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攻撃遮断の鏡面魔法と業宝石を使った流星魔法





魔猛牛の群れが次々と出てくる、そしてタウロ達に襲い掛かる、

一頭一頭は大した事は無いが数が多くダンションから次々出てくる、

だがタウロ達に焦りはない、こういう展開は想定の範囲内だからだ。




「ハアアアアアアアアアアアーーーー!!!!!」




!!!!!!!!!!!!!!!




タウロは覇気を展開、ベアトリスとリサも覇気を展開し辺りを覆う、

神級レベルのタウロと聖級上位のベアトリスとリサの強烈な覇気、

魔猛牛達はその覇気に怯み撤退、勝てない相手に挑むことはしない。




これを見て親衛隊は怯む、数で圧倒しタウロ達を追いつめる気だった、

だが神級レベルがいたことは想定外、魔猛牛達がどんどん逃げていく、

タウロ達は魔猛牛は攻撃せずにスルー、それを見た親衛隊達が動く!




「いまだ!全員攻撃開始!不審者たちを一掃しろ~~!」




ゴオオオオオオオオオオオオーーーー!!!




ズガガガガガーーーーーーン!!!!!!




親衛隊達は火炎や爆裂魔法を乱射!瞬く間に広場は焦土と化した、

だがタウロ達は・・




・・・




「うふふ・・この程度で私達を倒せるとでも?」




「ほんとなめられたものね、お仕置きが必要のようですね?」




「ええたっぷりお仕置きしましょう、皆さん覚悟はいいですか?」




タウロ・ベアトリス・リサの覇気が親衛隊の火炎爆裂魔法を遮断していた、

その後ろで戦闘態勢の特級各種族、タウロ達がかばったので無事だった、

もし特級各種族だけだと・・大被害をうけ生命の危機だった。




「長引かせると面倒です、私達がスタンガンで攻撃しましょう」




ベアトリスが案を出しタウロ達が頷く、そして3人はスタンガンを出した。




グワアアアアアアアアアアアーーーーー!!!!!!




次の瞬間超高速で動く3人、瞬く間にスタンガンで親衛隊を攻撃した、

スタンガンを受け力が下がった親衛隊達、これなら特級でも勝てる、

すぐさま特級各種族が攻撃、親衛隊達を全員倒し束縛、力を封印した。




「ここは任せます、ダンションの封印もお願いしますね」




「わかりました、お気をつけて!!!!!!!」




この場を特級各種族に任せタウロ達3人は神官のいる礼拝堂に急ぐ、

礼拝堂には一人の神官が立っていた、一旦止まるタウロ達3人、

まずは会話から始める、出来れば必要の無い戦いは避けたいからだ。




「ねえ話し合いは出来ないかしら?出来れば戦いたくないの」




これを聞いた神官は・・・




「なめられたもんだな、俺を侮るととんでもないことになるぞ」




怒り狂う神官、目は血走っていて殺気を剥き出しにしている。




どうやら話し合いは無理のようで戦闘態勢となるタウロ達、すると・・

神官はなにやら呪文のようなものを唱え・・展開した!




「ミラーサーフェス(鏡面)ディプロイ(展開)!」




キイイイイイイイイイイイイーーーーーン!!!!!!!




瞬く間に無数の鏡が展開され神官が鏡の中に吸い込まれていく、

そして魔法攻撃!乱反射を繰り返しタウロ達に襲い掛かる!!!





キュイイーーーーーーーーーン!!!!




「な・・なにこの攻撃?」



「よ・・予測がつきません!」



「こ・・これでは近づけません!」




魔法は聖級クラスで乱反射する度に増幅し威力を増していった、

さすがのタウロ達も直撃は危険と見て聖剣で魔法を切り刻んでいく、

長期戦になるとこちらが不利なので決着を急ぐ、だが敵も侮れない。




というのも・・




「ならこちらも魔法で反撃を・・」




「ダメよ!吸収されるだけだわ!」




相手の魔法は増幅して攻撃してくるが・・こちらの魔法は吸収される、

ならばとリサが聖槍を展開し鏡を割るが・・すぐ再生し視界を阻む、

そこでベアトリスが魔法銃マヒアを展開し攻撃、だが・・




ズキューンズキューーン!!!




パアアアアアアアーーーーーーーーン!!!




シュウウウウウウーーーーーー




鏡は数枚割れたが・・すぐに元通りとなった。




「ど・・どうします?このままでは時間だけが過ぎます」




「ええこの神官は侮れない、でも下手に攻撃すると跳ね返されるわ」




ここでベアトリスがある案を考える。




「魔法はダメですけど銃や槍なら鏡は割れます、でもすぐ再生・・

もっと強大な実物攻撃なら鏡を全部粉砕できると思うのです」




「ええその通りだと思うわ、でも私達には・・」




!!!




