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親衛隊への2段攻撃と謎の狙撃攻撃




信濃から放たれた誘導ミサイルは屋敷にいる親衛隊に目掛け飛んでいく、

そして着弾、だがそれは親衛隊では無くその頭上の天井を砕いた!!!




ズガガガガガーーーーーーーーーン!!!




武蔵の時は複数のミサイルを使い屋根壁を砕き次が飛んできて攻撃、

だが今回は天井のみ吹き飛ばし瓦礫を親衛隊の上に落としていく、

驚く親衛隊達、気を取られた隙を狙い慶清・霧生・彩華が襲い掛かる!




「はああああああああーーーーーー!!!」




ビリビリビリビリビリーーーーーー!!!!!!




グヮアアアアアアアアーーーーーーーー!!!!!!




慶清・霧生・彩華が一斉に襲い掛かり親衛隊にスタンガン攻撃!

力が落ちた親衛隊を特級種族達が攻撃を仕掛け次々と倒していく、

2段攻撃を繰り出した慶清達は親衛隊を全員倒し捕獲、束縛した。




「ここは任せます、あとダンションの封印をお願いします!」




「わかりました、お気をつけて!!!!!!!!!」




ここで特級種族達と別れ慶清・霧生・彩華は神官のいる礼拝堂に向かう、

特級各種族はダンションを探し封印作業、どうやら反対方向にあるらしい、

その気配を感じていた天聖族が慶清に分散を提案、彼も頷き了承していた。




10分ほど時間を費やしたが・・




特級各種族はダンションを発見、入口から複数のワニの魔物が出てきた、

どうやら理性は無いらしく攻撃を仕掛けてきたので止む無く応戦した、

魔物は上級クラスだったが・・




ザシュザシュザシュ!!!




特級各種族の敵ではなく瞬く間に切り刻まれ魔法で焼かれ蒸発していく、

皮は使えそう・・猛毒があるらしく触ると危険なので全部駆除した、

そして入口を封印魔法、こうしてダンションからの魔物は抑えられた。




その後特級種族達は親衛隊の所に戻り監視をしていた。




慶清・霧生・彩華達は礼拝堂に急く、この先には神官一人のはず・・

かなり奥に入ったのだが・・礼拝堂は未だに見えず落ち着かない3人。




「ねえ礼拝堂はまだなの?ここ暗いし迷路みたいだわ?」




「ああ俺もそう感じる、なにか幻惑魔法のような・・」




・・・




その時霧生の心臓に紅い光の球のようなものが・・・







「霧生避けろーーーーお前は狙われているぞ~~~!!!」




バシーーン!!!




慶清はとっさに霧生の背中を押し霧生を吹き飛ばす、次の瞬間・・




キューーーーーーーーン!




狙撃弾のようなものが飛んできて壁に当たる、霧生は紙一重でかわした。



キューーーーーーーーン!



キューーーーーーーーン!



さらに弾が飛んできたが身を伏せてなんとか凌いだ。




「全員鎧と盾を展開しろ!敵は狙撃手だ!」




「任せて!氷のアイスシールド全面展開!!!」




彩華は即座に氷の盾を球体にし仲間ごと包む、これで狙撃は防げた、

だが油断は出来ない、レーザーポインターを持っているとなれば・・

おそらく神官はスナイパーライフルを持ちどこかに隠れているのだろう。




ふと見るとレーザーポインタが壁に現れ獲物を探すような動きをしている、

ポインタの反対側を見たが気配は無く・・ポインタの数が増えていく?

2~30個はあるであろうポインタが壁に現れ獲物を探している。




・・・




彩華が展開したアイスシールドは反対側、今は気づかれてはいない、

だが妙だ、これだけのポインターが展開されるとなれば敵は複数のはず、

しかし気配は感じない、まるで幽霊が狙撃をしてるかのような無気味さだ。




・・・




慶清は考える、レーザーポインターは聞いてはいたが比較的最新の装備だ、

第一次大戦の艦隊が主な威凛族の兵器は初期の拳銃やスコープのはず、

だが壁のレーザーポインターは30はある、となれば敵は複数なのか?



