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馨響族7将軍の集合と威凛族大神官の誕生





俺達がケ●リンの歌を三笠の甲板で歌っていたその頃・・




馨響族のキアーラが大会議を提案、馨響・威凛族の幹部を集結させた、

その目的は各地の新たな代表を決める事、尚アリスティード達も参加、

規模に応じて元パペット達を整備兵として派遣するためだ。




これに威凛族も同意し王達が急ぎ馨響城に集結、マーティン達も参加、

それと俺達の代表としてデーヴィドとエリーナ、レイナ達が参加している、

こうして大会議は開幕、尚白銀族と海底種族等もお忍びで参加している。




まずキアーラが立ち上がり語る!




「みなさまお集まりいただきありがとうございます、これより開催します、

まず我々馨響族の主要7都市を新たな軍事・経済特区として着工致します、

それに合わせて新たな都市名、指揮を担う新将軍をご紹介いたします。」




この言葉の後7人の若い精鋭が立ち上がりお辞儀、エリーナ達も応じた、

この中にはキアーラも含まれる、どうやら彼女を入れて7人らしい。




ここで豆知識!




馨響・威凛領地は大雑把に例えると北南アメリカ大陸の感じで鏡面大陸、

威凛側が鏡面側となり共にアラスカからボリビア辺りまでが管轄区となる、

尚パラグアイより南に白銀族達が住んでいて拠点を設け生活している。




馨響・威凛とも王が住む城はアメリカのサンフランシスコ辺りにある、

その間にハワイのような経由島があり軍艦整備港としての役割も担っている、

どちらも主に太平洋側に拠点が集中していて反対側は未開発が多い。




反対側が未開発なのは単に開発の必要がなく自然のままがいいという考え、

様々な種族がいるので開発すると自然破壊となりそれらの種族が困惑する、

なので拠点以外はほぼ手つかずなので拠点は陸の孤島的な場所が多い。




王達が俺達の高速鉄道を欲しがるのはこのため、陸路は移動が困難だから、

一部の種族は飛べるが持てる数が限られるので大量輸送はかなり難しい、

船なら大量輸送は可能だが天候に左右され時間がかかるのがその理由だ。




だが一部の民衆は自分の土地に高架橋を造ることに反対、理由は上記、

先祖代々の土地に異世界建築物を構築することは自然に反すると考える、

だが先般破壊神の攻撃で甚大な被害が出たので軍事関連なら受け入れてる。




なので王達は各拠点を軍事特区として鉄道を通そうと考えた、なので・・

試しにバイオレットの拠点を軍事特区として開発、驚くほどの進化を遂げる、

意外と民衆も抵抗なく受け入れたのでキアーラも手ごたえを感じ動き出した。




威凛側も新たな大神官を選び同じように拠点を整備する考えとなる、

今迄は12か所を拠点としていたが近い所は統合し7か所に絞った、

12の神官は7人に減らし残りは王の側近として働くこととなった。




豆知識はここまで!




まず馨響族の7将軍の紹介、同時に管轄区の紹介となる、尚・・

キアーラが7将軍の一人で最高司令官となり馨響城付近を担当する、

候補の一人がキアーラに仕えたいと辞退したので彼女が受け継いだ。




こうして新拠点の名と将軍が紹介される、尚地名は異世界の滝の名前、

新将軍はなぜかヨーロッパで人気のある名前を選び命名していた、

これは単に呼びやすくするため、馨響の名前だと長くややこしいからだ。




こうして・・北から順に新たな拠点名の発表となる!




まずはアラスカとカナダの境界線辺りの新拠点名!




● 新都市名 = アサバスカ!


○ 新将軍 = オリバー(男性)




続いてカナダのバンクーバー辺りの感じの新拠点名!



● 新都市名 = ナイアガラ!

 

○ 新将軍 = オーロラ(女性)




続いて馨響城のある王都、アメリカのサンフランシスコ辺りの拠点!



● 新都市名 = ヴィクトリア!


○ 新将軍 = キアーラ(女性)(最高司令官)




続いてメキシコシティ辺りの感じの拠点!



● 新都市名 = グドルフォス!


○ 新将軍 = ミリー(女性)




続いて中米パナマ運河辺りの感じの拠点名!



● 新都市名 = クアンシー!


○ 新将軍 = フィンレー(男性)




続いてエクアドル辺りの感じの拠点名!



● 新都市名 = エンジェルフォール!


○ 新将軍 = ロビン(女性)




最後にボリビア辺りの感じの拠点名



● 新都市名 = イグアス!


○ 新将軍 = ローズ(女性)




「宜しくお願いします!!!!!!!」




パパチパチパチパチ!!!!!!!!!




