#5
“”のついている会話は筆談です
何だかんだと言いながら過ごしていたら、久遠さん達との約束の日
“お早うございます”と事務所へ
「「おはよう」」
と既に着ていた二人に挨拶され、椅子に座る。
「お前な…」と鷹津さん。
“あ。西来た?”と答えると「来たぞ。ピンク5。青小2。だそうだ」
“花嫁さん、可愛くなるかな”
「じゃないか?出席しないのか?」
“しな~い。知らない人嫌いです”
「だなぁ。商談は明日だからな。それまでに持ってきて欲しい」
“あい。ピンク5。青小2だね。後からニャーに届けて貰います”「また、ニャーかよ」“ダメ?かわいいじゃんニャーのお使い”
「終わったか?」と久遠さん。
頷き話を譲る鷹津さん。
「先ずは、特許は取れた。これが、書類だ。また、しまっておく。でだ、西に渡せるなら東にも!!と言う声が来ているが…」
“東嫌いです。帯刀して近づいて来たからやだ”
「あ~。初対面がダメだったか」
“剣嫌い。武人苦手”「叔父さんは、大丈夫なんだよな。診察は6月になった。叔父さんが向かえに来る予定だ」
“は~い。叔父さんは無駄な暴力振るわないから大丈夫”
「じゃ。大丈夫だな。石も持っていくか?」
“今回は、なし。西で賄う”
「そうか。なら、連絡をしておく」とお疲れな久遠さん
“つかれた?やめちゃう?”
「あ~気にするな。東にも!!ってうるさくてな。赤特大欲しいとか。自分でとってこい!!と言いたくなってな」
“ふ~ん。特大ってこのくらい?”と今朝、見つけた石を見せた。丁度、親指くらいの石。あまり質がよくない
「これくらいで良いじゃないか?質悪いがな」
“じゃあげる。質悪すぎだから、保証はしない。うちのキラキラと違うから”
「わかっている。君のキラキラは小さくても質がとってもいいと言うことも」
“ありがとう。キラキラは時間をかけると綺麗になるから好き。それを花嫁さんが使うのも好き。幸せになるように、花嫁さんが思う幸せに近づけるように手助けできるの嬉しいな”
「だな。幸せな人はきれいだからな」
“そうそう。石鹸はどうなった?あと技術提供は”
「石鹸は、香料を売りに出す。香料はいつもの所に依頼した。技術提供はいつもの職人に」
“ありがとう。全部、手を離しても良いね。試行錯誤は好きなように”
「いつも通りだな」
“師匠もおっちゃんも信用できるし腕がいい。安心して手を離せる”
「付き合い長いからな。レシピ道理なら3割。基礎同じなら1割だからな」
“お願いします。あと実の良い生地買いたいけど…”
「長男の子供用だな。手配しておく。料金は差し引いておく」
“お願いします”と頭を下げて帰る
帰り道、帯刀しているのがちらほら。嫌な感じ。早くシーズン終われば良い。関係ないひとの結婚式なんて終われば良いと考えて歩いていると、悲鳴と共に剣が首元に
目の前には、身なりの良い青年がいる。後ろには、護衛がいる。
有力者?なんのようだ?と首を傾けると激怒して首に剣が食い込む
チリチリと痛みというか熱を感じる
後ろから剣が伸びる。見覚えがある剣の飾り
叔父さんだ。
腹に腕を回されゆっくり後退させられている。ざわめきを感じるが、目を話すと切りかかられるだろうから、にらみ合い継続
叔父さんの剣が下ろされ、後ろに庇われる。
誰かに手を握られる。横を見ると神官が居る
“大丈夫ですか。傷がついてますよ”と傷を教えてくれる。
“なんとかなるんじゃない”と傷薬を塗っておく。
よく転けて傷をつけるため、持ち歩いているのだ
“ならいいんですが、後から見せて下さいね処置しますから。帰宅しませんか?個々は任せて大丈夫ですよ”と手を引っ張ってくれる。
この神官は、主治医。年に何回か来てくれて、調子を確認していく。多分、7月受診だから早めに来たんだな。
帰宅すると母さんが出迎えてくれる。抱きしめてくれる。
お茶を飲んでいるとまぶたが落ちてくる。
気づいたらソファーに寝かされていた。
大丈夫?という表情の母。
見慣れているが“家”じゃない。
実家に移動させられたのか。安全のため?
眉間にシワがよっていたのだろう。母が“危ないからね。今日はこっちだよ。家は神殿の管理になっているから大丈夫”と説明してくれる
“あの人の誰”
“詳しくは解らないわ。お父さんに聴いて。今頃、話を聞いているから”
“まだ、ダメ?じゃあ、ご飯食べて待つ”
“そうしましょ”とご飯を食べながら待つ
しばらくして、お父さんが叔父さんと入ってくる
“起きたか。傷はいいのか?無理するな”と説教される。
“襲われたの~。で、なんだったの”
“ただの癇癪だ。一晩様子見だな”
とのことで、お泊まりになる




