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恒例の仮の名とアズミ達の大喧嘩と決闘への流れ




各艦はヒマワリステーション近くの港からブラック領地を往復中、

まだ鉄道は開通してないので途中は戦艦で住居材料を運搬している、

数が多いのでプラモのように組立てる住宅を建てることにした。



大破した住宅は全部解体して基礎から建築、それはライアン達が大活躍、

土魔法で頑丈な基礎を設けその上に3DK程度の住宅を建てている、

今迄は全部2DKだったようで・・広くなったと大喜びしていた。



小破やほぼ無傷の住宅は簡易修理・・



・・・



それらに住む住民たちが・・新築を見て羨ましそうに一言!




「あの~~私達の家も新しい住宅にしてほしいのですが・・」



・・・



今迄の住宅に愛着や未練はないのかな?




「ありません!!!!!」



・・・



住民たちからの・・期待の眼差しが俺達を襲う・・



その眼差しを見て・・



断ることが出来なかった俺達だった。



・・・




既存の住宅は全部解体して新たな住宅が次々と建設された。



新しい住宅は3DKで家族が集まる部屋に魔力エアコンを追加設置、

理由はともあれ迷惑かけたのは事実なのでお詫びのつもりで設置した、

今迄の住宅より快適で便利で綺麗になったと住民は喜び大好評だった。



一週間ほどで全戸建設終了、今までの古さは消え最新鋭の住宅地となった。



その間・・・



山脈に逃げたブラックエンジェル達が班を組み俺達に攻めてきた、

だが・・



「この裏切り者たち!成敗してくれるわ!」



「しょうがないのよ!私達戦わされているんだから!」



「エイヤ~!」



「トウ!」



「あれ~やられたわ~!」



「さあ観念しなさい!あなたたちも私達のように下るのよ!」



「うう・・しょうがない・・仰せに従うわ」



・・・



見え見えの芝居だが一応ブラック幹部への忠誠行動だそうだ・・・




「幹部達を裏切ってないですよ!負けたので仕方なく下っています」




そのアピールらしい。



・・・



そうして山脈ブラックとすでに捕まえたブラックが激突を繰り返す、

山脈ブラック達は刃挽きした剣で戦いを挑むがあっさり負けている、

そうして・・俺達の陣門に下ったあと喜んで食事を食べていた。



・・・



事前に打ち合わせしていたのかな?



あまりにも手際がいいので・・俺達は呆れるしかなかった。



そんな俺達の呆れた目線を無視して・・



ブラック達は爽やかな笑顔で食事を堪能していた。



・・・



そんな調子で・・



山脈に逃げたブラックエンジェル達は・・



幹部を除き全員投降していた。



・・・



複雑な心境だが・・まあ犠牲者が出ないことを喜ぼう。




そのころ・・



部下が全員投降して丸裸状態の最高幹部達は・・とても焦っていた、

今攻められたらひとたまりもないので結界を展開し身を守るが・・

俺達は住民や投降したブラック達の対応で忙しく・・すっかり忘れていた。



2週間ほどこう着状態?が続くが・・・



ほぼ無視状態の扱いに最高幹部達は・・焦りが消え怒っていた。



「なによあいつら?私達のこと無視じゃないの!」



「なら・・攻められた方がいいの?」



「それは嫌だけど・・もう少し交渉だの話があってもいいでしょ?」



「それはそうだけど・・部下達が全滅してるのよ」



「何が全滅よ!あっちで前より快適な顔して笑ってるじゃないのよ!」



醜い言い争いに呆れる最高幹部だが・・一応俺は彼女達の名前を調べた、

だが・・恒例の訳わからない名前なので仮の名前をつけることにした、

最高幹部とその同格が複数いるので話しにくいからだ。



頭をひねって考えた結果・・以下の名前を仮名として考えた。



● 最高幹部 ・・ シャーロット!


● 幹部①  ・・ カレン!


● 幹部②  ・・ リサ!


● 幹部③  ・・ ミア!


● 幹部④  ・・ ホリー!



ついでに誘拐犯のリーダーと事務員3人にも仮名を考えた。



● リーダー ・・ ラン!


● 事務員① ・・ ジュリア!


● 事務員② ・・ アイリス!


● 事務員③ ・・ エミリア!



