よく喋りよく動く
ナビゲーターに使っているかっこ、普通に変換しても出てこないのうざったいので辞書登録しました
*3/22 描写が変かとおもって剣を投げた後の攻撃手段を斬るじゃなくて千切るにしました
それに伴って文章も多少変更しました
緑色のぶにょぶにょがそこにいた。
確かに見た目は言い伝えの通りだ。だが、その、なんというか……無性に触りたくなる見た目をしている。
本当にあれが危ない生物なのか…?
「お、動いた。なになに?えーと、ぶにょぶにょが伸びて?なんかめっちゃでっかくなって?振り下ろーーっ!?」
……落ち着こう。今なにが起きた?いや、起きたことは見た通りなんだけど。
1.触手?みたいなのが伸びた
2.触手がむちゃくちゃデカくなった。僕のことなんか簡単に飲み込むことができそうなくらいに
3.振り下ろした
確かにあの粘魔種がしたことは単純だ。だが単純ゆえに、その力の恐ろしさが痛いほど身に染みる。
「ってか、ぶにょぶにょしてたから当たっても痛くないんじゃないのって思ってたんだけど、さっき僕が立ってたところは粉々になってるな」
一度振り下ろしたでっかい触手は、元のサイズに縮んで体の中に戻っていった。
「う〜ん、避けることに専念したらあまり辛い相手ではないけど、あれを避けながら近づいて攻撃を当てるのはなかなか怖いな……っておい!」
今喋ってたでしょーが!それどうやって膨らんでるんだ!いくらなんでも膨張のスピードが早すぎる!
粘魔種ってこんな恐ろしい種族だったのか…?聞いた話じゃ、あいつから取れる体液がポーションとして大量生産されてるらしいんだけど…大人って強いんだなぁ
❮言ってなかったけどこの空間にいる生物ってその種族で最強の存在しかいないんだよね!普通の粘魔種ちゃんはもうちょっと優しいかな!それじゃ頑張って!じゃ〜ね〜!❯
パッ
……ふぅ
あの白いやつ、いつか絶対〆る。
それはさておきあの粘魔種…どうしようか。
あのナビゲーターが話してた間にも容赦なくくる触手攻撃をなんとかかわしつつ観察していたらあることに気づいた。
「膨らむ直前に本体の一部が光ってるんだよな」
そう、石ころ程度の大きさだが確かに光っている部分があるっ…あぁ!もう!
こいつっ!いい加減スタミナ切れとかあるだろ!ずっと攻撃してくるじゃねぇか!
「すぅ〜〜ふぅ〜〜……よし!」
やってダメなら次考えよう!
ジャンプして横払いを避けつつ、粘魔種に目線を向ける
考えが合ってるなら体のどこかに……よし!小さいけど確かに青い光がある!
そしてそこから触手が伸びて…?急膨張して…?攻撃!
「膨らむタネはわかんないけどタイミングはわかった!あとは攻めるしかない!」
まずはこのこうげ…っきを避けつつ近づいて!集中!
見ろ!瞬きなんていらない!全神経を注げ!
本人は気づいていないかもしれないが、微かに、だが確かに、場の空気が変わった。
「あった!光が!あそこ攻撃したらいいんだろ!いっっっっっっけぇぇぇぇえええ!」
投げた剣が見事青い光に的中した。膨張しかけた触手は成長を止め、粘魔種の体の色が少しくすんだような気がした。
「今!ははははは!!!膨らまないお前なんか羽のない蜂と同等!」
飛ばないとはいえ、危ないってわかっているからこその例えで、意外と的を射ている。
ただし相手は粘魔種史上最強の存在。最強はーー
「剣はないから……仕方ない!千切るしか……ってえ?赤い光?そういうことか!ここが核みたいなところ……ぅごぉっ、うっおええぇええ……?」
はっ、はぁっ、はっ、はぁ〜、ふぅ〜、ふぅ、ふぅ。何された?確か……赤い光があって、そこを攻撃しようとしたら、吹っ飛んだ。……まずいまずいまずいまずい何されたかわからないもう一度あの攻撃をされても何の対処もできない
やばいやばいやばいやばい死ぬ、死ぬ。死ぬ!死ぬ!
「やばい、落ち着け、落ち着かなきゃ、次の攻撃がくる、避けなきゃ、当たったら死ぬ、やばい、やばい、やばい」
さっき全神経を使って集中したせいで、脳みそがうまく働かない。せめて、せめて、深呼吸をしなきゃ。
「すぅぅぅぅーーーー、よし、まずは立ち上がらな……」
みしみしみしっ
右足が急激に膨らんだせいで、左右の足のバランスが取れなくなり、僕は横に吹っ飛んだ。だが幸か不幸か、攻撃を避けることができた
「……もう、わからないことだらけだ。いちいちリアクションなんてとってられないね」
ナビゲーターと主人公の会話、読みづらいですよね。伏線です。
アンガーマネジメントできる主人公…えらい…!
主人公は剣を投げて攻撃手段がなかったのでぶにょぶにょを倒すには千切るしかないって思ったみたいです。健気〜




