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頼もしい援軍と7色に輝く極秘装備の緊急始動





俺は究極破壊斬を大神官に向けて放つ!大神官は剣でそれを受け止める、

だが巨大な戦艦大和の動力を圧力に変えたこの技は人間サイズでは防げない、

それを知らない大神官は・・剣が折れまともにこの技を受けた!




ドガガガガガガガガガガガガーーーーーーーーーン!!!




ウギャアアアアアアアアアアアーーーーーー!!!




大神官の身体は木端微塵となり・・その中から破壊神が姿を現した、

この技を受けたためか・・破壊神も相当なダメージを負い身体を震わす、

そして怒る、人間の俺に傷つけられた事が相当不愉快なのだろう。




「に・・人間ごときが我に傷を・・ゆ・・許さん!許さんぞ~~~!」




破壊神は猛烈に怒り・・巨大な本体を展開し俺に襲い掛かる!

俺は即座に反撃、するとブルーアイズが大和から動力を次々補給、

大和では停電と復旧が交互したが乗組員は冷静に対応していた。




「究極破壊斬!!!」




ズガガガガガガーーーーーン!!!!




「究極破壊斬!!!」




ズガガガガガガーーーーーン!!!!




惜しげもなくこの技を連射する俺、破壊神は受け止めるだけで精一杯、

猛烈に怒ってはいるがこの技は手を抜くと致命傷になると瞬時に判断、

なので最大防御でこの技を凌ぐ、だが徐々にダメージは蓄積していく。




「いい気になるなよ~この下等種族が~~!!!」




猛烈に怒る破壊神、だが俺は構わず究極破壊斬を連射し追い詰める、

最大防御とはいえこの技を受け続けるこの破壊神は上位と言っていい、

こいつはここで仕留めないと後が厄介だ、なので俺は手を抜かない。




「こ・・こうなれば・・」




破壊神は一旦離れなにやら呼び出している、すると空間に穴が開いた?

そこから出てくる巨大なヒドラ、下位の破壊神に匹敵する殺気を纏う、

それが2体、さすがの俺もこの展開には冷や汗をかく。




「フハハハ・・・いくら貴様でも3対1では勝ち目はあるまい?」




さらに破壊神はこの2体のヒドラにある呪文を促す!




「 増幅呪文アンプリフィケイション 」




2体のヒドラが光り輝く、殺気がさらに増し中級レベルまでパワーアップ、

こうなれば一体づつ倒す・・3体はまとめて攻めてきて俺は防御に集中、

ここでブルーアイズがある新技を展開する、その技とは・・




「 絶対防御アブソリュートディフェンス !!!」




オーロラのような光が俺を包む、するとヒドラがブレスを吐き出す!




ブォオオオオオオオオオオオーーーー!!!




俺は炎に包まれたが光のカーテンがそれを阻み瞬時に炎を吹き飛ばす、

どうやらこれは大和の動力を光に変えオーロラと化した光の壁のようだ、

おかげで助かった、その後もヒドラはブレスを吐くが壁がそれを阻む。




それを見た破壊神も参戦、3方向から攻めてきて俺は防御で精一杯、

猛烈な攻撃を何とか凌ぐ絶対防御だが・・これでは反撃が出来ない、

まずは一体でも倒さないと・・敵は高速で動き回り照準が定められない。




「コウよ、このままではまずいぞ!」




「ああそれはわかっている、だが・・」




王宮の最上階にいるイザベル、彼女は聖級クラスではあるが動けない、

あまりにレベルの差を痛感しているのか・・足が震えて動けずにいた、

まあこれは仕方ない、むしろ人質に取られたら完全にアウトだからな。




援護が期待出来ないと判断した俺は高速移動、だが敵も瞬時に追ってきた、

間を置くと俺が反撃すると察知した3体は猛攻撃を繰り返し俺の動きを止める、

切羽詰まった俺、このままではやられる・・



・・・




!!




その時!!




ズバーーーーーーーーーーンン!!!!!




ギャアアアアアアアアアアーーーーー!!!!!




一体のヒドラが悲鳴をあげる、その隙に俺は破壊神に究極破壊斬を放つ、

即座に最大防御を展開した破壊神だったが意表を突かれ吹き飛ばされる、

残るは一体・・そいつも背中から攻撃を受け悶えている。




「おいおい、3対1とは卑怯だぞ?」




「ほんとにね、私達が駆けつけなければ危なかったわ」




そこにいたのは・・



!!



俺の親友デーヴィドと妻のエリーナ、駆けつけてくれたのか?




「あのヒドラは俺が引き受ける、お前は破壊神を倒せ!」




「あっちのヒドラは私が引き受けるわ、あなたは破壊神を頼むわ」




2人は淡々とこう言った後・・さっさと俺を置いてヒドラに向かっていく、

まあ今は緊急事態、のんびり会話などしている余裕はない、なので・・

俺は破壊神だけに集中するため飛んでいった方向に急いだ。




王城の右側の空ではデーヴィドがヒドラと対峙、だがヒドラが優勢だ、

破壊神の中級に匹敵する今のヒドラに大苦戦のデーヴィド、さらに・・

彼の技はほとんど通用しない、このままではやられてしまう!




グギャアアアアアアーーーーー!!!




