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#23

あの後、安心したのか発熱して寝込み1週間。回復しても“お仕置きだ”と寝室からと言うかベッドから動けない事が1週間ばかり過ぎていい加減に部屋から出て日に当たりたい。序に溜まっているであろう洗濯物と布団を干したいとお願いすることに2日。やっと部屋から出ることが出来ました。布団は旦那にお願いして変えて貰い、庭の物干しに他の洗濯物と一緒に干して(布団は旦那にお願いして)ふ~。いい気分。さてと部屋の掃除でも~と庭から居間に上がろうとしたら居間でクルクル・キラキラした物が…

「女帝がくるな」と後ろから付いてきた旦那が呟いている。なんか用かね~。そういいながら居間に上がり籠を片付けて居る為に収納庫へ。洗濯セット・掃除セットなどが仕舞える棚や生活雑貨等を仕舞っている棚。野菜の保存棚も区切ってあるも同じ部屋に入れている。食品はちゃんと戸棚に仕舞える様にしているので清潔だと思われる。さて、お茶~と居間に行くとボンキュッボンのうらやましい体系のお嬢さん?とちょいと年を取った青年が居る。誰?

旦那に急いで近づいてギュッとする。知らない人は嫌いよ。っか、数週間ほぼ旦那としかあってないので、変に緊張するし。

ぐりぐりと旦那にしがみついていると大丈夫だ。と言うように背中を撫でてくれている。それを見ていた女帝が甘やかしてる~と言いながら笑っている。

「なに用だ?客が来るとは聞いていないが」「え?あぁ。急遽付いてきたのよ。本当に迷惑。大丈夫そうね~。転送したって聞いたんだけど」

「1週間くらい寝込んだ」説明をしている。女帝が、お客様用の入口近くにあるソファーに誘導している。私が依頼を受けるとき知らない人を連れてきた場合は、そのソファーにお願いしている。

「やっぱり。取得してないのに無理して」メッとお茶を渡してくれる

キラキラを多用しての無理矢理帰宅を叱られたが「帰りたかったんだもん」と呟く。

「仕方がないわ。だって、パートナーと離されたんだものね。無理な事お願いした上皇が悪い」笑いながら隣の椅子に座る。

「隣?」

「隣よ。私のパートナーを呼ぶんだもの」

「皇子も来るの?何で?」手を伸ばすとギュッと握り返してくれながら膝の上に術式を発動させている。キラキラいる?聞いてみると「あら?貴方のをくれるの?嬉しいけど、要らないわ。足りるから。あと、姫と御子も来るわよ」教えてくれた女帝を膝の上に抱いてご機嫌な青年。

あ~皇子だ。

「お久しぶり」

「ああ。かなり暴れたみたいだな」ニャっと笑っているこいつは。バトルジャンキー。但し、女帝が近くに居ればご機嫌。という困ったちゃん。

女帝が腕を振るうと居間にクルクル・キラキラが2つ。何で家に集合するかな~。

「何が…」

「煩い。黙ってろ」なっって言って静かにさせている皇子。確かに同時に4人は疲れるけどさ~説明ぐらい欲しいな家主としては。旦那に同意を求める為に上を向くとチュッと唇を奪われる。違うから。と膝を叩くとわかっている。そう言いながら「さて、要らない人間が居るが、説明するか。妻も機嫌が治ったみたいだし」説明し始める旦那様。煩い神子に痛い目を見て貰おう会議を行うらしい。前回ペロッと言った事が現実にするらしい。そのために国の副将も来たとか。キラキラ・クルクルが落ち着いた先には、各々のパートナーに抱かれて到着した。フリフリと姫に手を振る。

「観月。元気そうね」と言いながらソファーに座っている。当たり前のように突撃してくる御子は一睨みされて固まっているのを回収している上皇。

馬鹿だろと言いながらみんなの分のお茶を出している六。「揃ったね」そう言いながら入ってきたのは、元神殿長。

丁度、お客様と私達の間に位置する場所に座り会議を進行させているが、興味ない。くわ~。と欠伸をしていると寝ていいぞと許してもらって膝の上でグーグーするつもりで寝に入ると「不謹慎だ!!」の声。ムー。良いじゃん。良いじゃん。適材適所じゃん。私は頭を使うの苦手。だから旦那や鷹津さんがしてくれんじゃない~。と眠たいのでぐりぐり胸に頭を押し付けているとそれを苦笑して見ている知り合いたち。

「いいんですよ。あの子は」

「そうね。真面目に聞いてる観月ちゃんなんて怖いわ」

「だな」とそれぞれ言っている。

「だが!!」

「ああ。切れたのを見たんですね。あれは特別ですよ。周りなんて関係なくなって殲滅モード1つ前ですから」

「殲滅っとは?」

「身につけている術石を使って文字通り。ですが?」「ですが?って」絶句しているが、基本的に神殿関係者ってそんなもんだよね?だから守られたりストッパーをつけたりして社会に適応するようにしている。と説明しているけど常識じゃないんだ~。

「まあ。それは置いといて」と詳しい話を積めていく。起きたら説明してもらおう。

カチャカチャと食器の音がして目を開けるとご飯を用意している六と上皇。何時?と時計を確認すると昼過ぎ。空模様は?

曇りか~。洗濯を回収しないと。体を動かそうとしていると起きたか。と旦那が落ちない様にしてくれている。

「お布団」

「ああ。大丈夫。今、回収してるから」庭を見ると朱雀さんが取り込んでる。いつ来た?いや、神子をこらしめるなら必要だけど、2ヶ月ぐらい長期を受けたとかいってなかったけ?

「さっき呼んだ。代わりにグレーを出したから大丈夫だ」

いや、仕事の心配もだけどね。グレーとかで大丈夫なの?あの人…

「大丈夫だと思う。久遠さんも大丈夫だと」なら大丈夫だね。頑張れ~。グレーだけじゃないから問題ないだろ。

さてご飯は…

ドキドキする。六と上皇のご飯って…席が足りないかも。どうにかしてくれ。

ご飯は、私含む困った組とお客様様組に別れた。ちょっと不機嫌がいるが楽しいご飯でした。その後は、各自?帰宅をしていきましたが、絶対にキラキラ何個かなくなってるだろう。いいんだけどさ。

布団がふかふかでいい感じになっているところに横になって今日、決まった事を聞いたら“別に”だそうです。そっかぁじゃ。適材適所で頑張ってもらいますか

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