笑顔の裏に潜む悪戯心と新選組の出陣
天使族のアリエノールが部屋にいた、次のお相手は彼女のようだ、
アリエノールは照れ笑いしながら俺の傍に寄り身体を押し付けてくる、
なんか子猫のような感じでかわいい・・思わず頭をナデナデした俺。
「うふふ・・やっとこの時が来たのね・・」
すごく嬉しそうなアリエノール、まるで少女のような顔で俺にキスしてくる、
ただでさえ美しいのに加え満面の笑顔で俺を見つめるその姿は・・
・・・
その笑顔を見て俺は・・
・・・
ドキドキが止まらない、付き合いも長く見慣れた彼女なのに・・
・・・
「うふふ・・どうしたの?顔が赤いわよ?」
この言葉で我に返る俺、一体どうしたのだろう?こんなことは初めてだ、
美しさでは互角・・いやそれ以上かもしれない天聖族達を見てきた俺なのに・・
・・・
?
???
アリエノールの左手から何かが見えた、俺は即座にそれを取り上げる、
それは・・どう見ても誘惑系の薬、それもかなり強烈なタイプのようだ、
ご丁寧に裏にはしっかり注意書きが記載してあった!
「この薬はかなり強烈なので取り扱いにはご注意を!」
・・・
俺はアリエノールを脳天グリグリゲンコツの刑に処した!
「イッタ~~~イ!!!」
何考えているんだ!まったく・・
「えへへ・・でもドキドキしたでしょ?」
それは否定しない!
「じゃ・・始める?」
彼女は・・いつものアリエノールに戻り俺を誘惑してくる、
なぜかその姿を見て俺はホッとした、なので一旦距離を置いて・・
俺は机の方に移動して用意してあるおやつを食べ・・
「食べるより私との営みが先でしょ!!!!」
俺としては先におやつを食べたい・・
アリエノールは翼を広げ俺に飛びかかり濃厚なキスを繰り返す・・
ブッチュ~~~~~~~~~~!!!!
アリエノールは手にカメラを持ちキスを撮影、これで夫婦だと断言!
「うふふふふ・・久々の男よ!男よ!男だわ~~~!」
なんなんだこいつは・・
俺は山姥に襲われるような気持ちで彼女と営みを繰り返す、
だが不思議と俺も徐々に燃えてきてアリエノールを激しく求めていく、
気がつけば・・10回以上俺は昇天となり大満足の営みとなっていた。
「うふふ・・気持ちよかったわよ~~」
まるでAV女優のような眼つきで俺に微笑むアリエノール、すると・・
「えいっ!!!!」
丸裸の状態で寝ている俺の上にダイビング、俺達は子供のように抱きあった、
なぜか俺達は意識を失いそのまま爆睡、30分の間抱き合って眠っていた、
すると・・お互い何かが光り輝くような夢を見ていた。
チャ~~ララララ~ララン! チャラチャ~チャチャン!!!
お別れのBGMが流れてきて・・アリエノールとはここでお別れとなる、
アリエノールは猛烈なキスをした後笑顔でシャワールームに消えて行った、
俺はタオルで身体を包まれ隣の部屋に・・少し小腹がすいてきた。
先にシャワーを浴びろと言われ俺はしぶしぶ身体を洗う・・のだが・・
・・・
欲情が出てきたメイドさんがシャワー室に入ってきて・・服を脱ぎ出す、
次の瞬間・・俺は意識を失いなぜかベットの上で・・裸で寝ている?
するとバスタオル姿のベアトリスが傍に来て・・そっと俺にキス。
「コウさんつまみ食いは許しませんよ!順番は守ってくださいね」
俺はなにもしてないちゅーの!!!
どうやらメイドさんもベアトリスの睡眠魔法で眠らされたようだ、
先程営んだ片づけ途中のベットの上でいびきをかいていた。
「うふふ・・お待たせしました・・」
ベアトリスは大人の色気満載で俺に迫る、そして七色の真珠を口に含む、
それを口移しで俺に飲ませる、なぜかこれをされると俺は興奮MAXとなる、
そこからは野生の本能そのまんまで俺はベアトリスを求め続けた。
「あっ・・コウ・・あん・・もっと・・やさしく・・」
ベアトリスの悶絶を聞いて俺はさらに興奮、猛烈な勢いで彼女を求めまくる、
さっきはアリエノールに押されていたがベアトリスに関しては俺が主導権、
山姥モードになる前に俺が昇天を繰り返す・・ベアトリスは満足したようだ。
だが・・
あまりにも魅力的な身体に燃える俺、リミッターが切れた俺はさらに求めまくる、
そして力尽きた俺はベットに横たわり・・ベアトリスが反撃してきた!
