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エリーナの必殺技の炸裂とタケシの決意




エリーナが空を飛んでいる、その背中には純白の翼がなびく、

デュナミス達が最後の力を振り絞りシルバーアイズ達を憑依させる、

その力は・・この異世界最強の一角スノードラゴン達の魂だった。



その力を新たに得たエリーナ、聖刀「武蔵」を構える!




「デュナミスの仇討たせてもらうわ!」




これに対し・・オルクス級が構える。




「やれるものならやってみな!」



お互い睨みあい間合いを取る、どちらも空中で静止してる状態だ、

他のメンバー達も新たにシルバーアイズ達が憑依してパワーアップ、

驚いた事に天聖族のレッドアイズ、天使族のリファイアも力を増した。



「行くわよ!」



「ハァァァァァァァァァ~~~~~~!!!」



先に仕掛けたのはエリーナ、聖刀武蔵を振りかざし斬りつける、

即座にオルクス級も剣を展開、剣は衝突し猛烈な響き音を出す、

エリーナは即座に次の攻撃、オルクス級も負けじと反撃する。



ほぼ同時刻・・



タナトス級と対戦しているタケシ達、タケシは聖刀「紀伊」で攻撃、

さらにスノードラゴン・・父親たちの力を得た子供達はさらに光る、

まるで流星でも宿ったように光り超高速で攻撃を仕掛けるタケシ達。



各地では・・劣勢だった状況が一気に逆転、ただエニウェア達は苦戦中、

エニウェアとスノードラゴン達は・・どちらかと言えば天敵レベル、

そのためスノー・・シルバーアイズ達はカラミティ達には力を貸さない。



カラミティの方は・・エリーナ達のデュナミスがやられた事は知らない、

それとシルバーアイズという新たな力を得たことは知らない・・暇がない、

現在漆黒の大陸でもタナトス・オルクス級が攻めてきて応戦している。



南に逃げた敵は分散、一部は漆黒の大陸を攻め残りはリィブラ達と戦う、

タナトス級1人とオルクス級1人が漆黒の大陸付近でカラミティ達と交戦中。

ここが分散したのは・・まあ俺が蚊帳の外にされたことが原因なのだが・・




カラミティ達は総力戦、タナトス級はカラミティが抑えてはいるが・・

オルクス級に関しては特級クラスの首領と幹部達では相当荷が重く苦戦、

そのためリリスとリリトが戦闘機で援護することで何とか凌いでいる。



一旦話をエリーナに戻して・・



エリーナは聖刀「武蔵」と使いある考えを思いつく、それを聖刀に語る、

聖刀武蔵は・・驚くことに光り輝く、まるで了解したかのように・・

そしてホーリマジシャンを見る、ホーリマジシャンも頷いている。




「よし!!!行くわよ!」




まずホーリマジシャンが囮として気を引く、オルクス級は少し離れる、

その時エリーナが戦艦武蔵の主副砲弾・・光の弾を全弾聖刀に集める、

先程タケシが龍閃疾風斬を5連発したが・・エリーナはさらに追加する。



なんと!!!



龍閃疾風斬に加え天翔撃烈斬も絡め・・まとめて放つらしい、

だが距離があるので敵は避ける可能性が高い、そのためエリーナは・・



・・・



あえてホーリーマジシャンを呼び戻す、上から目線でオルクス級を挑発!




「ねえ・・私の渾身の攻撃受けてみる?受け止めたらあなたの勝ちでいいわ!」




これに対してオルクス級は・・



超格下の人間・・エリーナに馬鹿にされたことが相当な屈辱らしい、

だがすぐに冷静さを取り戻す、人間ごときが自分より強いわけはない、

おそらく・・ある程度の技は出すだろうが自分は耐えられる・・



オルクス級はこう考え・・だがこれが致命傷となる。



「いいだろう、お前の渾身の一撃跳ね返してやるわ!」



「本当にいいの?この技は驚異の破壊力よ?」



「ふん・・たがが人間の技を逃げていたら仲間に笑われるわ!

いいから放ってみろ!弾き飛ばしたらその首斬り落としてやる!」



「わかったわ!行くわよ!」



エリーナは・・2つの必殺技を絡めた・・新必殺技を放つ!




ハァァァァァァァァァァァァァァァ~~~~~~!!!!



キィ~~~~~~~~~~~~ン!!!!!!!!!




「奥義!龍翔疾烈斬りゅうしょうしっれつざん!!!!!!!!」




戦艦武蔵が誇る46センチ主砲弾3発と副砲弾5発が絡み合う、

それらは8色の光と化し猛烈な輝きと共に聖刀武蔵から放たれる!

オルクス級は剣を構え光を斬る・・次の瞬間大爆発がおこる。



グォォォォォォォォ~~~~~~~~!!!!!!!!!



ドガガガガガガガガガガガガ~~~~ン!!!



