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パソコンと向き合う決意

美桜先輩呼びか先輩呼びかどっちがいいのかな

もう2.3話で1章が終わるはず?です。暖かい目でご覧下さい。


兄のパソコンで録画をスタートさせるという、やらかしをしてから2週間が経過した。あれから僕はコツコツとパソコンの勉強をしている。


「賢人くん!お昼休憩だよ!後のことは私に任せて」


今日も今日とて、僕の相方こと美桜先輩が一緒です。日勤の日はいつも先輩なんだよなぁ…。困った事は起きてないし、逆に慣れすぎて他の職員さんになった時のが怖いぐらいだ。


僕はお昼休憩の前にやり残してしまった仕事を、美桜先輩に伝える。


「すみません、高嶺さん。利用者さんの記録が描き切れてなくて、ファイル借ります。」


僕は頭を下げる


「いいよ。そんなに焦んなくて。書く時間ないよねぇ…。書き終わったら戻しに来てね〜。」


午前中は本当に忙しくて大変なんだよなぁ…。

まぁ午後も同じくらい大変なんだけどね。


「すぐ書いて戻ってきます。お昼休憩行ってきます」


「はーい。行ってらっしゃい。」


僕は休憩室に入り、利用者さんの記録を書き切る

と美桜先輩と利用者さんがいる部屋に戻りファイルを手渡す。


そして再び休憩室に戻ってからは「初心者でもわかるパソコンの使い方」というタイトルの教材を見ながら、コンビニで買った昼食を食べる。


昼食を食べ終わり。黙々と時間を忘れ教材を眺めていると。


「トテトテトテトテトン、トテトテトテトテトン」

と13時を知らせるアラームがなる。


休憩終了と休憩交代の時間だ。


介護職員は基本的に2人なので、休憩から帰ってきたら立ち代りで次の人が休憩する事になっている。


「戻りました。」


と言いながら扉を閉める


「はーい。おかえり」とどこからか美桜先輩の声が聞こえる。


次は美桜先輩の休憩なので僕が居なかった1時間、利用者さんの変化はなかったか、共有してもらう。


「利用者さんは特に問題はなかったよ。あとごめん、賢人くん、洗濯物がまだ洗濯機の中にある。」


「大丈夫ですよ、利用者さんと一緒に畳みますね」


「ありがと〜う。他は終わらせてあるから、後はお願いします。」


と言いながら、カップ麺にお湯を注ぎ入れ美桜先輩は休憩室へと向かった。いつも僕の食事を注意するけど美桜先輩の方が健康に気を使った方がいい気がする。


先輩が居なくなってからの1時間はとても穏やかなものだった。施設には様々な利用者さんが居らっしゃるのでゴタゴタなのが日常茶飯事だ。いつもこれぐらい穏やかであって欲しいんだけどね。

と洗濯物を利用者さんと畳んでいると扉が開く音が聞こえる。


「戻りました〜!」


美桜先輩の明るい声が響き渡る。


「おかえりなさい」


と先輩に伝えると急に僕の顔をじっと見つめながら


「賢人くんってさ、パソコンに興味あるの?」


美桜先輩にパソコンの話なんてした覚えないだけどなぁ…?と僕は思いながら尋ねる。


「どうしてですか?」


「あ〜、休憩室の机にさ。パソコンの教材みたいなのが置いてあったから、興味あるのかな〜って思って」


別に隠していた訳でもなかったので美桜先輩にこれまでに起きた経緯を少し端折りながら伝えた。

余所見をしてたら録画スタートさせた。なんて言ったら、いじられの的になりますからね。


「賢人くんがたまーに話してくれる。((お兄さん))!のパソコンなんだぁ、それで勉強してるんだね。」


「でもさ〜、教材見るのもいいけど、パソコンも触らないと、経験積めないよ?」


美桜先輩からお叱りを受ける。そうですよね。分かってはいるんですけど、また変な事やらかしそうでパソコンに触れられない僕がいるんだよなぁ…


「もう、2週間も勉強したんだし、パソコン起動しなよ〜。だいぶ成長してるはずだよ!」

 

と先輩に背中を押された僕は、仕事が休みの日に再びパソコンと向き合うという決意をしたのであった。

1章終わり方はだいたい決まってて、それに繋げる文が中々思いつかず大変でした。キャラクター説明書きたい。僕の為にも設定忘れそうになる。

先輩がいいか美桜先輩のままでいいのか悩み中です。

小説読んでて少し暑苦しい様な気がして…

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