突然後ろから攻撃されたヒドラ、その隙にデーヴィドは距離をとった、

攻撃したのはカラミティ、慶清・霧生・彩華・ハヤテ、ツバキ、カリン、

ヒミコ、ステファニー、クリステル達も駆けつけデーヴィドの危機を救う。




「デーヴィド大丈夫か?」




「ああ助かったよ、こいつはかなり厄介だからな」




「そうだな・・ここは全員で叩きのめそう」




「そうだな、この際見栄は捨てて全員で倒そう」




同じ頃・・・




大苦戦のエリーナ、聖刀武蔵で何とか凌いでいたが力の差は歴然だった、

徐々に追いつめられるエリーナ、ヒドラはとどめのブレスを吐こう・・




グギャアアアアアアアーーーー!!!!




このヒドラも突然後ろから攻撃され大悲鳴、そして光がエリーナに近づく、

その光は天聖族のリィブラ、エリーナを抱き一旦ヒドラから離れた。




「エリーナさん大丈夫ですか?」




「え・・ええありがとう、こいつ相当厄介だわ」




「そのようですね、ここは皆で倒しましょう!」




エリーナのもとに駆け付けたのはリィブラ・カサンドラ・エスペランサ、

タウロ・ベアトリス・リサ・カプリコルニォ・アヤカ・ラン・ヘミニ、

アリエノール・ソネット達、彼女達はすぐさまヒドラに攻撃していった。




精鋭達は一斉にヒドラに集中攻撃、ヒドラは特殊攻撃を広範囲に展開、

具体的には死魔法、呪い、幻惑等、これらが精鋭達に襲い掛かってきた、

精鋭達は業宝石・魔封石等のアイテムを次々と使い何とか凌いでいた。




出し惜しみをしたら即座にやられると感じた精鋭達、さらに魔力も吸われる、

どうやらヒドラは離れていても敵の魔力を吸いとれるらしい、なので・・

精鋭達は魔力が尽きる前に倒すため最大奥義でヒドラに襲いかかった。




ちなみにサユミ・タケシ・謙玄等は艦の指揮を取るためこの場にはいない、

破壊神の猛烈な殺気を感じたサユミ達は急ぎ艦を動かし王宮に向かった、

各地は威凛族の神官たちに任せ神官達も頷き急ぎ自分の領地に戻った。




モンタナ、紀伊、信濃、武蔵は全速で大和のいる王宮近くの海に向かう、

その時異変が起きた、破壊神の超殺気を感知した第7艦隊が異変を起こす!




グィイイイイイイイイイーーーー!!!!!




キィイイイイイイイイイイイーーーーン!!!!




「えっ?えっ?どういうこと??」




「か・・艦の制御が効きません??」




武蔵・紀伊・モンタナ・信濃の4隻は緊急モードに突然切り替わる、

そして7色の光を発っした瞬間・・隠れていたAIが語り出す。




「今から本艦は緊急巡航を行う、皆衝撃に備えよ!」




1分後この4隻は加速、まるでホバークラフトのように水面を走る、

そのスピードは時速200km、スポーツカーでも乗ってるような加速、

皆驚き何かにしがみつく、艦は一目散にヒドラのいる方向に向かった。




そのころ・・




王宮の裏山の近くでデーヴィド達とエリーナ達がヒドラと戦闘を繰り広げる、

ヒドラは想像以上に強く皆が総掛かりで攻撃してもすぐ再生し襲ってくる、

だが魔法関連だとヒドラが吸収し力に替えるので皆は銃や剣で応戦していた。




「こ・・このままではまずいな・・」




「ああ切っても撃ってもすぐ再生してくる、きりがない」




「それに魔力が吸われている、このままだとヤバいぞ」




「なにか強力な力で吹き飛ばさないと効果が無いようだな」




!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




「今から総攻撃を行う、皆は一旦離れその後敵を攻撃せよ!」




その時皆の頭に何かが響いた、その場から離れろと言わんばかりに・・

皆はその響きに驚くが・・なぜかこの響きは信じられると感じていた。




海上では7色を纏う4隻が猛スピードでこちらに向かってきていた、

そしてハイパーレールガンはじめ前面に全砲発射準備を行っていた、

さらにミサイルも展開、そして4隻は2手に分かれて攻撃体制となる。




モンタナと信濃はデーヴィド達と対峙するヒドラに、武蔵と紀伊、

この2隻はエリーナ達と対峙するヒドラに向けて全砲を向けた、

そして一斉攻撃、さらに後方の砲も発射準備をしていた。




「全砲発射!!!!」




ズシュウーーーーーーーーン!




ドガーーーーーーーーーーーン!!!!




全砲同時に発射されヒドラに向かう、すかさず4隻は角度を変える、

動かせる後方の砲塔を前面に向け一斉発射!2段砲撃を行った!




「全員逃げろ~~巻き込まれるぞ――!!」




「総員退避~!急いで逃げて~~~!!」




デーヴィドとエリーナの声に反応した精鋭達は瞬時にヒドラから離れる、

次の瞬間4隻が放った全砲弾がヒドラに直撃、さらに次が着弾した!




ズガガガガガガガガガガーーーーーン!!!!!!!!!!!




ギギャアアアアアアアアー!!!




2匹のヒドラは砲撃をまともに受け腹に大きな穴が開き苦しんでいる、

すかさず精鋭達が究極破壊斬の構え、一気にヒドラを吹き飛ばす気だ、

そして一斉攻撃!精鋭達全員の究極破壊斬が2匹のヒドラを叩き斬る!




「くらえ~~!!究極破壊斬!!!!!!!!!!!!!!!!」




ズガガガガガガガガガガーーーーン!!!!!




「さらに倍!究極破壊斬!!!!!!!!!!!!!」




ズガガガガガガガガガガーーーーン!!!!!




精鋭達の究極破壊斬の2段攻撃をまともに受けた2匹のヒドラは・・




・・・




跡形もなく消え去っていた。





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