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こわいおねえさま達と異世界ハンターへの戦闘準備




俺達は一旦ルーム国に戻り主要メンバー全員が俺の家に集まる、

この日は晴天、爽やかな雰囲気の中なぜか俺は外で柱に縛られている、

その横で気合い十分な女性陣達、薄ら笑いをしながら俺に近づく。




「うふふ・・じゃあ・・私が最初にキスするわね!」




レイナが笑いながら俺にキスしようと唇を近づける、俺は首を振り逃げる、

すぐさまレイナは向きを変え唇を近づける、俺は反対に首を向け逃げる、

それを何度か繰り返し・・




ボカ!!!!!!




レイナが怒り俺の頭に強烈なゲンコツ!




「なんで逃げるのよ!!!あんたが望んだんでしょうが~~!」




だって・・



俺の目線の先にはアトラスやデーヴィド、ショウ達男性陣が睨む、

もしレイナ達とキスしたら容赦しないぞ!と思いっきり眼で訴えてる、

そして女性陣も怪しい眼で俺の部屋を睨んでいるから・・



キスの代償にと・・・



俺の部屋を物色し・・



・・・



俺の大事なコレクションを持ち帰る気満々、差し押さえの準備、

既に何点かは名前付きの紙が貼られており唾をつけられている、

マジで俺から根こそぎ奪おうとする女性陣が・・めちゃ怖い。




追い詰められた俺・・いや俺達はギブアップ!




「わかりました!説明するから許してください!」




3頭のブルーアイズが土下座して詫びる、ちなみにサイズは1m位、

彼らは大きさを調整できるので俺の部屋に入れるように身体を調整、

俺もひたすら謝り・・なんとか受け入れてもらったが・・




「チィ!!!」




あちこちで舌を打つ声が聞こえる、マジで持ち帰る気だったらしい、

特に天使族は先で俺との結婚があるからキスなんて痛くもかゆくもない、

キス一つでこれだけのコレクションが手に・・おねえさま達は燃えていた、




ちなみに・・・



天聖族達は俺が自分達のキスを受け入れる事は無いと見切っていた、

そのため俺がギブアップすることは確実、でも慰謝料を貰う気満々、

特に俺のコレクション・・様々なぬいぐるみを狙い目を光らせていた。



ただリィブラだけは・・少し残念そうな顔をしていた。



それとエリーナやクリスティーナも天聖族と同じ目線だった、

彼女達には今・・憑依ドラゴンがいないので空を飛べない、

俺が別のドラゴンのカードを持っていると見て了承・静観していた。



もし誰かとキスをしたら・・それを理由にドラゴンカードを奪う気でいた、

その前に俺が謝ったら・・お詫びとしてカードを求める気満々だった、

どっちに転んでも俺は彼女達にコレクションを奪われる運命だった。



サユミとレイミは特に問題無し、俺とキスなんて大したことは無かった、

ただタケシとショウはそれに憤慨、慰謝料として俺のコレクションを狙う、

ちなみにレイナ達を狙うカオスやアトラス達も同じ考えだった。



なぜかメイドのお姉さま達も俺のコレクションを狙う、理由は俺の浮気、

結婚を決めている自分達を差し置いて他の女性とキスすることは言語道断、

自分達の心を傷つけたのだから賠償は当然だと怒っていた。



・・・



なんてこわいおねえさまたちなんでしょう~~!




