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忍びたちの大活躍と捕らえた天使族への「新」亀甲縛り

この回は30日(日曜日)に更新予定でしたが・・


急きょ仕事が入ったので前倒し更新させて頂きます。



ぜひブックマーク登録して更新記事をお早めにお楽しみください。




自爆したサマンヌとアリーゼが砕け消えていく・・

だがそれは分身で本体は秘かに城を脱出し逃げようとした、

しかし立ち止まる、目に前には待ち構えたタケシがいるからだ。



タケシは懐から何か筒のような物を取り出し・・飲んでいる。



もしかして・・それは燃料で・・火を噴く気なのか?



サマンヌとアリーゼは警戒しているが・・




「あ~美味い!やはりオレンジジュースは果実100%に限る」




・・・



単純な水分補給のようだ。




それを見ていたサマンヌとアリーゼが怒りながら訴える!




「ずるいわよ!私達にもその飲み物よこしなさい!」




いやそれはおかしいだろ?




「わかった、毒などは入ってないから安心して飲むがいい」




・・・




タケシは2つの筒を取り出しサマンヌとアリーゼに投げ与える、

余程喉が渇いていたのか2人は躊躇なくオレンジジュースを飲んだ。



「なにこれ?めちゃ美味しいじゃない!」


 

2人はオレンジジュースを味わいながら飲み干した!



「あ~美味しかったわ!ご馳走様~~!」



2人はタケシに筒を丁寧に投げ返してお辞儀、タケシもお辞儀。



「どういたしまして!」



3人は爽やかな笑顔で喉を潤した満足感に浸っていた・・



・・・



この展開おかしくないか?



すると・・



3人は気持ちを切り替えて・・



戦闘態勢となり一気に緊張感が高まった!




「さあそこをおどきなさい!怪我するわよ!」




「そうはいかない、君達を捕らえるのが俺の役目だ!」




2体1でタケシに不利な展開だが・・なぜかタケシは微笑んでいる、

サマンヌとアリーゼが剣で同時に攻撃してきた、タケシも突撃、

忍者刀を2本取り出し2人の剣攻撃を余裕で受け止める。



魔法を絡めた攻撃をするアリーゼ、後に周りこみ剣を振るサマンヌ、

だがすべての面でタケシが一枚上で2人は徐々に追いつめられる、

煙幕で逃げようとしたがタケシが逃げ道を塞ぐので動けずにいた。



サマンヌとアリーゼは特級魔法でタケシに攻撃するが通用しない、

タケシは氷の盾を巧みに操り特級魔法を弾き飛ばしていた、

そしてシールドアタック!モロにくらった2人は吹き飛んだ。



「そろそろ捕獲させてもらう」



タケシは氷の盾を次々と放ちサマンヌとアリーゼを包み込む、

盾を砕こうと2人は剣と魔法で攻撃するが全て弾き返された、

そして盾に囲まれ・・その冷気で首から下を凍らされてしまう。



「ちくしょう!!」



2人は動けなくなり舌を噛んで自害しようとしたが・・

瞬時にタケシが2人に催眠魔法、2人は瞬く間に眠りについた、

その時精鋭たちが駆けつける、人質の救出に成功したようだ。



他の天使族も精鋭たちに束縛され崩れた城の外に集められていた、

タケシは敵の制圧に成功したと各艦に連絡、各艦は称える拍手の嵐、

急ぎ各艦は岸に近づき碇を降ろす、そして白の大陸に上陸した!



俺達は急ぎ城に向かう、そこには人質となった魔物の子供達が大多数、

すぐに親達を呼び確認してもらう、全員無事だとの報告で一安心した俺、

ただかなりの空腹らしく急ぎ艦の食堂に移動させ食事を提供した。



親達も欲しそうな顔をしていたので一緒に食事を提供し喜んでいた、

捕らえた天使族達はまだ寝ているが皆妙な首輪をつけていた、

それを見たショウコがとても驚いた顔をしていた。



「これは・・魔力吸収の首輪です!」



「えっ?何だそれ?」



魔力吸収の首輪とは・・はめた者がはめられた者の魔力を吸い取れる、

その量は任意で選べ一気に吸い取り絶命させることもできるそうだ、

本来は奴隷を束縛するための魔道具らしいが・・なんで天使族に?



