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恐るべき究極の必殺技と女性陣からの意外な返事




戦艦大和の主砲・副砲弾を光に変えたブルーアイズグリームドラゴン達、

すると主砲3基9門分、副砲2基6門分の各砲弾が光と化し飛んでくる、

俺はまず副砲1弾を聖刀「大和」にとりこんだ。



今俺が普通に空を飛べるのは3頭のグリームドラゴンのおかげ、

彼らは空を飛べるのでその能力を俺に展開し俺も空を飛べている、

ドラゴンの憑依モンスターを従える者なら全員空を飛べるそうだ。



ちなみにドラゴンの憑依モンスターを従えていない天使族などは・・

元々空を飛べるので問題無し、現時点飛べないのはエリーナ等、

だが後日彼女達はあるカードのおかげで空を飛べるようになる。



・・・



なにか遠くからの目線を感じる・・



・・・



俺が振り向くと・・




少し離れた沖合いに4隻の軍艦が見えた、それは第7艦隊、

武蔵・信濃・紀伊・モンタナが距離を置いて静止していた、

その中にはエリーナはじめ各種族の幹部が俺を見守っていた。



どうやらエリーナ達はリィブラから詳細を聞いていたようだ、

全員ワクワクしながら艦橋や甲板・モニター越しに俺を注視している、

さらにカメラが複数備わり俺を撮影、各地に生中継されていた。



・・・



まだ秘密にしたかったのだが・・まあいいか!




「コウよ!標的を造るからそれを攻撃してみろ!」




グリームドラゴン達が付近の島にある大きな岩を光に変え転送、

まずは直径10m位の大きな岩を一つ俺の手前に展開、岩は浮いている、

俺は構え・・聖刀大和が光の副砲弾を展開、刃はさらに光り輝く。



俺は気合いを入れ・・



岩に向けて攻撃・・



ここでなぜかエニウェア姿のサーラが現れ俺に大声で一言!




「コウ兄ちゃ~~~~ん!必殺技の名前は~~~?」




・・・



別にいらないだろ?



考えるのも億劫だし・・



すると俺のスマホが突然鳴りスピーカーモードとなり罵声の嵐、

どうやら各地の子供達も俺の必殺技の名前を楽しみにしてるらしい、

親達があまりにもうるさいので・・俺は急ぎ必殺技の名前を考える。



その結果・・



まず副砲弾を使った技の名前は・・




「 龍閃疾風斬りゅうせんしっぷうざん 」




次に主砲を使った技の名前は・・




「 天翔撃烈斬てんしょうげきれつざん




上記の2つは砲弾を光の刃に変え敵に飛ばし攻撃する技だ。



もう一つ・・これは大和の動力約15万3千馬力の猛烈な出力、

これを聖刀に転送し猛烈な出力で敵を圧力撃滅する接近戦用の技だ。



これが相手に当たると・・



猛烈な出力が圧力となり敵を押し潰す、敵に逃れる術は無い、

たとえ神族クラスであっても人型だとこの圧力には敵わない、

例えるなら超巨人が蟻を殴り倒すような破壊力だからだ。



俺はこの技を・・




「 究極破壊斬アルティメットバスタースラッシュ




と名付けた。



だがこの技はあまりに危険すぎるので・・



この場では控え封印、この技は万一の際の切り札とした。



尚大和は出力を光に転送されても問題は一瞬だけ、というのも・・

常に出力は動力(ボイラーや魔力など)から生み出されているからだ、

出力は一瞬奪われるが・・動力が動いてるので問題は無い。



とりあえず俺は上記2つの技の名前をサーラに伝えた、

俺は改めて構える、まずは副砲を使った技を放つ!




「龍閃疾風斬!」




ドガガガガガガガガ~~~ンン!




直径10mの岩は跡形もなく砕け散った、これには皆が驚愕する、

副砲弾一つでこれだけの破壊力・・放った俺自身も驚きを隠せない、

さらにこの技は複数弾をまとめて放つことが出来る。



次に主砲弾を使った技を試す、今度は直径30m位の大岩だ、

俺は聖刀に主砲弾1つを取り込んだ、そして身構え技を放つ!




「天翔撃烈斬!」




俺は聖刀を岩に向かって大きく振り下ろす、聖刀から光刃が飛び出した、

猛烈なスピードで光刃は大岩に直撃!周りが震える大爆発を起こした!




ドガガガガガガガガガガガガガガ~~~ンン!!!!!!




