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絶望の果て  作者: ヌ名人
序章
2/12

1話. 始まり

2話目。

ーーーーーーーーーーーーーーーーざわざわ...ーーーーーーーーーーーーーーーー

ん?僕は違和感を感じた。

みんな不安そうだし物々しい雰囲気だ。

「お母さん、今日は何かある日なの?」

「あんた、聞いてなかったの?今日は領主様御一家が街に来る日だよ。」

「へー、なんでそんな人がここに来るんだろうね。」

「さあね、領主様が考えることなんて分かんないよ。そんなこと考えるだけ無駄なんだし早く領主様の別荘前に行くよ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                  /\

                  \/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「領主様が来たぞー!」

その言葉にみんなが気を引き締める。

たくさんの馬車が街に入ってくる。

その中で一際豪華な馬車からちょっとぽっちゃりしたおじさんと綺麗な女の人、僕らと同じくらいの年齢の子が出てきた。

剣を腰に差した怖い人たちに囲まれてこっちに歩いてくる。

「皆の者、ご苦労。私がビエルサ男爵家の当主、コション=ビエルサだ。」

「コション=ビエルサが妻、ラーシュ=ビエルサですわ。」

「ロイフ=ビエルサだ。汚らわしい下民共は近づくことすら生涯叶わぬ僕様に会えたんだ、光栄に思えよ。」

僕の貴族への憧れが一瞬で消えた。

領主様は(コション)だしその奥さんは綺麗だけど底意地の悪そうな顔だし。

その子供はもう最悪。

同じ人なのにあんな尊大な物言いで。

まるで存在からして違うみたいじゃないか!


コション(豚)

ラーシュ(←トラッシュ=ゴミ)

ロイフ(←ローライフ=ゲス)

分かりやすいね!(意味深)

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