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初めての加工

 俺はモンスターに追いかけられ必死に森中を逃げ回っていたのだが……

「ハァ、このまんまじゃ埒が明かないなぁ」


 もうめんどくさくなってきた。もう15分は走ってるだろうか。

 ゲームだからなのか全然疲れない。


 とは言ってもモンスター達を撒く事が出来るわけでもない。


 結局とある森の湖まで追い詰められてしまった。


「このままゲームオーバーするわけには」


 モンスター達にじりじりと詰め寄られ湖に追いやられていく。


「どうせやられるんだったらっ」


「ドボン」その場しのぎと分かってはいたが湖に飛び込んだ。


 水しぶきで一瞬モンスター達が後ずさりする。


 ラフトが潜った湖の底は、3メートル位の深さで下には石がゴロゴロ落ちていた。


 よしこれだけあれば剣の素材に使えるか。


 俺は湖の底に落ちていた石を集めた。


 しかしこれでどうすれば……


 素材を集めたはいいがラフトは加工の仕方を知らない。


 どうしたものかと石を見つめだしていた時、左上の視界に「イメージを描き「加工」と言えば加工ができます。」と

 表示が出た。


 しかしここは水の中。口を開けば溺れかねない。


 試しに心の中で(加工)と言うと、目の前の石が青白い光を放って石剣へと変化した。


 イメージとは少しばかり違うが使えないことは無さそうだ。


目の前の光景に驚いて興奮したが意識はすぐに現実へと引き戻された。


 少しばかり長く潜りすぎたようだ。


 だが、剣は完成した。


 いざ尋常に勝負!!

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