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天使族の心配事と新たな近衛隊の創設




アリエノールは俺の傍で添い寝、俺は久しぶりに彼女と深く話した、

まず雑談から始まり・・徐々に今後の事を俺はアリエノールに質問、

彼女は・・将来自分達の立ち位置の事をすごく心配していた。




というのも・・




今迄は頂点を極め自分の領地で我侭を尽していた彼女達だったが・・

俺達に敗れ格上の天聖族に敵わず・・中途半端な存在となってしまう、

この先子供達もこんな存在になるのかと・・不安な顔をしていた。



・・・



確かにそれはあるかもな・・




自分達が最高位だと疑わなかったが・・俺達に惨敗し天聖族に完敗、

さらにアシュラ達が加わりますます肩身の狭い思いをしているのだろう、

それに彼女達には率いる艦隊が無い・・なんとかしないといけないかも・・



・・・



俺はしばらく考え・・



・・・



天使族に相応しい立ち位置を創設する必要を感じていた、

だが隠密部隊はタケシやサユミ、各艦はエリーナ達が指揮している、

各地はカオス達、司令官の役割も神族や天聖族が担っているし・・



・・・



この異世界の天使族は派手さが好きで目立ちたがり屋、なので・・

思いっきり目立つ部隊がいいだろう、俺達の世界で目立つ部隊は・・



・・・



・・・





特に目立つ部隊があった!それは大空に光り輝くダイヤモンド!

アメリカが誇るブルーエンジェルス・サンダーバーズ等のアクロバット、

この部隊を参考に天使族に相応しい航空部隊を創設しよう!