先程の倍・・いや10倍かもしれない、俺自身も衝撃で震えた。

大岩は跡形もなく砕け散り・・その場には煙しか残っていない、

俺は上空から大和を見る、まさに世界最強の艦と言っていいだろう。



その艦の攻撃力が俺の手の中に・・



・・・



俺はこれらの扱いを・・特に慎重に行うことを誓った。



技のテストはここでやめた、あまりにも威力があるので中止した、

俺は降りて大和に艦橋に移動、聖刀を収納魔法に納めて休憩、

ちなみに残りの砲弾は元に戻して大和の倉庫に収まっている。



これを見ていた天使・天聖族はじめ各種族は驚きを隠せない。



というのも・・



単なる破壊力なら・・彼女達が放つ魔法の方が破壊力は大きい、

だがその分膨大な魔力を使うので数は撃てない、それに加え・・

魔法の場合は反射や封印魔法等で封じられたらお手上げだ。



だが俺が放つ技は実射弾なのでそれらは関係ない、当たれば大爆発だ、

それと数が放てるので複数の敵にも対応できる、さらに・・

憑依モンスターがサポートしてくれるので俺は放つだけでいい。



俺は・・



最小限の行動だけでこれだけの破壊力を得ることが出来たのだ。




この利点を瞬時に理解した各種族達は・・



「い・・急いで大和に行くわよ!」



「そ・・そうね善は急げよ!」




急ぎ大和に向かって飛んでくる、そして艦橋に殺到、俺に質問の嵐。




「あ・・あの技は私達にも出来るのですか?」



「ずるいわよ!私達にもあの技使わせなさいよ!」



「コウさん!他にもあるんでしょ?包み隠さず教えてください!」




ここからは会議室に場所を移す、あまりにうるさいのですぐに移動した、

ここでグリームドラゴンが俺の代わりに質疑応答に対応した、

まず「雷」の原核を持つデーヴィドが質問する。



「俺の原核で同じことは可能か?」



「貴殿の雷の場合可能ではあるが・・扱いが難しい」



「どう難しいんだ?」



「雷の電力が火薬に触れると爆発する恐れがある、なので別を勧める」



「それは?」



「砲弾ではなく魔法を絡めて攻撃する方がいい」



「それだと反射魔法で弾き返されないか?」



「それは対応できる、例えば魔法を雷で覆い敵を斬るんだ、

そうすれば反射魔法を通ることができ中で魔法を展開すればいい」



「なるほどな・・」




次にエリーナが尋ねる。




「私の「炎」の場合はどうなの?」



「方法はある、例えば炎と砲弾の間に空気の膜を張り接触を避ける、

相手に当たる瞬間膜を解除すれば大爆発が起き大ダメージを与えられる、

ただ砲弾はそのままなので貴艦の近くでないと扱いは難しい」



「どういうこと?」



「単純に運搬などの問題だ、砲弾は大きいので持ち運ぶのは大変だ、

それと危険物を収納魔法に収めるのはやめた方がいい」



「どうして?」



「複数あると展開する際に砲弾同士が接触し爆発する恐れがある」



「そうなると・・一発ならいいの?」



「それなら可能だ、だがそれだと心細いだろう?」



「そうね・・考えてみるわ」




次にスノードラゴンのサユミが質問する。



「私の艦「信濃」で応用できる技はありますか?」



「貴殿の場合は砲弾ではなく機銃弾を圧縮して放つ方がいいだろう、

破壊力は及ばないが複数の敵に攻撃できるので味方を援護できる、

それと貴殿ならあの技を使えるかも・・」



「えっ・なんですか?」



「い・・いや・・」



おいおい・・今は言うなよ!!




ここでリィブラが鋭く察知して怒りながら詰め寄る。




「やっぱりなにか隠してますね!説明しなさい!」




なぜかリィブラはドラゴン達ではなく俺に向かって超どアップ、

危うくキスしそうになる・・まあ俺は大歓迎なのだが・・

その後俺はエリーナに思いっきりお尻をつねられた。



その後・・



俺とブルーアイズ達はなぜか反省の正座、器用なドラゴン達だった、

絶対何か隠してあると確信したリィブラ達は俺達を囲み鋭く睨む、

あの技は・・今は言えないので俺はなんとかこの場を凌ごうと・・



・・・



俺は苦し紛れに無茶ぶりを言う!!




「これに関してはタダでは言えない、苦労して編み出した技だ!

どうしても知りたいなら女性全員が俺の唇にキスすることが条件だ!」



・・・



皆はあっけに取られ黙り込む・・



・・・



ふっふっふ・・




どうだ!これなら手も足も出ないだろう!



クリスティーナとサユミは人妻だし・・レイナ達は俺の婚約者ではない、

天使族はともかくタウロ達は絶対嫌がるだろう・・我ながらいい案だと思う、

これであの技は封印できる、俺だけが知る技となるだろう・・



・・・



女性陣は集まり考えている、当然デーヴィド達は大反対で俺を睨む、

これに関しては心苦しいが・・今はあの技は言いたくないのだ、

教えると必ず、すぐに特訓で使うだろう、そうなると切り札にならない。



というのも・・



神族が破壊神達の動きを察知しているように・・相手もその可能性がある、

もしかしたらフレイとフレイアを通じて俺達を見ているかもしれない、

そのため俺は特に用心、まだ一か月もあるから対策されるとまずいからだ。



しかし・・



一番反対するかと思ったクリスティーナから驚きの返事!



「いいですよ!その条件受けます!だから教えてください!」



えっ?



他の女性陣たちも・・なぜかニヤニヤしながら語る。



天聖族達は・・


「そうね・・その程度ならいいわよ!」



次にレイミ・・


「・・うん・・問題ない・・」



レイナ達は・・


「コウにはお世話になってるし・・いいわよ」



そして天使族達は・・


「私達は別に問題ないわよ、どうせコウと結婚するし」



・・・



俺は目が点になった。
















いつも見て頂きありがとうございます。


いつの間にか「いいね」ボタンが追加されてビックリ!

ぜひとも応援いただけると嬉しいし励みになります。

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