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異世界だろうとのんびりと  作者: ダルマ787
ーーーーーーーーーーーーーーーーー 第六巻 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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第30話 戦闘狂

2024/5/4

誤字脱字、文章編集、ルビ振りを行いました。

「聞くまでもないでしょうが、相手は任せるわ」


マリージュカはそう言って、背を向けた。


「随分と勝手だが、この依頼を受けた事後悔しなくて良さそうだ」


冒険者として嫌気がさしたことなど、すでに過去の事。戦闘狂の血が収まりを求めるよう滾っていた。


「悪いがお前の計画など知ったことじゃないからな」


「あら、そう。じゃあ、私は私の計画通りの物事を進めさせてもらうわ」


そんなことどうでも良さそうに、臨戦態勢に入ったラークの耳には届かない。


冒険者の中でもそれなりの地位を築いているSランク冒険者。

だが、平和な世界の中での戦いは、強くなればなるほど空しいほどにその機会を減らしていく。


それこそ、魔王がいた時代を羨むほどに。


だから、ラークは外道ともいえる依頼も進んで受けた。


その道中、少しだけ興味が湧いた存在でも、もやもやだけを残し、また空しい時間だけを過ごすと思っていた分だけ熱く燃える。


「さぁ、楽しませてくれよ」


もうそこに清く正しい冒険者の姿はない。


あるのは、目の前の強者と交える事だけだった。



短い話なので三話同時Upしました。


引き続きよろしくお願いいたします。

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