俺の彼女は3メートル越えのデカ女だった!
世の中に、こんなデカい女が俺は居るとは思わなかった!
しかも? その女と俺は付き合う事になる。
身長は高いが、性格は繊細で女の子が好きそうな編み物が趣味なんだ。
俺と彼女が一緒に並んで歩くと? まるで大人と子供みたいになるんだよ!
俺は彼女を見上げ、彼女は俺を見下ろす感じで会話する。
そんな俺と彼女を見て、周りの奴らはヒソヒソ何か話しているようだ。
『何? あれカップルなの?』
『もう大人と子供じゃん!』
『彼女がデカすぎるのよ!』
『いやいや? 男の方が背が低いだけだよ。』
・・・でも? 俺も彼女もそんな事は気にしない!
誰がなんて言おうが、俺と彼女は付き合ってるわけだし。
何を言われても気にならない。
“人は人だ!”他人の事なんか気にしないよ!
俺は彼女が俺の傍に居てくれさえすればそれでいい。
他は要らないんだ!
『ねえ? 私と一緒に居て、恥ずかしくない?』
『なんでそんな事訊くの?』
『・・・だって私、やたらと背が高し。』
『気になんないよ! 俺は身長が高い君も好きだし君という女性を
好きになったんだよ。』
『・・・あ、ありがとう。』
『俺はずっと君の隣に居るからね!』
【うん!】
彼女は目に涙を溜めながら嬉しそうに俺の顔を見て【うん】と頷いた。
俺には心を許してくれている彼女。
でも? 今までの彼女の恋愛は残酷なモノだった。
好きになった男の子から、彼女の身長の事を揶揄わられたりしたそうだ。
『お前! なんでそんなにバカでかいんだよ!』
『そんなに背が高いと釣り合う男なんていないよな。』
『オレは自分より背の高い女は無理だわー!』
『僕も無理!』
『・・・お、おれも無理かな。』
『・・・・・・』
彼女はその日、学校から家に帰ると? 直ぐに部屋に閉じこもって
朝まで泣いたらしい。
そりゃそうだよ! 思春期の女の子が好きな男にそんな事言われて
泣かない女の子は居ないと思う。
相当彼女は、ショックだっただろうな。
“背が高い事は、彼女にとって完全にコンプレックスになった日でも
あると思うんだ!”
・・・その後も、好きになる男性とは上手くいかなかった。
彼女の身長のせいだろう。
彼女はそう思ったに違いない!
でも? そんな時、俺と彼女は出逢った。
“俺にとって彼女は運命の女性だったんだ!”
身長が高いというより、俺は彼女の心の優しさに心惹かれる。
『良かったら? 俺と付き合ってくれない?』
『えぇ!?』
『いい返事待ってるよ。』
『・・・ちょ、ちょっと待って! 私、こんなに背も高し、きっと
釣り合わないと思うよ、』
『えぇ、なんで!? 背が高いから何? 全然俺、気にしないよ。』
『ほんと?』
『あぁ!』
『“私でよければ付き合ってください!”』
『えぇ!? いいの? そんなに簡単に決めて?』
『いいの!』
彼女は俺みたいな男は、初めてだったらしい。
こんな男が世の中に居るんだと、俺を見てビックリしていた彼女。
まあ正直! いろいろ周りの奴から彼女と一緒に居ると言われるけど。
俺は全く気にしてないし、彼女の事をこれからも愛していく自信があるんだ!
彼女は冗談ぽく俺にこう言ったことがある!
【春吉を逃したら? 私は一生結婚できないかもしれない!】
俺はそんな風に想った事一度もはないよ。
だって! “運命っていうのは? 必ず巡ってその相手と必ず出逢えるように
なってんだよ!”
俺はやっぱり君と一緒になる運命なんだと思うんだよ。
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