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兄の新たな謎

タイトルを変えたいと思ってます。

僕の兄は有名なVTuberでした。だけにするか

僕の兄は有名なVTuberでした、そんな兄の秘密を知りたい。のどっちかにしようかなと思ってます。

リスナーさんを出す予定はあるのですが、そこまでに結構時間かかりそうで笑タイトル詐欺でしかないので笑。変えようとかなって思います。

兄は、有名なVTuberだったらしい。信じられない気持ちが強く、念の為に夜空 葵の配信アーカイブを見てきた。動画から流れてくる声は、姿や形は違えど、兄だとすぐに分かった。分からないはずがない、僕らは家族なんだから。


僕は驚愕な事実に驚いた気持ちを落ち着かせながら、ソファにもたれかかり、考え込んでいた。


それは兄が僕に、パソコンのデータの処理をして欲しいと頼んできた事だ。兄が何を思って頼んできたのか、僕には分からなかった。


兄との約束の条件に、消す前のデータを見てはいけないと言われていない。オマケに、兄のお見舞いに行った際に、「中身見ちゃうかも」とポロっと口からこぼれたことがあった。


兄はその時もいつもの笑顔で


「見てもいいけど、面白いものはなにもないよ。強いて言うなら、賢人は悲しむかもね。」


と、兄にとってVTuberは面白みがなかったのだろうか。それとも、僕たち家族にVTuberである事を、隠したくて、言い訳として出てきた言葉だったのか。それは、兄しか分からない。僕が、いくら考えた所で答えなど出るはずがないのだ。そして僕が悲しむという忠告の言葉も気になっていた。


気持ちが落ち着いた僕は、もう一度、夜空葵の記事を見返す。


夜空葵が兄だと知った状態で見る記事は、こんなにも凄い人気だったなんてっと誇らしくもなるし、また違った視点で見ると気になる点もあった。


それは、なぜ兄はVTuberの活動を引退もしくは、一時休止といった他のVTuberさんがしている報告などをしなかったのだろうか。


僕は、VTuber業界や配信などSNSに詳しくない。

何も分からないからこそ、細かい事にも気になってしまう。


兄は賢くて優しい人だ。自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先するし、相手の気持ちに寄り添う、そんな行動が出来る優しい人。だからこそ、自分が居なくなってしまった後、リスナーさんが悲しむ姿を兄も想定できたはずなんだ。


ちなみに、最後の配信は


「また、明日。会いましょう!」


で幕を閉じている。


この流れからすると、明日も配信の予定があるはず。だがしかし約束は叶わず、これが最後の配信となった。


何か手掛かりはないかと、配信の概要欄を読んでいると、最後に配信をした日付が書かれていた。日付を確認をすると、まだ兄の病気が発見されていない時期だと判明した。


僕は更に頭を悩ませた。

僕は病気が見つかったから配信を停止したと考えていたからだ。


兄は何故配信をしなくなったのか。兄の事が更に分からなくなっていった。


そんな兄の行動に戸惑っている反面、空白の3年間を少し知れて嬉しい気持ちもある。


兄の配信を見返してみて、気付いたことがもうひとつ。それは、配信で話をしている兄は、僕に接してくれていた時の様な、面影は何処にもないということ。


VTuberは多種多様でストーリー重視の人もいたり、素のまま活動したり、方言を生かす人など。様々な個性豊かな人達が沢山いる。


「なるほどね、兄さん。こんな事で悲しまないよ。」


僕は、兄が忠告してくれた意味を理解する。


夜空葵こそが兄の素なのだ。


当時の僕なら少し悲しんだかもしれないなと苦笑いをする。あれから3年も経ったんだ。僕はもう大人になった。僕に素を出してくれなかったという理由だけで悲しむ程子供じゃない。それ以上に尊敬できる姿やかっこいい姿を見てきたのだから。


などと考え込んでいると、一瞬タスクバーにある通話ソフトが光った。


僕は急いで、その通話ソフトにカーソルを合わせるのであった。

2章〜ヾノᵔ ᵕ ᵔ)イエイエ

タイトルどうしましょってなってます。

兄の秘密にも迫りつつ、のほほん私生活も書きたいし

他のキャラも出したいし小説ガチむじいいいぃよ。

でも楽し誤字脱字あったらすいません。

良ければブックマーク☆評価お待ちしてます。

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