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特攻艦隊選定とイリュージョンフェアリーの亀甲縛り




ガルーダやグリフォン、天使族や天聖族等は人間姿でも空を飛べるが・・

この裏世界ではあえて戦闘機を操縦して現地に急ぐ、これには理由がある、

異なる種族がこの異世界に攻めてきたと思わせないことと・・



・・・



それ以上の強大な力を見せつけるため、特に大国の王達に脅威を見せつける、

魔法でも吹き飛ばす強大な攻撃がこちらにはあるぞと心からわからせるため、

というのも・・魔法があるこの世界では当然ながら魔法使いや魔道士等がいる。




これらは呪文を唱え炎・氷・雷・光などの魔法で攻撃してくるのだが・・

上級の魔道士でも呪文を唱え放出するのに2~3秒の時間を要するのだ、

だがこちらの飛び武器・・拳銃やバズーカ、機関銃などは瞬時に攻撃できる。




以前リン達が馬鹿王子達との交戦の際機関銃で魔法使い達を一掃している、

さらに魔法は一部を除き射程距離は約10~20mと短い、だが拳銃だと・・

30m位離れていても威力は同じ、なのでリン達は敵をあっさり殲滅している。




俺達の世界だと・・




各国が核兵器始め様々な殺戮兵器を軍事パレードなどで見せつけ他を威圧する、

残念ながら外部からの強力な攻撃を受けない限りこの見えない争いは延々と続く、

実際俺が住んでいた日本でも軍事力は拡大の一途を辿っている。



おそらくこの裏世界でも似た流れになるだろう、出来損ない達を倒しても・・

既に周りを制圧した大国はさらに挑発的となり軍事拡大を進めるのは間違いない、

そうなると被害を受けるのは小国に住む民衆だ、現時点でも攻撃を受けている。




そこで俺達は考えた!




まず元凶である破壊神の出来損ない達を倒す、そして各地の王達の意識を戻す、

王達が万一小国に詫びて復興を手助けするのなら・・俺達も喜んで手伝う、

だが冒険者たちの言葉通り王達が暴挙に出るのなら圧倒的な力で叩き潰す。




この行動は当然ながら最終的かつ最悪の場合のみになる、当然ながら・・

争いを好まない民衆も多数いるのでそれらを巻きこむことは避けたいのだ、

俺達のコンセプトは「共存」なので一部の暴挙だけを駆逐したいのだ。




これに関しては神族も同じ考えだ、だが自分達ではなくある種族に依頼する、

その種族も喜んで行動すると言っているそうだが・・一体誰なんだろう?

俺達は神族に尋ねたが・・




「う・ふ・ふ・・・! ナイショ!」




・・・



アフロディーテの言葉が気になるが・・嫌な予感がしたの皆黙認した。




これは一旦置いといて・・




まず第1、第8艦隊は艦隊を2つに分け片方は奇襲、片方は民衆の護衛、

まだ敵を追い払った程度なので・・体制を整えいつ攻めてくるか分からない、

なのでここも危険な状態、護衛を置かないと全滅の可能性もあるからだ。



話し合いの結果・・・



特攻艦隊は以下の通りとなる。



● 戦艦 ビスマルク・ティルピッツ。


● 航空母艦 伊吹、ホーネット・ヨークタウン。


● 重巡洋艦 アトラス。


● 駆逐艦 ルース。




民衆を守る艦隊は以下の通りとなる。



● 戦艦 アリゾナ・オクラホマ


● 航空母艦 阿蘇・レキシントン。


● 重巡洋艦 クインシ―。


● 軽巡洋艦 シュメール・ディアーナ。


● 駆逐艦 サイクロプス・ハイゴブリン。




特攻隊は川を上ることもあり艦隊は少な目にして航空戦力を増やした、

どの道戦闘は避けられないので戦闘機で一気に検問所を叩き潰す、

さらにビスマルク・ティルピッツは紀伊と同じように狙撃能力が高い。



その長所を生かしながら一気に川を上る、射程距離に入ったら総攻撃、

艦砲射撃で敵を攻撃し・・出来損ないが出てきたら集中砲火を浴びせる、

そうして弱ったところを精鋭隊が攻撃、一気に叩きのめす計画だ!