・・・



ここで彩華があることを思い出す。




「ねえ・・戦艦紀伊は狙撃艦として生まれ変わった艦だよね?」




「ああそう聞いている、それがどうしたんだ?」




「でも紀伊のスナイパー達はあまりレーザーポインター使わないわよ?」




「明るい所だとわかりにくいし届くのは200m位だから距離も短い、

それに紀伊の狙撃は数10キロ遠くを狙うから衛星を活用している、

だから使う機会が少ないだけだ、あまり夜間戦はしないからな」



「あとコウさん達がいた世界では簡単なタイプだと・・

安く売ってたらしいぞ?だからそんなに珍しくはないそうだ」




「えっ?あれって安いの?」




「ああ会議で使う位のタイプなら4千ギル程度と聞いている」




「その程度の額なら大量生産されていても不思議ではないな・・」




「としたら・・あれは囮のポインター・・かもしれないわね」




ここで霧生が考える、ポインターは壁を照らしてはいるが・・

反対側を見ると暗闇だけで何も見えない・・・




・・・




「おい彩華、合図をしたら一部だけアイスシールドを解除してくれ」




「いいけど・・どの位解除したらいいの?」




「これが通る位でいい、外に蹴ったらすぐ再展開してくれ」




「わかったわ!」




霧生はサッカーボールを取り出し・・その中にある魔法を入れた、

それはドラ●エで言うレミーラのような魔法、ダンションを照らす、

それとある弾を取り出しついでにサングラスも3つ展開して仲間に配る。




「ねえここ暗いのになんでサングラスかけるの?」




「このあと猛烈に明るくなる、目の保護に必要だからな」




「なあ・・霧生よお前は敵の正体が分かったのか?」




「以前デーヴィドさんから聞いた話だ、彼は元アメリカ兵だ、

ある訓練・・深夜や洞窟等周りが暗い時に敵を攻撃する場合、

暗視スコープという装備を使えば真っ暗でも敵が見えたそうだ」




「そ・・そうなのか?」




「だがこの暗視スコープには欠点があるとも聞いている」




「それは・・何なの?」




「暗闇を見渡すため光を集め光子を多数の電子に変換するそうだ、

増えた電子を使って映像を映し出す構造と聞いている、なら・・」




「どうなるの?」




「暗闇のわずかな光を集め増幅、その時強烈な光が出たら・・

どうなるかはわかるだろう?それをこれからやるんだ」




「なんとなくわかったわ、一部アイスシールドを解くわね」




霧生は敵が暗視スコープを持っていて遠距離からの攻撃と予測した、

レーザーポインターを持っている位だから暗視スコープもあるだろう、

これを利用して敵を惑わせ1人づつ攻撃して始末する手はずのはず・・




・・・




どういう経緯で神官がこのような装備を手に入れたかはわからない、

だがアイスシールドを展開した時点から敵の攻撃は止まっている、

なので霧生は・・敵は自分達が見えてると判断し行動に出た!




「慶清ボールの狙撃は任せる、この弾を使え!」




渡したのは焼夷弾、これは対象物を着火させて焼き払う弾だ、

この弾を見た慶清は即座に理解し魔法銃マヒアに弾を込める。




「いくぞ!彩華アイスシールドを解除しろ!」




「オッケー!」




バッシーーーーーーーーーーンン!!!!




彩華はアイスシールドを一部解除、次の瞬間霧生がボールを蹴り飛ばす、

サッカーボールは壁の反対側に飛んでいき・・慶清が即座に銃で撃つ!




ズキューーーーーーーーーン!




バーーーーーーーーーーーーーン!!!!




キィーーーーーーーーーーーーーン!!!!!




猛烈な爆発音と強烈な光が辺りを覆う、次の瞬間・・・




グギャアアアアアアアアアアアアーーーー




遠くから悲鳴が聞こえる・・どうやらうまくいったようだ。




3人はシールドを解き悲鳴の方角に向かって走り出した。




その先では・・




強烈な光を増幅した暗視スコープを装着していた神官?が悶えまくる、

100m位離れていたのだが・・暗視スコープは高性能タイプのようだ、

猛烈に光を増幅したことで神官?の眼は猛烈なダメージを受けていた。




ちなみにレーザーポインターも複数柱や椅子などに固定されていた、

これで慶清達を惑わせようとしたらしい。




眼をやられ悶えまくる神官?を見て・・




慶清達は・・




・・・




聞きたいことが山ほどあるので・・




落ちつくまでしばらく様子を見ることにした。




だが・・・




「やれやれ・・こいつは使えるかと思ったがこの程度だったか・・」




突然声が聞こえた、すると隠し部屋らしきから男が1人出てきた、

となるとこいつは・・神官姿をしているがよく見ると人間の男た、

どうやら俺達の世界から召喚された狙撃専門の軍人だろう・・




バシューーーーーーン!!!




男はこの軍人に目掛け聖級魔法、軍人は瞬く間に焼かれ蒸発した。




「余興はこれまでだ、次は私がお相手しよう」




無気味な微笑みを浮かべながら・・




・・・



本当の神官が戦闘を仕掛けてきた!





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