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コウ・デーヴィド・エリーナ・クリスティーナへの特級原核




艦の振り分けがほぼ済んで一旦休憩を取ることとなった、

ちなみに潜水艦はどの部隊にも属さず各地偵察用として使う、

各種族から人材を選出しスパイの役割も担ってもらう事となった。


ケーキやドーナツ、希望者にはラーメンとおにぎりも用意した、

飲み物はラムネ、紅茶やコーヒー、お茶等が出て皆の表情が和らぐ、

あちこちで笑い声が響き楽しい休憩となった。


30分後休憩が終わり皆席に戻り気を引き締める。


ここからは要望があった個人で持つ武器サンプルを見せた。


手榴弾・拳銃の形をした小型バズーカ、狙撃用ライフル、手裏剣、

隠し拳銃、機関銃、サバイバルナイフ、忍者刀、ブーメラン、

携帯拳銃・グレネードランチャー、地雷等を見せた。


他にもハンググライダー、双眼鏡、ガンベルト・迷彩服、ヘルメット、

軍手、ガスマスク、トランシーバ、赤外線メガネ、パラシュート、

リュック、腕時計、シューズ、カイロ、浄水器付き水筒等を見せた。


魔法がある世界だからほとんど要らないかと思ったが・・


どれも好評で全種族全部欲しいと言うので増産することにした。



「魔法が効かない魔物が多いので重宝するものばかりです」



森で暮らすエマが興奮しながら話すから間違いないだろう。



さて頂いた武器の対価だが・・



カオスが部下に合図を送り何やら宝箱がたくさん入ってきた、

これを見てルーム国王たちが興奮する。



「これは各種族から集めた原核だ、君たちに使ってもらいたい」



様々な色をした光の球が宝箱を埋め尽くしていた。



俺コウとデーヴィド、エリーナとクリスティーナが呼ばれた、

俺達は横に並び背筋を伸ばす、少し笑いながらレイナが叫ぶ。



「原核たちよ!新たな主の力となりたまえ!」



原核たちは宝箱から飛び出し俺たちの心臓に近づき入ってきた。



「これであなた達もあらゆる上級魔法が使えるわ」



俺達は火・水(氷)・木・土(鉄等も含む)・光・闇・雷・風・

治癒(回復)・結界・混合・支配上級魔法が使えるようになった。


「人間は魔力蓄積が乏しいから上級魔法は難しいのでは?」


「今回あなた達に入った原核たちは他からも魔力を補うのよ、

具体的には他の魔族や動植物等からね、でも過信はダメよ、

魔力が溜まるまで時間がかかるから乱発は控えてね」



俺達ものすごいパワーアップだな。



ちなみにルーム国王・リシャール・アイザックも同じ処理が施された。



「これであなた達も魔法で魔物と戦えるわ」



俺達はガルーダたちに深く感謝の意を伝えた。



「それと・・あなた達4人にはこれを授けます」



レイナが出したのは光・雷・火・水の原核らしい、ただこれは?

リンゴくらいの大きさ、前に国王が召喚した時に使った原核のようだ。



「あなた達に特級原核を授けます」



すると原核はレイナから離れ俺たちの周りを飛び始めた、

どうやら品定めをしているようだ、2周ほど回転した後・・



光の原核は俺ルーカス・ コウ・ウィリアムズに。


雷の原核はデーヴィド・クロフォードに。


火の原核はエリーナ・マリア・レティシアに。


水の原核はクリスティーナ・マリア・レティシアに。


それぞれ身体の中に入ってきた。


「あなた達が心の底から「守りたい」と願った時原核は応えます、

その力は強大で、あなた達の心次第ではドラゴンも倒すでしょう、

あなた達なら正しい使い方をしてもらえると確信しこれを授けます」



責任重大だな・・



俺たちは改めて感謝の意を伝え・・



正当に使うと宣言した。



・・・



一週間後・・・



戦艦金剛・榛名・霧島・比叡・山城・扶桑の改装が完了した、

各艦はそれぞれ各種族に送られ訓練に励んでいた。



残るは大和・武蔵、そしてまだ見ぬ信濃と新造艦2隻。



俺達は・・


まだかまだかと・・


5隻の完成を待つ日々が続いた。







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