ちなみに特攻隊に参加する主な精鋭メンバーは以下の通りとなる、

リィヨン達は橘隼に乗って合流、ホーネットに着艦していた。




● 戦艦ビスマルクの艦長メディ(聖級クラス)



● 戦艦ティルピッツの艦長アグニ(聖級クラス)



● 航空母艦伊吹の艦長モカとココ(特級クラス)



● 重巡洋艦アトラスの艦長アトラス(神級クラス)



● 異世界親衛隊の桜華と虚空(聖級クラス)



● 天聖族のカンセェとリィヨン(神級クラス)




ちなみにスカイドラゴンの王アトラスは同じ名前の重巡アトラスの艦長、

艦のランクに拘りは無いが自分の名前の艦は自分が乗るべきだと主張、

それを聞いた技術者ライアン達が猛改造、王に相応しい艦に仕上げていた。




改造を施した重巡アトラスは巨大化して戦艦レベルになっているが・・

なぜかアトラスは重巡の名が好きらしく名前は重巡アトラスのまま、

だがその性能はビスマルクとほぼ同じレベルに仕上がっていた。




民衆を守る艦隊は上級ガルーダから昇格した特級のジセルが指揮する、

サポートするのが同じく特級にランクアップしたグリフォンのルミナ、

他にも特級・上級クラスが戦闘態勢、中級以下は艦の全般を担当する。




しばらくしたら補給部隊が到着、物資を急ぎ特攻艦隊に積み込んでいた、

それが済んだら各艦出港、道案内の冒険者数名も同乗し無人島を出る、

イルカ達の案内で敵に遭遇することなく川を辿りつき上ることが出来た。




まず第一の検問所は20km先にあるらしい・・




さてどうするか?




「お任せください!3分でカタをつけます!」




面倒だからと虚空たちが上級部下を連れて総攻撃、本当に3分で制圧した、

破壊神の先鋒部隊の一員だった彼らは敵の要所を瞬時に理解し制圧していく、

敵は早馬や狼煙を上げる間もなく桜華達の総攻撃で制圧されていた。




捕虜たちの中に・・




明らかに異なる1人の女性がいた、見た目25歳位の清純系美女だ、

どうやら彼女がこの検問所の指揮官らしいので急ぎ別室に連れていく、

そして尋問、こちらが欲しい情報を尋ねるが美女は口を塞いだままだった。




「いい加減に吐いたらどう?あなた達の元締めはどこにいるの?」




・・・




清純美女は薄ら笑いを浮かべ無言を貫く、俺達を小馬鹿にしているようだ、

縛られてはいるが俺達の対応が甘いので大したことはないと見ているらしい、

その空気を敏感に感じた白黒天使族のお姉さま達は・・




「はあ・・もうあれしかないわね」



「そうね・・あれは控えたかったけど仕方がないわね」




お姉さま達はアグニ達男性陣を部屋から追い出し縄を用意する・・




「ちょっと待って!その役私達に任せて!お願い!!!」




声を出したのはイリュージョンフェアリー、お姉さま達に懇願、

彼女達はその後各艦で働き・・秘かにあの技を習得していたのだ!

その熱意に負けたお姉さま達はイリュージョンフェアリーに任せた・・




・・・



「うふふ・・喋るなら今のうちよ!」




「うふふ・・」




「うふふのふ・・」




・・・



清純美女は嫌な予感がしたが・・喋る訳にはいかないので無言を貫く、

それを見たイリュージョンフェアリー達は残念そうに・・笑っていた!




「・・・うふふ・・悪い子にはお仕置きしなくちゃね・・」




「そうね・・仕方がないからね・・」




うふふ・・




うふふふふふ・・




・・・



「えっ??な・・何をする気なの?」




清純美女は慌てて訴えるが・・もう遅かった!




「アァァァァァァアァァァァァァァァ~~!!」




イリュージョンフェアリー達は・・禁断の技を炸裂した!




「激!空中回転亀甲縛り!」




イヤァァァァァァアァァァァァァァァ~~!!




清純美女はエビ反り状で宙に浮き亀甲縛りをされて身動きが取れなくなる、

さらに恥ずかしい所にかかったロープは・・異様に太く突起物がある。




「 回転ろーりんぐ!」




グリグリグリグリグリ~~~~~~~!!!!




イヤァァァァァァアァァァァァァァァ~~!!




・・・



太い部分の縄は突如高速回転、恥ずかしい所を容赦なく刺激する、

悶絶する清純美女、さらに振動機能が働き刺激度は格段にアップ、

それが3分程続き・・清純美女は泡を吹き悶絶しながら気絶していた。




「うふふ・・気絶したわね」



「うふふ・・まあ仕方がないわ、話さないのが悪いのよ!」




恥かしい所が濡れまくった清純美女を見て・・




薄ら笑いのイリュージョンフェアリー達の傍で・・




・・・




あまりの刺激な技に思わず手で顔を隠すカンセェ・リィヨンとメディ、

だが・・



・・・



彼女達は手の隙間から・・



・・・



禁断の技をしっかり見ていた。














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