七色抽象街にナナイロコナユキの舞う日【歌詞】
あの時ほら 隠していたのは
具体性じゃない どんな傷跡?
冷たい天使の歌声が響いて
曖昧な傷跡が痛いな
いつの日か 温めた夢は飛び去った
祈りさえ空に溶けてしまう
あの日そっと 見えなくしていた
思い出したくない 全てから逃げこの街に
空にかかる 虹が見えない 誰の目も見えない
そんな街をぼくは歩き いつまでも 一人歩き
夢のベルも 恋の歌も
響かせたいのに いつか ぼくの空のナナイロコナユキの舞うまで
眠たげなまぶた 裏側で天使の
呼ぶ声が聴こえたな "まだ?"
目を閉じて 誘われた闇に身を任せ
何もかも黒に溶けてしまう
あの日そっと 何か投げ捨てた
具体性ではない ぼくが欲しかったのは
夜の街の迷子のように 灯求めてた
影を縫って 凍えながら いくつもの色を浮かべ
冷めたスープ 抱きしめたら
静かに眠るよ
廻る 星の中で長い氷河期の終わるまで
目覚めかけた光の中 色があふれてる
影を抜けて 旅の終わり
辿り着いた場所で
空にかかる 虹が見える 誰の目も見える
そんな街をぼくは歩き いつからか 走りだせば
夢のベルも 恋の歌も
響くよ 心の 奥のぼくの空のナナイロコナユキの舞う中