ぐ・・えっ?・・ギ・・ギャアアアアアアアアアアア~~~~!!!!



龍翔疾烈斬は・・オルクス級の構えた剣ごと爆発させ木端微塵にした、

跡形もなく吹き飛んだオルクス級、この結果は当然とも言える、

鋼鉄の艦でも砕く武蔵の主副砲弾を人間サイズで受け止めれる訳がない。



この勝負は・・エリーナの勝ちとなる。



だがエリーナも相当疲労している、鍛えたとはいえ生身の人間、

驚異の破壊力を持つ武蔵の主副砲弾の衝撃だけで疲労困憊となる、

そのまま意識を失い・・急ぎホーリーマジシャンが手当てを・・



・・・



回復が遅い、それもそのはずホーリーマジシャンも疲労困憊だ、

なんとか戦地を離れ・・木の陰にエリーナと共に隠れていた。



場所は変わり・・



地上で戦っていたホリー、カレン、ショウコがオルクス級と対戦、

ここは3対3で戦っていた、ほぼ互角だがお互い疲労が見えてきた、

その瞬間オルクス級が取り乱す、仲間がエリーナにやられたからだ。



同時にエリーナの勝利を感じたホリー達、仲間の勝利に喜ぶ、

次は自分達だと・・3人は一斉にオルクス級に攻撃を仕掛ける、

なんと・・カレン・ホリー・ショウコの順で縦並びとなる。




「行くわよ!」




3人は一斉に駆け出す、まずホリーが技を繰り出した!




「百撤槍!!!」




0.1秒の合間に100の槍攻撃を繰り出す、オルクス級は避ける・・

その上空からカレンが飛び出し・・同じく聖槍攻撃を繰り出す!




「百撤槍!!!」




たまらず後退するオルクス級、すかさずショウコがあの技を出す!




「 疾風飛翔剣!!!」




閃光がオルクス級を襲う、だがオルクス級はその攻撃を受け止めた!




「こんな技我らに通用すると思うのか?」



技を止められた3人は・・なぜか笑う!




「でしょうね・・ならこれはどうかしら?」



「なに?」



3人は・・・なんと技を合体させた!



聖槍を持つホリーとカレンの技!




天翔撃撤槍てんしょうげきてつそう」!!!




戦艦モンタナの主砲弾3発を光の槍に変えオルクス級を狙う、

技の詳細を知らないオルクス級はさっきと同じ感覚で技を受け止め・・





「この程度の技・・わざ・・?わざ~~~~~?」




ズガガガガガガガ~~~~~~~~~~~~ン!!!



米軍最強とも言えるモンタナの主砲弾をまともに受けたオルクス級、

この技を受けた2人のオルクス級は・・そのまま息絶え地面に倒れる、

もう一人は驚き・・隙が出来た!




「これで終わりです!」




天使族のショウコが・・必殺の技を放つ!




「龍閃疾風斬!及び天翔撃烈斬!!!」




ショウコはまず龍閃疾風斬を放ち・・即座に天翔撃烈斬を放つ、

オルクス級は龍閃疾風斬はなんとか抑え・・天翔撃烈斬が炸裂!




ズガガガガガガガ~~~~~~~~~~~~ン!!!




まともに食らったオルクス級は・・そのまま息絶え地面に倒れる、

苦戦はしたが・・なんとか勝ったホリー・カレン・ショウコ達、

だが3人ともヘトヘトだ、もう戦う力は残っていない。




「ハァハァ・・エリーナさんを・・」



「そ・・そうね・・急いで治療しないと・・」



「い・・急ぎましょう・・」




3人はフラフラになりながらもエリーナの元に急ぐ、何とか合流、

エリーナは気を失ったまま、カレンはスマホで救助を要請、

すぐさま・・空を飛ぶのは危険なのでクラーケンを呼び海中移動。



エリーナ達は・・



連絡を受けた第8艦隊が回収、急ぎ治癒母艦伊吹で治療を受けた。



少し遡り・・



東地域ではまだ戦いは続く、上空ではアデール・レティシア・サマンヌ、

この3人がオルクス級と戦闘中、タケシ・カンセェ・ビィルゴ・ピィシィズ、

この4人がタナトス級と戦っている、その中で・・・



・・・




「コウさん、悪いですがあの切り札先に使わせてもらいます!」




スノードラゴンのタケシが聖刀「紀伊」を構え気合いを入れる、

あの技でないとこいつには勝てない・・彼は切り札を使う決意をした。



そうして・・



キィィィィィィィィ~~~~~ン!!!




戦艦紀伊の動力・・約15万3千馬力の猛烈な出力、

これを聖刀に転送し猛烈な出力で敵を圧力撃滅する接近戦用の技・・




「 究 極 破 壊 斬 」




タケシは・・




「ハァァァァァァァァ~~~~」




タナトス級に向かって・・



・・・



猛烈な勢いで突っ込んでいった!





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