7人の新将軍は整列し頭を下げる、同時に皆から祝福の拍手を受ける、

全員若いが気合い十分、今後彼ら彼女達が馨響領地の拠点を統括する、

後日この拠点は軍事化を進めこれらの都市を繋ぐ高速鉄道を開通させる。




一通りの紹介が済んだ後一旦休憩、皆雑談で話が盛り上がっていた、

30分程で休憩終了、ここからは威凛族の新体制の発表となる、

こちらは12人の神官を7人に絞る、さらにこの中から大神官を選ぶ。




尚威凛族も神官を辞退した5人は王の警護兼側近として働くこととなる、

操られていたとはいえ王達があっさり捕らえられ幽閉された事を重く見た、

なので警護を強化するため神官クラスを配備する必要があると判断した。




そうして・・




威凛族もわかりやすいからと言って馨響族と同じ流れで新体制を伝えた、

拠点の位置は鏡面ではあるが馨響とほぼ同じ感じなので似た流れにした、

なのでこちらも北から南に向けて紹介、さらに新大神官も選ばれる。




尚こちらは俺達の世界の各地にある湖の名前を都市名にしていた、

何故か新神官も俺達の世界の名前が呼びやすいのか引用している、

尚一部の神官はそのまま継続、担当の拠点を指揮することとなる。




こうして威凛側の新都市名と新神官の発表が始まった。




まずはアラスカとカナダの境界線辺りの新拠点名!




● 新都市名 = アルバート!


○ 新神官 = アウローラ(女性)




続いてカナダのバンクーバー辺りの感じの新拠点名!



● 都市名 = スぺリオル!


○ 新神官 = バイオレット(女性)(継続)




続いて威凛城のある王都、アメリカのサンフランシスコ辺りの拠点!



● 新都市名 = ブルーレイク!


○ 新神官 = シグマ(男性)(新大神官として指名される)




続いてメキシコシティ辺りの感じの拠点!



● 新都市名 = グランセノーデ!


○ 新神官 = サーシェス(男性)(継続)




続いて中米パナマ運河辺りの感じの拠点名!



● 新都市名 = カインディ!


○ 新神官 = ラインハルト(男性)(継続)




続いてエクアドル辺りの感じの拠点名!



● 新都市名 = ハルシュタット!


○ 新神官 = ジュリオ(男性)




最後にボリビア辺りの感じの拠点名



● 新都市名 = グシューナ!


○ 新神官 = ニコラ(男性)




「名前は以上となります、尚シグマに大神官の任を指名します!」




「えっ????お・・俺がですか???」




なんと新大神官に指名されたのはシグマ、彼は元々破壊神の出来損ない、

なので神官に指名されただけでも場違いなのに大神官に指名されて驚愕、

さすがにこれは受け入れられない・・バイオレットとラインハルトが語る。




「シグマさん私は賛成です!いえ貴方が最適と私は判断しました」




「君の戸惑いはわかるよ、だけどワシから見ても君が最適だと思うんだ」




まさかの2人からの賛同、さらにサーシェスも語り出す。




「あなたが元破壊神の出来損ないとは聞いてます、でもそれは些細なこと、

貴方の活躍や姿勢、行動を見ているうちに一番適していると思いました、

今の貴方は大神官に相応しいと私も思います、なので受け入れてください」




戸惑うシグマを励ますかのように他の面々も背中を押す、彼は感激した、

この星に来て共に破壊神と戦い一緒に生きようと日々努力を尽してきた、

その甲斐あって神官に指名されて・・彼はその時心にある誓いをする。




この星が危機の時は・・




自分の持てるすべての力を発揮して威凛族の為に尽そうと誓う彼、

その姿を見てきたバイオレット達は彼こそが大神官に相応しいと考える、

なので元大神官が何かしら不手際を起こしたら追い出そうと考えていた。




だが大神官は死んだので・・




シグマを新たな大神官に推薦したのは当然の流れだった。




シグマは感激し・・その大任を引き受け挨拶。




「私のような異端を受け入れてくださり・・さらに大任を任されました、

このシグマ持てる力を威凛族・・いえ共存するすべての種族に尽します、

まだまだ未熟な点もあるかと思いますが今後も宜しくお願いします!」




パチパチパチパチ!!!!!!!!




皆から祝福されるシグマ、彼は専用の衣装を纏い大神官となった。




こうして・・




馨響・威凛族の新体制が構築されたので皆は行動に移り出す、

具体的には各7つの都市を軍事経済特区として高速鉄道を開通させる、

そうして持てるすべての用意を行い破壊神の襲撃に備える事となる。




会議が済んだ後各王族は経緯を説明し軍事経済特区に鉄道を開通させる、

この行動に反対する民衆はいなかった、逆に土地を提供してきたのだ、

いつ来るかわからない破壊神に備えるためにも・・




・・・




民衆は・・



蟠りを捨て・・



出来る最善の備えをするために・・



・・・



気合いを入れ動き出した。




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