表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死にたがりの領主の息子  作者: ナイン
6/8

死にたがりの領主の息子 6

15才、俺は何度も死ぬような出来事にあったが残念ながら生きている、これも神様の加護のせいらしい、俺にとっては呪いだ…死にたい。

学園生活は上手く行ってた筈だ、同期とは通りすがれば挨拶か会釈はするし、メイドと執事だがよく話をする、この学園で出会ったからセーフ可哀想な人では無い。

しかしこの呪いは絶対死なないわけではなかった、何で過去形かって更新されたんだ、野外学習前に教会に行った時、神様の上司と同僚が俺はわざと死のうとして加護を悪用してると審議され一時取り上げられた、斬られたら死ぬし溺れるし気を付けてと言われたが、俺の頭の中は野外学習中にどう不慮の事故で痛くなく死ぬかわくわくだった。

結果死ねなかったし加護まで強化された…もう魔王にかけるしか無いか、前年は引きこもり難を逃れたがクリスマスがあるらしい、強制参加で二人一組で入場しダンスパーティーするらしい…死にたい、だかそれを越えれば魔王探索に向かえるらしい期限は3ヶ月見つからなかったら日誌とレポート提出で卒業、領地に帰れるらしい魔王でも俺を殺せなかったらもう領地に引きこもる…自称魔神が魔王より上だったら最悪だ。


side主人公の知らない世界


とあるメイド

私を助けてくれた貴族様は面白い、貴族として振る舞う気が無い、死にたがったりタイミングが悪いかとか独り言が物騒です、でも焼いたケーキやクッキーを美味しそうに食べてくれるので好きです、野外学習で何があったのか最近は落ち込みぎみです、こんな時こそお茶でもして元気になるべき、ダンスパーティーのパートナーが見つからないと言うか誘って無くて困ってるらしいので私がと思いましたが出れませんでした残念です美味しい料理が…こっそり参加しましょう。


とあるエルフ

あの人ですか?あの人と言えばもうすぐダンスパーティーです!あの人はもう相手を決めたのでしょうか、あの人は野外学習前に教会で会いましたその時は加護が消えたとかで喜んでました、加護が消えて喜ぶって何でだろうだったの。

野外学習が同じグループで再開にビックリです、でも気付いて貰えませんでした、グループはあの人、姫騎士さん、親衛隊の人、私の四人です、親衛隊の人が先頭であの人は最後尾、姫騎士さんが話しかけてきましたがエルフと教えると距離をとられます。

でも驚愕の事実が判明しました、あの人が私の手袋を外すように言うので外した時、綺麗な手だと触れてくれました、あれ?死なないと思ってるとあの人は触れたら死ぬはデマであり綺麗な体を守る為の言い伝えだと教えてくれました、あの人の領地にはエルフが居るそうです。

長年着けたせいで落ち着かないので手袋は着けたままにしました、再び姫騎士さんが話しかけてきたので相手をしてましたが私はあの人の話を聞きたかったです、姫騎士さんに聞くとあの人の事を嫌いみたいです。

野外学習は森で2泊3日、森に入ってすぐキャンプを作る筈が姫騎士さんがせっかくだから奥で魔物でも倒しながら過ごすと言い出しました、姫騎士さんはあの人の意見を聞く気はなく2対1で多数決奥に行くことになりました理不尽です。

森の奥地、湖近くでキャンプを構え1日目を終え、少しですがあの人と親衛隊の人が仲良くなりました、どうやらあの人が姫騎士の親衛隊とか大変だなと同情したみたいです、2日弱い魔物しか居らず基本的に姫騎士さんと親衛隊さんが瞬殺で不意討ちもあの人が防いでくれるので余裕でした、ですが夜の事でしたどうやら拾った山菜にいつの間にか毒を盛られた様で体が痺れ熱く思考が上手く纏まらず、動けず魔法も使えなくなりそこに黒衣のフードが8人も現れ、あの人と親衛隊さんを燃やし姫騎士さんと私に何かおぞましい魔法を使おうとしたのです、フードの人達が此方を見てる隙をついてあの人が親衛隊さんにポーションを飲ませ、黒衣のフード達にタックルし触れたら死ぬほど痛い魔方陣を踏みつけ姫騎士さんを親衛隊さんに投げました。

ですが親衛隊さんは姫騎士さんを担いで逃げてしまいました、あの人も倒れてしまいましたが、あの人は黒衣のフード曰く死に満ちた最高の人材らしく一緒に連れてかれ、森の奥の洞窟さらにその奥に祭壇があり百を越えるフードが居ました、私達は生け贄にするために連れてこられたみたいです。