俺の謝罪を受け入れた女性陣だったが・・狙いの品は全部確保、

俺が考えた様々なぬいぐるみやカード等気になる品は全部差し押え、

さらに宝石や魔石なども没収、艦の精密模型以外全部取られた。



・・・



満面の笑顔で俺のコレクションをGETした女性陣、さらに・・

ここぞとばかり便乗した天使族と男性陣、メイドさん達も笑顔だ、

キスも中断し望みの品も手に入ったから・・もう怒る理由はなかった。




・・・




俺とブルーアイズと原核は・・ただ膝をつき泣くしかなかった。




ちなみに艦の精密模型に関しては・・頻繁に改造してるのであえてそのまま、

実物が頻繁に艦の改造をしているのでそれに合わせて俺も模型を改造している、

それを察知していた主要メンバーとメイドさん達は手をつけなかった。




「うふふ・・いつまで泣いてるの?さっさと説明しなさい!」




俺が作った特大のパンダぬいぐるみを抱えたレイナが笑顔で催促する、

他の女性陣はレッサーパンダや象、キリンなどのぬいぐるみを抱え笑顔、

これらの動物はこの異世界にはいないので・・めちゃ可愛いそうだ。



俺達はルーム国城の会議室に移動、ここで俺は急ぎカメラをタオルで塞ぐ、

この行為に驚く面々、今までは包み隠さず公表してたから当然だろう、

だが俺は急ぎマイクの電源も切る、そして紙にこう書いて皆に伝える。




「ここからは静観願う、もしかしたら破壊神達が見てるかもしれない」




これを見た主要メンバーは・・俺の意図を瞬時に理解した、

ここからは俺はA4位の紙とマジックを用意してそれに書いていく、

皆はそれを見て詳細を理解し・・息を飲む。




「これから教える技は・・俺達の最大の切り札だ!」




皆は頷き・・急ぎ席に座る。



俺は壇上に立ちマジックで技の詳細を書いて最前列のエリーナに渡す、

エリーナは詳細を見た後に隣のサユミに渡す・・それを繰り返していく、

そうして・・最後尾が見たら燃やせと書いているのでカオスが燃やした。



この流れで技の注意点や俺以外が使えるか?等を紙に書いて皆に伝えた、

結論から言うと主要メンバーは全員技を使えるが条件がある。



「 龍閃疾風斬 」



「 天翔撃烈斬 」



そして・・



「 究極破壊斬 」



の技は使える、だが出力等は俺が一旦光に変えて渡す必要がある、

俺は光の原核とブルーアイズ達がいるのでほぼ無限に放てるが・・

俺以外に関しては他もあるので容量が限られ回数に制限がある。



まず副砲弾を使った技・・



「 龍閃疾風斬 」



に関しては1人5発まで、これは武蔵や紀伊等の戦艦からも弾を調達する、

ちなみに長門などの艦からも調達は可能だが今回は第7艦隊に限定した、

どこで敵が見ているかわからないので・・皆は理解してくれた。



次に主砲弾を使った技・・



「 天翔撃烈斬 」



に関しては1人3発まで、これも第7艦隊の戦艦の主砲限定だ。




そして最大の切り札!



「 究極破壊斬 」



は1人1回しか使えない、膨大な出力のため体内に収まりきれない、

これに関しては第7艦隊全部の出力を使う、それには理由がある、

俺達がどれかの艦に集まると目立ち敵が疑うかもしれないからだ。



そのため・・



俺が各艦に出向き出力を光に変え主要メンバーに渡すようにした、

メンバーたちは分散して各艦で待機、出来るだけ目立つ行動は避ける、

特に天使族は目立つ行動が多いので自重してもらうよう頼んだ。



天使族も理解し・・頷いた。



この説明を聞いた天聖族達は・・



・・・



予想以上の・・



新たな技を会得したと・・心の中で喜んでいた。



一通りの説明を終えたら・・主要メンバーは紙になにか書いていた、

それは謝罪の言葉、俺がここまで深く用心していたことを理解したと・・

俺はそれを見て感激!!なら俺のコレクションを返してくれ・・



・・・



・・・



これに関しては皆は知らんぷり、絶対返す気は無いようだ、

すぐに部屋を出て逃げていく、俺は壇上で泣くしかなかった。



そうして・・



戦いの時が近づいてきた、皆はその時に向けて訓練を繰り返した、

既に主要メンバーへの準備も完了、いつでも戦える状態になっている、

各種族も戦闘準備完了、子供や老人たちはシェルターに移動している。



その日の朝・・




!!!!!!!




猛烈な殺気が俺達を襲う、だが備えていた俺達はすぐに振り払う、

各艦は出港し予想出没地点に移動、各砲を構えいつでも戦える、

航空母艦から各戦闘機も出撃!皆は気合いを入れ銃を構えた。



俺達の第7艦隊も出撃!一番数が出そうな南の大陸付近に移動した。



が・・





第7艦隊の大和・武蔵・信濃・紀伊・モンタナの5隻は・・

なぜか海上にはいない、ちなみに引き返してはいない、

ある場所で・・敵を撃滅するため息を潜めていた。



2時間後・・・



空間が開き・・



・・・



異世界ハンターたちが現れた!












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