誘拐犯のリーダは・・なぜかソネットと意気投合してるので関連名にした、

漫画の紅●牙シリーズでソネットの相手の女性名を提案したのだが・・




「ラン?いい名前ですね!今後は私をランと呼んでください!」




あっさり採用となった。



ついでにややこしい名の事務員たちにも新たな名前を提案したんだが・・



・・・



なぜか事務員3人とアズミが大喧嘩していた。





「それは許さないわよ!3人とも前の名と顔にすればいいじゃない!」



「何言っているんですか!新たな名と顔を私達は望んでいます!」



「そうよそうよ!アズミさんは引っ込んでいて!」



「嫉妬はみっともないですよ!現実を受け入れてください!」



・・・



事務員3人はのっぺらぼうの顔に戻ったので新たな名と顔を望んでいた、

だがアズミは見慣れた今までの名と顔がいいと言い張り元に戻す様訴える、

しかし・・事務員たちはナターシャお姉さまを見て憧れを抱いていた。



そうして・・



事務員たちはナターシャお姉さまをベースとした新たな顔を作成していた、

だが・・その顔があまりにも美しいのでアズミは嫉妬しその顔を許さない、

事務員たちはアズミの嫉妬を無視したので・・大喧嘩に発展していた。



・・・



君達・・本当に仲がいいのか?



ちなみにランはジェニー達をベースに自分好みの美しい顔になっていた.



・・・



醜い喧嘩は見たくないので・・・



俺は事務員たちの名前を書いたメモを置いてその場を去った、

後日俺の提案名は採用され事務員たちは新たな名と美しい顔となった、

それを見たアズミは・・すごくはぶてて部屋の隅で愚痴っていた。



・・・



アズミの嫉妬に関わるとろくなことが無いので放置した。



さて・・



山脈の奥にある城に籠っているシャーロットたちをどうするか・・

思い出した俺達は幹部を大和の会議室に集め対策を考えた。



まずはラン達の意見を聞いてみる。



「放置でいいんじゃないですか?攻撃しなければいいと思います」



続いて事務・・いやジュリアたちの意見も聞いてみる。



「あんな先見のない幹部達は放置でいいと思います」



・・・



ランやジュリアたちの反応は冷ややかだ、それには理由があるらしい、

いつまでも過去の屈辱を引き伸ばし世代交代の足かせになっていた、

何度かホワイト達が謝ったそうだが・・自分達には隠していたそうだ。



「ということは・・怨念を利用して部下達の復讐心を煽ってたと?」



「それに近いですね、過剰ではありませんが他と断交を続けるために・・」



「なぜ他との断交に拘るんだ?」



「自分達の立場が薄くなりますから・・」



・・・



「最高・・いえシャーロット様たちはこれといった実績がありません、

唯一の成果はエニウェア達への攻撃ですが近年相手が戦いを避けています、

そのため指揮はしていますが・・実質何もしていない状況です」



「だが君達は好戦的と聞いたぞ?エニウェアとの戦いは大成果だろう?」



「確かに戦いは好きですが・・それ以上に甘みや美味しい食事が大好きです、

本音としては・・あなた達が白の大陸を開拓してから取引を希望してました、

ですがシャーロット様達の断交のせいで私達不満が募っていたのです」



・・・



俺はアイリスたちを見る・・もしかしたら・・彼女達も・・



「お察しの通りです、私達が捕まったらコウ様達が必ず結界を壊すと・・」



・・・



俺達は・・



今迄の行動は全てランやエミリアたちの策略に使われていたのか?



「ある程度は考えましたが・・ほとんどは偶然と成り行きです」



そうは言ってるが・・陰でしてやったりの笑顔が見えている。



・・・



敵に回すと一番厄介なのは彼女達かもしれない・・



「深く考えないでください、本当に成り行きも多かったのですから!」



・・・



深く追求するのはやめることにした。



ただシャーロットたちも無視は出来ない、逆ギレする可能性もあるからな、

しかし各地を壊すと復旧が大変なので大掛かりな戦いは避けたいものだ、

今の時点でも・・なぜか無攻撃の住宅まで新しくしているからな・・・



「なら決闘でも申し込みます?」



「決闘?」



「あっ・・それいいですね、シャーロット様も言ってたし・・」



「それなら私達に任せてくれない?」



声を出したのは・・アリエノール達6天王だった。



「それは構わないが・・勝算はあるのか?」



「もちろんよ!」



アリエノール達6天王は・・



不敵で・・自信満々な顔をしていた。













御閲覧頂きありがとうございます。


おかげさまでPVが3万3千を超えました、感謝します!


今後も頑張って小説書いていきますので


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