ですがあの人が魔方陣に乗った時起動してしまい、轟音と共に魔神が現れ黒衣のフード達は口々に願いを言いましたがすぐに魔神に食べられました。

魔神は願いを叶える気はありませんでした、あの人て私以外が死んだ時あの人が魔神に話しかけ、魔神をそそのかしある契約を結びました、それはあの人が魔神に殺されるまで魔神はあの人以外を殺せずあの人以外に危害を加えない、あの人が魔神に殺される以外で死んだら大人しく帰るでした。

そこからは気が気でありませんでした、何度も何度も魔神の攻撃を盾で受け止めるあの人、凄まじい魔法を受けてもあの人は何も無かったかの様に振る舞い魔神を挑発し、いつの間にか後ろに居た姫騎士さんと親衛隊さん他にも何人か居ましたが皆が唖然とし誰も助けに行けず見ているだけでした、そんな状況でもあの人は魔神が放った炎の中から此方にポーションを投げ私は動けるよになり、纏めて投げられたポーションを他の人にも使いあの人がここから離れろと指示していたので逃げてしまい。

私達が洞窟の出口を見つけた時凄まじい揺れが起こり誰かが崩れると言い皆は必死で脱出した瞬間洞窟は崩れ落ち、振り返った私達が見たのは空を飛ぶ魔神と崩れた洞窟の上で魔神を見るあの人、魔神は何か叫ぶと何処かに去りあの人はそれを見送ると私の手を取り起こし怪我は無いってもう最高に……。

エルフ気絶の為終了


とある親衛隊

恐いものが無いわけではない3つほどすぐ浮かんだ先ずは、あの貴族だな、嫌いだっただがあいつの言うことは正しかった。

今の俺が新入りに言う言葉「強い力を振り回すだけなら誰でも出来る、だが弱い奴を守るのは強い力を持つものしか出来ない、よく考えて力を使えと」

力が無ければ守れない、慢心していた俺は強いとだが、倒すことの出来ないあいつが本気に為れば俺は勝てるのか?

剣の当たらぬ相手に剣を振ろうと勝てるわけが無い、あれから俺の剣は更に速く更に鋭く斬れるものを増やすために教会に通い祈りも捧げた。

最初は皆も止めていたがある時俺の剣は光をおびた残光剣、だが同時に声も聞こえた気がした、この剣を何に使うのかと、あいつはあのメイド以外にも色んな人から慕われていた、俺の後ろには剣に魅せられた者しか居ない。


そして野外学習の時不意にあいつに聞いたお前は何故強いと…守りたいものを守ってるだけ強いと思うなら何か守るものでも探せばだと、思い出したのは昔聞いたお伽噺の騎士だった、騎士は国を守るために戦った、俺は力を示すために戦っていた、それならお伽噺の化け物と一緒だ。

ああ、剣に集う俺達は武装した化け物だった、だから俺はこの剣にかけて誓おう守る為の剣であると。

だがその日の晩、毒を盛られ不意討ちで燃やされ死んだ…筈だった体は再生し剣は溶け鎧は焦げているが体は動く、鎧を外し起きた所に姫騎士様が投げられ飛んできた、あいつは言った逃げて誰か呼べと、戦う為の剣が逃げるなんてと五月蝿い姫騎士様を抱え俺は走った、守るべき姫騎士様からの言葉は聞き流す、少し前なら無駄に溶けた剣で挑んで無駄に死んでいただろう。

待機していた教授達を呼び探知の魔法で追いかけそこには多数の黒ローブの死体と今だからわかるが魔神が居た、対峙していたのはあいつだ、俺達は恐怖で動けなかった助けに来たのにな…結果は俺達はあいつを置いて逃げた、あそこに居ても邪魔にしかならなかった、魔神も恐いがそれと対峙して帰って来たあいつも恐い。

もう1つはな絶対に言うなよ、あのエルフだ、姫騎士様も悪いがあいつを独占したいのか…。


何処からかナイフが飛んできたので終了


とある魔神

あいつか契約相手だ、私があいつを殺すまで私は物を壊せずあいつ以外に危害を加えれない、あいつが私に殺される以外で死んだら大人しく帰れが内容だ。

安い挑発に乗ってしまった、だがあいつ殺せないし何あれ、掴もうとしてもすり抜けるし焼いても燃えないし閉じ込めても出てくるし、何あれ…今はあいつを殺すための作戦を考え中だ。

どう過ごしてるかって、私に危害を加る者に反撃しても良いらしく、暴れるだけの魔物を倒して換金して生活している、確か冒険者だ、人間弱点を探すため人間の世界に溶け込むには身分証明書が必要らしく登録したのだ。

ステータスが凄いらしくな、旨いものを食べてゆったりと寝ていられる、しかも弱い魔物を倒せば簡単に稼げる金貨でだ、しかし弱点の情報がなあいつに試してないのは女しか無い女ってなんだ?