「おそらく何らかの方法で眠った時につけられたのでしょう、

これだと部下は逃げられませんし自分の魔力の補給にも最適です」



・・・



自分の部下にこんな卑劣な物つけたのか?



タケシが捕らえたサマンヌとアリーゼを見た俺は・・内心怒った、

怒る俺は2人を尋問・・レティシアとアヤカが間に割って入る。



「この2人の対処は私達にお任せください!お願いします」



「それは構わないが・・いいのか?」



「はい!天使族の事は天使族で決着したいのです」



「~大丈夫よ~任せて~~!」



・・・



レティシアがおふざけモードに戻ったのが気になるが・・

確かに天使族の事は天使族に任せた方がいいのかもしれない、

一応エリーナ達に目で確認・・頷いていたので任せることにした。



「ありがとうございます!!」



2人はお辞儀してサマンヌとアリーゼの元に向かう、なぜか笑顔、

それも何かを企んでいるような陰険で不気味な笑顔だった。




「うふふふふふふ・・「新」亀甲縛りを試すいい機会だわ!」




「エヘヘヘヘ・・~最高の快楽を教えてあげるわ~」




・・・



サマンヌとアリーゼには俺の尋問の方がよかったのかもしれない。



ジェニー達から報告が入る、他の天使族が目覚めたらしい、

俺達は急ぎ天使族達に・・



・・・



「あっ・・あん!」



「あああああああああ~~~~」



「何よこの縛り方?恥ずかしいからほどいてよ!」



「いや・・濡れちゃう・・引っ張らないで・・」



「嫌!やめて!縄を動かさないで!」



「やめてよ!せめて恥ずかしい所だけでもほどいてよ!」



「もう・・やめて・・絞めつけないで・・」



「その薬だけはやめて!もう塗らないでよ・・」



・・・



捕らえた天使族達はアヤカ達の部下が「新」亀甲縛りをしていた、

さらに過激を相手に与えるためか縄に様々な工夫がなされていた、

例えば恥ずかしい所を締める縄には突起物があり刺激を与えている。



他にも恥ずかしい所にある縄に痒くなる薬を塗り・・悶えさせる、

動けば動くほど恥ずかしい所は痒くなりさらに悶絶を繰り返す、

無限に刺激を受ける天使族は絶叫を繰り返していた。



さらに縄の太さを要所で変えていて刺激と締め付けがパワーアップ、

おまけに上半身を締める縄にはカメムシのような独特な臭い・・

その臭いが染み込んでいて縛られた者をさらに悶えさせる。



悶絶している天使族達の傍で・・不気味な笑顔のショウコたち、

前にこの拷問を受けたアヤカの部下も鬱憤晴らしとばかり笑う、

その姿は・・天使族の可憐なイメージはひとかけらもなかった。



・・・



泣きながら悶絶する捕らえた天使族にも例の首輪がされていた、

おそらくこれのせいで・・止む無く俺達に攻撃してきたのだろう、

脅されていたならしょうがない・・配下が俺の気持ちを察知した。



「コウさんこいつらに同情は不要です!散々意地悪してたから!」



「私達の食糧庫にゾンビを入れて全部腐らせたんですよ!」



「子供にも容赦なく殴る蹴るし・・それ見て笑ってたんですよ」


 

「年老いた配下にも容赦なく暴力を振るうひどい奴らなんです!」



・・・



しばらく・・このままにした方がよさそうだ。



俺達は崩れた城に向かう、忍びの精鋭が何かを発見したからだ、

向かった先は城の地下室、どうやら秘密の研究所のようだ、

サマンヌとアリーゼはここを爆破するのは避けたらしく無傷だった。



厳重な鍵がかかっていたが・・ソニアが扉を瞬間冷却した、

そして蹴り!なぜかエリーナとエマも並んで3人で蹴り飛ばした、

砕けた扉の先は・・30畳ほどの部屋で様々な物が置いてある。



中に進むと・・



所狭しと様々な武器と魔道具や高級な服等が山ほど置いてある、

贅の限りを尽くした装飾品と食糧の山、飲み物が至る所にある、

奥の方に実験室らしきものがあり俺達はそこに入ってみる。



中に入ると俺達の世界から召喚し具現化した武器が置いてあった、

具体的には機関銃や日本刀、手榴弾等だ。



その中央には大きな机がありその上に書類の山があった、

それを見ると・・



アイオワ級の設計図らしき図面があった。

















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