タウロ達はある武器を思い出した、それは第7艦隊の戦艦の主砲、

主砲弾の節約と連射を兼ね備えた氷裂弾、あれなら威力は強大だ、

あれを複数撃てば鏡は全部割れると考え近くにいる紀伊に連絡した。




ハアアアアアアアアアアアーーーー!!!




ガギィーーーーーーンン!!




パアアアアアアーーーーーーーーン!!!!




シュウウウウウウウウウ・・・・・




その間にタウロが巨大な斧で攻撃したが鏡はすぐに再生しはね返す、

タウロの斧は魔力を帯びていたので鏡は増幅し攻撃を跳ね返してきた、

どうやら魔力がほとんど無い弾等でないと全部跳ね返す鏡のようだ。




現在タウロ達が持つ武器で魔力を帯びていない武器はマヒアの実弾、

だがこれは22口径と小さく鏡は割れるが数枚なのですぐ再生する、

他にも手榴弾等があるが部分的な爆発なので敵まで届かなかった。




強大な魔力が逆に仇となったタウロ達、このままではまずい、

そこでベアトリスは紀伊の主砲弾すべてをここに撃てと指示を送る、

即座に紀伊が動く、2連装46センチ主砲6門が屋敷に向けられる。




だがここで問題が出た、氷裂弾だと屋敷の壁に当たると軌道が変わる、

しかし先にミサイルを撃つと近くにいるタウロ達も巻き添えになる、

そのため軌道上にある壁面だけを砕く必要があった。




「俺達に任せろ!壁だけを砕けばいいんだな?」




「ええ頼みます、壁だけを取り除けば敵を狙い撃ち出来ます」




「わかった、最小限の攻撃で壁だけを撃ち抜いてやる!」




それは信濃艦載機たち、既に離陸してるのでいつでも攻撃が出来る、

すぐさま紀伊の砲撃手が軌道計算、標的の軌道上の壁の位置を計算、

その結果を艦載機達に通達、艦載機は目標に向かって飛んでいく!




「目標確認!全機攻撃開始!」




キィィィィィイイイイイイーーーーーンン!!!!!




「 発射ファイヤー!」




ズシューーーーーーーーーン!!!




艦載機がミサイルを発射、それらは目標の壁目掛けて飛んでいく!

艦載機は即座に離脱、外で拝んでいる威凛族に見つかる前に離れた、

そして着弾!次の瞬間紀伊の全主砲弾・・氷裂弾を一気に放つ!




ズシュシュシュシュシューーーーン!!!



グワアアアアアアアアーーーーーーン!!!!




「全員退避~~!」




タウロ達は即座にその場を離れ・・次の瞬間氷裂弾が飛んできた、

6発の氷裂弾は鏡を次々と壊し貫き・・神官に目掛けて飛んできた、

驚く神官、だが逃げ遅れた神官はこの氷裂弾をまともに受けた!




バシィーーーーーーーーーーーーン!!!!




グアアアアアアアアアアアーーーーー!!!




神官は吹き飛びその場に倒れる、なんとか立つがかなりの重傷、

自慢の鏡は全部砕け散ったが衝撃を吸収し致命傷は避けられた、

その中からタウロ達がゆっくり歩いてきた!




「どう降参する?その傷だともう戦えないと思うけど?」




「お・・お前ら・・一体何をしたんだ?」




「教えてほしければ降参してからね、まだあなたは敵だから・・」




「ううう・・くそ・・グハ!!!」




神官は血を吐き倒れる、次の瞬間摂りついていた憑依魔物が出てきた、

即座に死魔法を・・その前にリサが周りこみ聖槍で背中を串刺しにした!




「グギャアアアアアアアーーー?」




「今よ!」




「ええ任せてください!」




ズバアアアアアアアアアアアアアーーーーーン!!!




タウロが巨大な斧を展開して憑依魔物を真っ二つ、次の瞬間!!




「メテオインフェルノ!!!」




ゴアアアアアアアアアアアアアー!!!!




ギャアアアアアアアアアーーーーーー!!!




なんとベアトリスは業宝石を自分の魔法に取り込み流星魔法を繰り出した、

地獄の業火と魔法が得意なベアトリスのコラボは想像を絶する業火を展開、

これをまともに受けた憑依魔物は瞬時に蒸発し消滅していった。




「う・・うううう・・」




神官が意識を取り戻した、タウロ達は念の為戦闘態勢のまま様子見・・




「う・・うん?なぜ俺は重傷を負っているんだ?」




どうやら正気に戻ったらしい、リサが言葉をかける。




「神官さん、私達の話を聞いていただけますか?」




これを聞いた神官は・・




・・・




「なにやら訳ありのようだな、説明をお願いできるかな?」




「わかりました!!!」




リサ達は・・・




正気に戻った神官に・・




今迄の経緯を詳しく説明していた。






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