緊急の魔物討伐にスキップで行ってしまった為終了


とある神様

ファッ◯ン!!◯ット!

ふぅ……あの◯爺が堕女神に唆されて加護を強制カットしたせいで、私の高速研磨中のイケ魂が◯バズレに奪われる所でしたよ!

まぁ流石私のイケ魂です、自身の犠牲を省みずに人を助ける、何が加護の悪用ですか!加護が無ければ精神崩壊しそうなレベルの苦痛に簡単に突っ込むあの人が壊れてしまうかも知れないじゃないですか!しかも魔神まで出すとか…未来の神が文明崩壊でぶちギレて他の神も人が全滅する未来で信仰消滅で激ムカで危うく神話戦争勃発でした。

でも加護を戻すときに少し調整ミスと◯爺の介入で、誰にも私さえ弄れず、寿命以外ではけして死なず幸運と女を引き寄せるとか…私のイケ魂が、でも60年位見守っても飽きたりなんてしません、この世界での人生が終われば未来永劫私と居るのですから…ふふ…うふ…あはぁ…。

放送出来る内容では無くなった為終了、途中ノイズがたびたび発生致しました。


とある教授

ダンスパーティーは明日だ、各地で小規模な衝突が起こったが何時もの事だ、しかしあの貴族の息子自身の置かれた状況を分かってないように振る舞うおかげで最近は胃が痛い。

魔神から仲間を守る為にけして退かぬ騎士道精神、おそらく回復だけだが異常な程の魔法の才能、1本金貨10枚が相場となったゲロヤバイポーションを取り扱い巨万の富を1代で築き上げ、父は戦争の英雄で兄は姫と婚約し王族で家柄も問題なし、更には片田舎だった領地を金で回し王都と並ぶ規模に押し上げ惜しみ無く他国の技術を取り入れ続け文化レベルは10年は先を進み、後進の育成さえ行い衰え知らず…さらに防諜にどれ程優秀な暗殺者を雇っているのか軍事技術に関しては一切の情報が無く迂闊に攻め込めぬ現状。

今は王国の領地の1つとして扱われてるが実質同盟国に近い…国家転覆の噂さえ否定できないが、あいつの人の良さと騎士道精神が噂になり今の問題を引き起こした。

学園長が皆が争うからあいつを誘うのを禁止にし誘われるのを待てと、頭がお花畑な連中はもしかしたら誘われるかもとか思い他の奴の誘いを断り続け、接点が無かったか奴はパートナーをダンスパーティーのチケット扱いでダンスパーティーで仕掛ける腹積もり。

抜け駆けした奴も居たが鉄壁、会話さえ出来ず終わる、あいつは出る必要あるのか?とか抜かしたがお前は強制参加だ、あいつに誰でも良いからパートナーを連れてこいと言ったら、じゃあとか言って横にいたメイドを指さしやがる。

適当に仲の良い生徒をを誘えと言ったら居ないとか抜かし、

大人しく姫騎士かあのヤバイエルフを誘えと言えば、姫騎士と仲良くないし親衛隊が誘うだろで、ヤバイエルフ?と首を傾げる、とりあえず適当に探してこいと部屋を出したら、扉の前にヤバイエルフが居た…結果オーライ、ヤバイエルフを安全に処理できた。

姫騎士あいつと仲良しって言ってなかったか?


とある姫騎士

あいつ…エルフ誘ったんだ、問題無いわよ…。

私はあいつを嫌いだし、貴族の癖に貴族らしくない使用人と仲が良かったり誰にでも優しい、顔も普通でも身なりは綺麗に整えてる、剣はまともに振れないけどあいつなりのやり方で戦える、自分の力に溺れてないし傲らない、あのポーションを人に躊躇なく使う判断力と用意した資金力、私はただあの凄く痛かった魔方陣から助けてくれたお礼を…でも今更何て言えば…。

どうして何時もなら感謝してあげるって簡単に言えるのに、何故あいつには言えないの…コワイ?それは無いだってあいつの近くに居るときは安心する、手紙は駄目ね…直接言わないと。

とりあえず誰か捕まえてダンスパーティーに出ないと…見られても問題ない人…ってあれ何で見られたら問題あるの…?

とりあえず親衛隊から適当に空いてる人をチケットそう参加するためのチケットだから他意は無いの!

誰に言い訳してるんだろ…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