新たなモンスターたちと突然湧き出た100万の敵
俺は久しぶりにルーム国の自分の家に戻り子供達と遊んでいる、
最近子供達は歩けるようになり俺の趣味室で遊ぶことが増えた、
まあ・・しっかり母親とメイド達が傍で目を光らせているが・・
俺の造った列車のジオラマがお気に入りで頻繁に遊びに来たが・・
・・・
母親たちが目が届かないからとジオラマを丸ごと持っていった。
・・・
翌日から子供達が遊びに来なくなった。
・・・
お父さんめちゃ寂しい・・
それはさておき・・
先般神族のアルテミスとの質疑応答、まあ趣味や武勇伝等を尋ねた、
アルテミスの趣味は美味しい物を食べる事、あとはオシャレ関連、
エリーナ達女性陣の服を見ていて・・欲しいとねだっていた。
それと・・・
新作の過激な下着を気に入りねだるので何点か贈呈させてもらった。
武勇伝に関しては今までの戦い、過去に2度ほど未知の敵と戦った、
その時はかなり苦戦したらしいが・・総がかりで戦いそれらを撃退、
天聖族が12人総がかりで一人の神族クラスを撃退したそうだ。
ちなみにアルテミスは7体の神族クラスを撃退したと自慢していた。
俺達が去った後・・
タウロ達が下着を着ていたことがバレて服を脱がされ鑑賞されたらしい、
恥ずかしいポーズを散々させた後満足して再び眠りに入ったそうだ。
・・・
その辺は気にしないことにした。
今リィブラ達は天使族達と訓練中、すっかり仲良しになっていた、
特にビィルゴとベアトリスは師弟関係のようになり特に親密だ、
他のメンバーも天聖族を師と仰ぎ訓練に余念がない。
デーヴィド達は俺達が持ち帰った魔法の玉でモンスターと融合、
さらに訓練を重ね自分の相棒として信頼関係を構築している、
他のメンバーも融合後訓練を積み大幅にパワーアップしていた。
ちなみに俺とライアン達が考えたモンスターと主要融合者、
それらは以下の通りとなる。
まずデーヴィド・クロフォード!
● ツインヘッドライジングドラゴン(攻4900、守3400)
次にクリスティーナ・クロフォード!
● アイスマジシャン(攻4000、守4200)
次にカオス・ルミエール・レティフォード (特級ガルーダ)
● トルネードドラゴン(攻4300、守3600)
次にレイナ・ジュディ・エスペランサ (特級グリフォン)
● 疾風の騎士(攻4100、守3300)
次にアデール・ザラ・フレシィティ (特級ワイバーン)
● ヌーベル・イリュージョン(攻4000、守3200)
次に篠崎翔
● フレイム・バハムート (攻4600、守3700)
次に篠崎麗実
● サンダー・バハムート (攻4400、守3800)
次にアトラス(スカイドラゴン)
● アイアン・イフリート(攻4500、守4700)
次にアグニ(フレイムドラゴン)
● アイス・イフリート(攻4600、守4200)
次にシュメール(アースドラゴン )
● アース・イフリート(攻4000、守4700)
次にディアーナ(フォレストドラゴン)
● フレイム・イフリート(攻4100、守4500)
そしてメディ(魔物代表)
● ツイン・メデューサー(攻4000、守3400)
不思議なことに上記のメンバーとエリーナ達3人のみ専用モンスター、
てっきり特級以上が選ばれると思ったが・・そうではないらしい、
アトラス達は上級だしメディに至っては中の上レベルだ。
・・・
相性でもあるのかな?
他は共同モンスター以外モンスター自体が拒否した、なので・・
他のメンバーには天使族のように共同モンスターを用意した。
まず天聖族12人専用の共同モンスター!
● レッドアイズ・グリームドラゴン(攻4700、守4000)
ここで天聖族が天使族のようにサブモンスターを求めたので応じた、
俺以外の上記12人とエリーナ達3人にもサブモンスターを用意した、
だが単独は全員拒否されたのでサブは下記の共同モンスターとなる。
● サージェント・デュナミス(攻2500、守2100)
この時シルヴィやルミナなどが専用モンスターに拒否され大激怒!
なぜか俺に詰め寄り叱咤、俺はキレてモンスター自体を没収・・
謝ってきたので共同モンスターを提供、ついでにとサブも求められた。
そんなわけで・・
特級クラスの仲間達への共同モンスターとサブモンスター!
