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異世界ハンターとの開戦と西の大陸での死闘




各艦隊は射程距離内に移動、全艦イージスミサイル発射準備完了、

神族のアルテミス達は7人の破壊神と交戦中、これで敵だと断定した!

人工衛星と各艦のレーダーで密集地帯を見つけ照準を合わせる。



敵は異常な数なので特に密集している所にミサイルを撃ち込む!

できるだけ数を減らすことが目的なので全艦一斉に発射する、

そのため今回はより破壊力を増した新たなイージスミサイルを使う。



そうして・・カウントダウンが始まる。



「発射5秒前・4・3・2・1・・発射!」




ズシュ~~~ン!!!



ズシュ~~~~ン!!!!



ズシュ~~~~~~ン!!!!!



全艦のイージスミサイルが一斉に火を噴き雲をすり抜ける、

その後落下して目標地点に到達、魔物達は何かと上を見る・・



次の瞬間・・・



強烈な閃光が辺りをつつむ・・



・・・



キィーーーーン!!!!




ズガガガガガガガ~~~~~~~ン!!!!!!!




ギャアアアアアアアアアアアア~~~~~???




イージスミサイルはまるで水爆のように大爆発!魔物を吹き飛ばす、

すぐさま第2弾!第3弾と放ちミサイルが空になるまで撃ち続ける、

猛烈な爆発は各地で起き魔物達を一瞬で・・大多数を消滅させた。




それを見ていた敵の幹部達は・・




「な・・なんだこの大爆発は?攻撃を受けたのか?」



「こ・・こんな攻撃見たことないわ、配下達のほとんどが消されたわ」



「う・嘘だろ?半分以上が一瞬で消されるなんて・・」




敵の幹部・・神級10名、聖級50名、他特級等はほとんど無事だが・・

この先制攻撃で約800万の魔物が消滅した、驚きを隠せない面々、

彼らは他の仲間に緊急連絡、他も俺達の先制攻撃で大ダメージを受けていた。



「ど・・どういう事よ?この異世界はフレア達が片づけたはずよ?」



「ああ・・そのはずなんだが・・どうやら失敗したらしいな」



「ど・・どうするの?破壊神様はここの神族と戦っているわ」



「そうだな・・俺達は宇宙には行けない、援護は出来ないからな、

となると・・ここの知的生命体をまず殲滅しよう!」



「そ・・そうね・それしかないわね」




彼らは千里眼を使い俺達の世界を観察、どうやら市街地を探している、

各地を発見されたので分散して攻めるようだ。




「俺達はこっちを攻める!お前たちはあっちを攻めろ!」



「ええ・・わかったわ」




重要幹部は男性に加え女性も多かった、おそらくフレアの姉妹だろう、

彼ら彼女達は残りの魔物達を分け自分達の護衛として連れて行くようだ、

複数に分かれた彼らは各地に飛んでいった。



ここからは・・規模が大きいのでまず西の大陸限定で話を進める。




「ウゥゥゥゥゥゥ~~~~!!!」




各地に最大の警報が鳴り響く、各町・各村は急ぎ応戦体勢に入る、

子供や老人などはシェルターに移動、戦える者は武器を手に持つ、

すぐさまロケットランチャーを備えた対空戦車などが出撃した。



キィーン!!



さらに各地に配備されたアイアンフレイムゴーレムが目を輝かす、

それらは盾やバズーカ、ガトリング砲などを持って動き出す、

これらは主にシェルターや市街地などを守るため配置につく。




「まわせ~~~~~~~!!!」




戦闘機がこの声を皮切りにエンジン始動!各機滑走路に向かう。



キィイイイイイイ~~~ン!!!!



バリバリバリバリ・・



各空港から戦闘機や戦闘ヘリが出撃、エルフなどが操縦している、

サーベルタイガーは聖剣「ウェスト」を口に加え前線に向かう、

高速列車は最寄りの駅で緊急停止!乗客はすぐさま戦闘態勢に入る。



敵は元サラマンダーのいた島付近の上空に群れている、

ここには第5艦隊が待機、既にイージスミサイルは使い果たした、

各艦はレールガン発射準備!旗艦の戦艦榛名・霧島の主砲が動く!