「うふふふふ・・久々の男よ!男よ!男だわ~~~!」
形勢逆転となり俺は襲われまくる、とても言葉では言えない営みとなる、
その後俺達は抱き合いながら爆睡、だが無情にも時間切れとなる。
チャ~~ララララ~ララン! チャラチャ~チャチャン!!!
チッと舌打ちながらベアトリスはタオルに包まれシャワールームに移動、
俺はタオルで包まれ隣の部屋に移動、ここで一旦休憩となった。
「私も一緒に食べさせてください」
シャーロットが隣に座り・・俺達は雑談しながらおやつを食べていた。
そのころ・・
決闘の準備に余念がない天聖族達、既に全員各街に到着している、
対する異世界新選組はアシュラからの激をもらい気合い十分・・・
・・・
なぜか編隊を組みそれぞれが気合いを入れ・・戦闘のポーズをとる。
まず・・
「う~~~~~~~~~うううう!!! わが名は桜華!」
剣を振りかざしポーズを決める桜華!なぜか妙にかっこいい。
「は~~~~~~~~あああ!!! 我こそは虚空!」
こちらは居合の構えで片膝を地につけ横目で誘惑の眼差し。
「があぁぁぁ~~~~~~~~~あ~!!! 俺は朱雀!」
彼はなぜか左肩をさらす、その肩には仁義に文字が書いてあった。
「うぉおおおおおおおお~~~~~~~!!! わが名は紅蓮!」
彼は片手で刀の柄を持ちながら・・もう一つの手は昇天の構えをしている。
「むぅ~~~~~~~~~~~ううう!!! 翡翠見参!」
彼は髪を靡かせ刀を構えて誘惑の眼差しでカメラを見る。
「おおおおおおおお~~~~~~~お! 仙嶽参上!」
彼は中心に立ち袴を靡かせて屈み両手を広げてポーズをとる。
我らこそは・・・
「 異世界新選組!!!!!! 」
ドッカ~~~~~~~~~ン!!!!!!!!
まるでギ●ュー特戦隊のような感じでポーズを決める異世界新選組!
そして円陣を組んでお互いの肩を掴み頭を下げて・・気合いを入れる、
代表して仙嶽が掛け声を出す!!!!!!
「さあ行くぞ~~~~~!ファイト~~~~~!!!!!!」
「オ~~~~~~~!!!!!!」
6人は一斉に空を飛びそれぞれの戦場に向かって飛んでいった、
それを静かに見ていたアシュラ、フレイ、フレイア達・・
・・・
「ねえあいつら何か勘違いしてない?」
「まあね、漫画の見過ぎよ、徹夜して見てたからね、単なる馬鹿よ」
フレイとフレイアは思いっきりダメ出し、んでアシュラは・・
・・・
何も語らず・・ただ静かに笑っていた。
その頃・・
各サッカー場で異世界新選組を待つ天聖族のアリエス達、既に準備完了、
サッカー場は超満員、他の施設でもパブリックビューを開催して盛り上がる、
なぜか観客は新選組のファイティングポーズを見ていて・・燃えていた。
まず第1試合が開催されるアンタレスの街ではカンセェが待ち構えていた、
そして空を飛んできた桜華、宙返りしながらサッカー場の芝生に降り立つ、
そしてカンセェに一礼!カンセェも一礼してお互い身構える。
ちなみにカンセェの心境は・・・
「・・うふふ・・カッコいいわね、ますます惚れたわ!」
・・・
深く追求することはやめることにした。
桜華は・・カンセェに向かってある宣言をする!
「カンセェさん!俺が勝ったら・・俺の妻になってください!」
対するカンセェは・・
「いいわよ!なら私が勝ったら私の夫になりなさい!」
宣言の意味あるのか?
俺のツッコミを無視して桜華は真剣な顔で答える!
ちなみに全会場同じような宣言をしていた。
「わかりました!その条件受けます!」
・・・
俺の冷めた目を無視して・・
「 第一試合はじめ! 」
「ハァアアアアアアア!!!」
「ヤァァァァァァァァ!!!」
白熱した戦いの幕が開かれた。