● アークエクスシア(攻3500、守3000)
● エレメンタル・ソルジャー(攻2000、守1500)
次に上級クラスの仲間達への共同モンスターとサブモンスター!
● フレイム・シルフィード(攻2800、守2200)
● 氷の白馬騎士(攻1500、守1000)
次に中級クラスの仲間達への共同モンスターとサブモンスター!
● アイス・セイレーン(攻2000、守1800)
● ツインサーベルリザードマン(攻700、守600)
サーラ達初級エニウェア達は意外にも中級モンスターと融合が出来た、
ドラゴンなので生命力が強いからだとは思うが・・サーラ達は大喜び、
一気に中の上レベルとなり十分戦えるレベルまで向上していた。
最後に初級クラスの仲間達への共同モンスターとサブモンスター!
この辺は一般住民や子供も含まれる、だが2体同時融合は無理だった、
そのため選択式としてどちらかのモンスターが融合相手となる。
● シルバーウルフ(攻300、守200)
● ホワイトウルフ(攻100、守80)
実質一般住民のほとんどはホワイトウルフとの融合となる、だが十分だ、
これが融合したおかげで逃げ足が速くなりシェルターに素早く入れる、
特に子供には好評でペット感覚の相棒を得たと喜んでいた。
子供達は生命力が弱いので生命力の提供は親や中、上級が行う、
生命力が満タンになったら素早く戻り子供達のガードに専念する、
万一の時はモンスターが子供を背中に乗せシェルターに逃げ込む。
それとデーモン達も融合を行った、ブルーのアレスは特級と融合、
リン達は中級、このクラスには他にアズミや事務員等も融合していた、
リシャール達やセイラ、セーラ、ユイ等は上級モンスターと融合していた。
ちなみにソニアは特級と融合、なぜか専用モンスターとの融合は拒否された、
エルフのエマも同じく拒否、こちらは上級と融合していたが・・機嫌が悪い、
そのためか俺は腹いせにこの2人から毎晩激しい営みを受けていた。
他にもメイドさんや各艦の船長クラスも拒否、なぜなのかはわからない、
専用モンスターのカードはかなり余っていたが誰とも融合しなかった、
その後このカードたちは消滅、原因はわからないままだった。
一か月後・・・
魔法の玉を駆使して・・ほぼすべての種族とモンスターとの融合は終了、
各艦のレールガン装備も完了、各種族はモンスターとの訓練、そうして・・
理論上では子供を含むほぼすべての種族と艦が2倍の強さとなった。
ある程度落ち着いた時・・
ユイが重要な話があると言うので俺はルーム国城の来賓室に向かう、
既にユイは部屋で待っていた、なぜかエリーナ、エマ、ソニアもいる、
俺は対面の椅子に座り・・目の前になにか紙が置いてあった。
なんだこれ?
?
婚姻届?
誰が誰と?
「・・ウフフ・・あなたとわ・た・し!」
・・・
「先般サユミさんがあなたとの婚約解消したでしょ?その代わりに・・
私があなたと婚約してあげるわ!ありがたく思いなさい!」
・・・
「お断りします!」
「え~~何でよ~~~?」
「既に妻は足りている、気持ちは嬉しいが遠慮させて頂きます」
「それじゃ私の立場が無いでしょ!つべこべ言わずサインしなさい!」
「やなこった!」
ユイは俺に飛びかかり無理やりサインさせようとするが俺は断固拒否、
まるで子供のように暴れる俺達を見て呆れる妻たち、その時・・
部屋にメイドさん達が血相変えて入ってきた!驚くエリーナ達。
「一体どうしたの?ノックもせずに何を焦っているの?」
「はあはあ・・ご・・ご報告します!」
「ほ・・本日未明、南の大陸の奥に謎の生命体を発見しました!」
「うりゃ!」
これを聞いた俺はユイをコロリと投げ飛ばす、地団駄踏んで悔しがるユイ。
「なに?敵か?」
「現時点では不明です、ですが数がものすごく・・」
「ど・・どの位いるんだ?」
「あくまで想定ですが・・およそ100万かと・・」
「ひ・・100万だと????」
俺達はこの報告を聞いて・・
・・・
背筋が寒くなった。