「全艦レールガン発射準備!その後艦砲射撃を行う!」



「了解!各艦戦闘準備急げ!」



「こちら航空母艦蒼龍、飛龍全戦闘機発進しました!」



「こちら重巡最上!垂直艦載機は全機出撃しました!」



「こちら重巡筑摩に熊野!いつでも撃てますよ!」



「こちら軽巡由良・鬼怒・川内・那珂、所定の位置につきました」



「こちら駆逐艦睦月・如月・弥生・卯月、準備は整いました」



ちなみに榛名・霧島の艦長のレイミとショウはこの場にはいない、

イージスミサイル発射後指揮を副長に任せ急ぎ飛んでいった。



なおショウの妻アズミとジュリアは既に北東の大陸に移動、

負傷者が出た時に対応する救護班として備えていた。



現在戦艦榛名にはアイリス、霧島にはエミリアが補佐として乗艦、

敵が戦闘以外・・例えば命乞いや交渉などを持ちかけたら対応、

彼女達は信頼できる事務員なのである程度の権限は持たせてある。




「あそこに敵がいるな、まずはあいつらから叩くぞ!」




聖級2人を指揮官として特級10人前後を従え第5艦隊に向かった、

他にも特級クラスが多数の魔物を従え西の大陸の各地に飛んでいく、

約100万の大群は分散して西の大陸を攻めてきた。


  


「来るぞ、全軍迎撃態勢に入れ!」




敵は・・まずは戦艦榛名・霧島が率いる第5艦隊に攻めてきた、

各艦レールガンを構え発射体制、敵は射程距離に近づいてくる、

そして・・




「敵射程距離に入りました」



「全艦レールガン発射!撃って撃って撃ちまくれ!!!」



ズシュー~~~~~ン!!!



ズシュシュシュ~~~~ン!!!!!



第5艦隊のレールガンが一斉に放たれる、敵との距離は約80km、

まさかこの距離から攻撃されるとは思ってなかった敵はほぼ無防備、

狙うは上級以上の隊長達、次々とレールガンの餌食となる。



ギャア?



グェ・・?



「えっ?どこから攻撃されたの?全然見えなかったわ・・」



それもそのはず、艦隊のレールガンの速度はマッハ8から9と超高速、

聖級の天聖族すらも見えないので・・特級クラスだとまずかわせない、

仲間が次から次へと撃ち落とされ聖級は怒り狂う・・



ここからは・・敵に関してはこう書いてきます!



● 破壊神 = バスタード!


● 神級  = タナトス!


● 聖級  = オルクス!


● 特級  = グリム!


● 上級  = ヘル!



※ 中級以下は「魔物」で統一します。



聖級のオルクス2人は配下達に散開を指示・・こっちには好都合、

既に各艦の甲板にはスナイパー達が待機しておりいつでも撃てる、

射程距離まであと少し・・・1分後敵が射程内に入った!



「スナイパー隊狙撃開始!特殊弾を撃ちまくれ!」



ズシュ~~~ン!!


ズシュ~~~ン!!!!


ズシュ~~~ン!!!!!!!



各艦のスナイパー達が一斉射撃、狙うは敵のグリム・ヘルクラスだ、

これらに幻惑作用がある弾を撃ち込み混乱させ同士討ちをさせる、

子供にも容赦しない卑劣な敵に対しては・・同情する余地は無い!



スナイパーの放った弾は次々命中、敵は錯乱を起こす!




グググ・・グヮア~~~~!!!!




グリムとヘルは錯乱し周りに上級・特級魔法を乱射!

魔物は予期せぬ味方の攻撃をまともに受け次々と堕ちていく、

この錯乱により敵の数は極度に減る、焦る男性オルクスは・・




「やむないな・・・ヘルファイア!」




ギャアアアアアアア・・




錯乱したグリムとヘル達を焼き尽くす、もう一人のオルクスが驚いた、

このオルクスは女性のようで・・怒りながら男性オルクスの胸を掴む!



「あなた何考えてるのよ!!!私の妹たちもいるのよ!」



「仕方ないだろ?こうでもしなれば部下が全滅だ!」



「それはわかるけど・・けど・・」



女性オルクスの涙は止まらない・・



「仇は討つさ!まずはあのデカい船を叩き潰す!」



男性オルクスは戦艦霧島に目をつけたようだ、睨みながら飛んでくる、

対する霧島は・・以前ヘミニ達が見せた巨大魔法をヒントにした新弾、

強力な魔法増幅弾を新たに備え主砲に装填、いつでも撃てる状態だ。



この魔法増幅弾の考えは・・



以前開発した結界増幅弾と考えは同じ、結界が増幅できるなら魔法も・・

敵が魔法を放つ前に増幅弾を撃ち込み膨張破裂させるという考えだ、

秘かに開発し下級魔法で試したところ魔法は膨らみ破裂した。



だが聖級クラスで試した事は無い、威力が大きすぎるので断念、

今回が初めての発射なので皆の緊張が隠せない、だがやるしかない、

皆は・・祈るような気持ちで主砲を見守る。




「ここまでだな!木端微塵にしてやるぞ!」




男性オルクスが巨大な火炎魔法を展開、どんどん膨らんでいく・・




「今だ!全主砲発射!」




ドッゴ~~~~~~~ン!!!




戦艦霧島から放たれた全主砲弾は・・



敵の魔法の中に入り込み・・



・・・



キィ~~~~~~~ン!!!



強烈な光が辺りを覆った。



















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