が空いた者は各整備港に出向き手伝いをしている。




数が多すぎることもありほとんどの艦は番号で呼ぶが一部は名をつける、

尚戦艦三笠の姉妹艦の敷島、朝日、初瀬の3隻は最後に改装を予定している、

これらは三笠が戻ってきたらその内容を確認して同仕様にするそうだ。




・・・




俺達はこれに猛反対、プライベートの内容までコピーされてはたまらない

数々の玩具(鉄道模型など)や様々なぬいぐるみなど多彩な品を揃える、

なので兵装は許可するけどプライベート関連は事前に外そうとしたのだが・・




・・・




俺は後日ある妻の逆鱗に触れ・・とんでもない目に会うことになった、

尚これに関しては後日説明する。




一旦これはさておき・・・




王達と各幹部が話し合い各拠点の旗艦として戦艦を配備することにした、

それには艦名をつけようと皆が賛同、ただ敷島、朝日、初瀬はそのまま、

これらは馨響・威凛族の王族専用艦として別途扱いとなっている。




名前に関しては主に第一~二次大戦で使われていた艦及び未完成艦、

これらの名前を厳選して拠点の将軍と神官達が好みを選び命名した。




こうして・・




まず馨響側から、北から順に拠点に所属する戦艦の名前が発表される、

尚全艦金剛クラスで装備も金剛とほぼ同じにして部品の共通化を図った、

それと俺には旗艦名だけ報告が来た、俺が覚えられないと配慮したらしい。




・・・




お気遣いありがとうございます・・




俺に関してはさておき・・




まず馨響族領地の拠点に新たに配属される旗艦は以下の通り。




● 拠点アサバスカ配属戦艦(旗艦) = クールベ



● 拠点ナイアガラ配属戦艦(旗艦) = マジェンタ



● 拠点ヴィクトリア配属戦艦(旗艦) = プリンセス・ロイヤル



● 拠点グドルフォス配属戦艦(旗艦) = クィーンメリー



● 拠点クアンシー配属戦艦(旗艦) = デラウェア



● 拠点エンジェルフォール配属戦艦(旗艦) = フロリダ 



● 拠点イグアス配属戦艦(旗艦) = エスパーニャ




次に威凛側の拠点に配属される旗艦の発表が始まった。




● 拠点アルバート配属戦艦(旗艦) = ノースカロライナ



● 拠点スぺリオル配属戦艦(旗艦) = ペンシルベニア 



● 拠点ブルーレイク配属戦艦(旗艦) =  ドレッドノート



● 拠点グランセノーデ配属戦艦(旗艦) = ヴァンガード



● 拠点カインディ配属戦艦(旗艦) =  バイエルン



● 拠点ハルシュタット配属戦艦(旗艦) = フッド



● 拠点グシューナ配属戦艦(旗艦) = リヴェンジ




それと新たに白銀族の各拠点にも戦艦が配備されることとなる、

既に港は再整備されていて第7艦隊でも余裕で入れる港となっている、

名は以下の通り、尚白銀族の希望により全艦日本名で名付けている。




● 拠点「桜久遠」配属戦艦(旗艦) = 厳島。



● 拠点「松仙郷」配属戦艦(旗艦) = 松島。



● 拠点「桐玉響」配属戦艦(旗艦) = 橋立。 



● 拠点「檍銀湾」配属戦艦(旗艦) = 薩摩。



● 拠点「榊星彩」配属戦艦(旗艦) = 土佐。



● 拠点「椿爽籟」配属戦艦(旗艦) = 富士。 




尚海底種族にも戦艦(旗艦)が一隻譲渡されることとなった、

この艦は金剛と同じ仕様ではあるが軽巡神摩と同じ砕氷機能を追加、

真冬になるとディファレント・クラウディア城海域一帯が凍るからだ。




こちらも日本名を希望、既に神摩があるのでそれに合わせるらしい。




● クラウディア城配属戦艦(旗艦) = 鞍馬。




尚ランパート城には戦艦はなし、経由地なので必要ないと判断された、

現在ここはアズミが再開発中、俺が造ったクラウディア城に猛烈な嫉妬、

これを超える城、究極の楽園を造るんだと日々設計を繰り返し悶えていた。




・・・




アズミに関わるとろくなことが無いので放置することにした。




こうして・・




各拠点に配備する旗艦が進水、就航式を終え各拠点に向かっていく、

既に就航した重巡・軽巡、駆逐艦等も各地に向かい配備となった、

航空母艦に関しては後日改装を終えた艦を順次配備させる。




それと・・




大掛かりな改装をほぼ終え試運転を繰り返す第7艦隊の5隻、

見た目は今迄とそう大きな変化は無いが・・




その内容・・特に攻撃力は・・




・・・




今迄の比ではなかった。














評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