「きゃああ?」




俺はベットから飛び起き急ぎ夜番の航空隊幹部に連絡を取る、

たまたま今夜の夜番は第1艦隊の航空部隊隊長がいたので問い合わせ、

俺の想いを聞いた隊長は・・




「それは面白そうですね、新たな部隊は創設できますよ!」




「ああ頼む、俺の直属の精鋭部隊として100人ほど隊員を募ってくれ」




「わかりました、人選はお任せ下さい、ただ創設は人間の裏世界、

こちらが落ち着いてからになりますが・・それでいいでしょうか?」




「ああ構わない、名前はこちらで考えておく」




「わかりました、ご期待ください!」




俺は電話を切り・・ベットでキョトンとしているアリエノールに近づく、

そして彼女を抱きしめる、なぜか赤面となるアリエノール・・




「こ・・コウさん一体どうしたのですか?」




「アリエノール喜べ!天使族に相応しい部隊を創設するぞ!」




「えっ??ええ~~~~???」




俺は一旦アリエノールと席に座り・・俺が考える新たな部隊を説明した、

具体的には俺の頭の上を守る航空部隊、その指揮官が14天王となる、

主な任務は俺の護衛・・は建前で空を舞う優雅な特殊航空近衛隊となる。



例えるなら空の宝塚のような優雅で可憐な組織、なので・・

一応俺は司令官、守るに相応しい容姿や技術、振る舞い等が求められる。



・・・



まあ・・



ほったらかしが多い俺に豪華な振る舞いなどは必要ない、自由に・・



・・・



・・・



アリエノールは俺の話を聞き大歓喜!猛烈に涙を流し感動している、

ブルーインパルスの事は天使族も知っている、航空隊に経験者がいたからだ、

実際に天使族は航空隊と共に戦場に駆け付け何度も打ち合せしている仲だ。




ここで俺はアリエノールに尋ねる、特殊航空近衛隊を指揮できるか・・




「も・・もちろんです!お・・お任せください!」




新たな特殊航空近衛隊を創設する話を聞いたアリエノールは号泣、

俺達は抱き合いながらベットに戻る、だが営みはせずに話し合う、

大雑把に感じを話したところで・・いつの間にか夜が明けていた。



・・・



すっかり徹夜となったが・・アリエノールは大喜びで仲間の元に戻った、

俺はシャワーを浴び朝食、次のブラックエンジェルのシャーロットを急ぎ呼ぶ、

まず俺とシャーロットは一緒に食事、合間に昨夜の案をシャーロットに話す。



シャーロットは少し考え・・



「いい案だと思います、ですが問題も出そうかと・・」



「具体的には?」



「天使族だけがコウさんの近衛隊となると・・他も同様の地位を求めます、

そのため不満を持つ者が現れ最悪内乱が起きるかもしれませんね」




それは厄介だな・・




「なので特殊航空近衛隊の他にも複数同等の組織を創設することを提案します、

それらに関してはある程度の制限を設けそれにクリアした種族に地位を与える、

この位用心しないと・・まずいかと思います 」




「気になるな・・どうしてだ?」




「この異世界の住民だけなら問題ありません、ですが今は・・

アシュラさんはじめ聖級以上の精鋭が集う今は複数の組織が必要なのです、

特にこの流れが続けば他種族が増えさらなる組織編成が要ると思います」




「そこまで用心が必要なのか?」




「現に種族は増えています、さらに人間の裏世界からも来ると思います、

そして・・サナさんやサキさんの故郷に繋がった時さらに増えるかと・・」




それはあり得るな・・




しかし・・




・・・



シャーロットから聞いて改めて思ったが・・



この異世界は俺達が来てからどんどん仲間が増え発展を続けている、

各地は街から都市に変貌し・・最先端の技術を駆使して生活は向上、

戦火は無くなり食糧難も消え各種族は手を結び・・笑顔が増えた。



・・・



この次の段階を考えるべき・・



とシャーロットは言いたいのだろう。




「さてお仕事の話はこれまでです!ここからは営みの時間ですよ!

少々お待ちください!すぐに準備して参ります!」



・・・



シャーロットは急ぎシャワールームに向かいお色直し、ちなみに・・

さっきまではパジャマ姿、営みが翌日なのでパジャマで寝ていたのだ、

俺が相談があると言ったのて急ぎ起きてパジャマ姿で駆け付けていた。



・・・



俺としては・・




パジャマ姿のシャーロットを思い出すと・・なんか可愛いのだ、

なぜかムラムラしてきた俺、急ぎシャワールームに駆け出す俺、

シャーロットはまだパジャマ姿のままで急ぎ顔と歯を洗っていた。




すっぴんのシャーロットは鏡に映った俺を見てびっくりしていた、

色黒で屈託のない素顔に見惚れた俺、思わず抱きつきお姫様だっこ!




「こ・・コウさん私まだ準備中です!」




物凄く照れながら赤面になるシャーロット、冷静な分析官タイプの彼女、

だが俺のこの行動は予想外だったらしく・・明らかに取り乱しうろたえる顔、

逆にその表情が可愛らしく興奮が止まらない俺、ゆっくりベットに寝かせる。




「こ・・コウさんマジで・・マジで待ってください!」




シャーロットとしては万全の化粧体勢で自分の魅力を最大限に引き出し・・

俺との時間をより快適にしようと化粧や衣類も気合い入れて準備していた、

ちなみに用意していたのは・・ハワイ等で見かけるアロハ系の服だった。





・・・




「すまんなシャーロット・・マジで・・待てない!!!」




俺は我慢の限界!そのままシャーロットに抱きつき胸に手を入れる、

思わず俺の手を掴んで離そうとするが・・俺はそのまま彼女に抱きつく、

そして首筋にキスしながら・・唇に濃厚なキスをしながらパジャマを脱がす。




「あっ・・あん・・」




激しい求めに観念したのかシャーロットはゆっくりと俺を受け入れる、

俺はそれを感じ・・勢いを増して彼女を求めまくり・・激しさを増す、

ちなみに俺はこの日も七色の真珠は飲んでいないのだが・・




・・・




俺は一体どうしたのかな?




自分でも不思議なのだが・・だが俺の性欲は衰えるどころか激しくなる、

シャーロットも・・前の時の俺はどこか遠慮がちで抑え目な所があった、

そのため彼女の方が激しく求めてきたのだが・・




・・・




「えっ?あ・・ああああ~~~~」




パジャマに加え着ていた下着も脱がされ丸裸のシャーロット、すごく照れる、

急いで布団で身体を隠す・・だが俺は逆に燃えまくり布団に潜り込む、

そして・・俺の熱いモノを彼女の身体に挿入、彼女は悶えまくる・・





「ああああああああ~~~~~」





その後も・・何度も彼女を求めまくり昇天を繰り返す俺とシャーロット、

お互い汗びっちょになり抱きまくる、そしていつの間にか寝てしまった、

お互い疲れ果て熟睡・・




・・・




チャ~~ララララ~ララン! チャラチャ~チャチャン!!!




ここで時間切れ、シャーロットに抱きつき離れようとしない俺だが・・

彼女は俺にキスした後ゆっくりと離れシャワールームに消えていく、

未練たっぷりの俺だが・・




・・・




「うふふ・・寂しがらないでください、私が慰めますよ!」




俺の目の前には・・




・・・




メガネをかけて・・




「うふふ社長!お待たせしました!」




背広姿・・社長秘書のようなベアトリスがいた。
















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