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おほしさまにねがいごとを

「ねえ、ママ」

 ゆうちゃんがママのスカートのすそをひっぱった。

「どうしたの?ゆうちゃん」

「おほしさまがおちてくるよ」

「ほんとうだ。あれはね、りゅうせいぐん…ながれぼしっていうのよ」

 ママがしゃがんで、ゆうちゃんとおなじめせんでそらをみあげました。

「ながれぼし?」

「そう。ながれぼしをみたら、おねがいごとをするのよ」

「おねがいごと?」

「ゆうちゃんがなりたいものとか、ほしいものとか、なかなかかなわないかもしれないけれど、もしかしたら、おねがいごとがかなうかもしれないのよ」

「ふーん。ぼく、おねがいごととかないんだけど」

「えっ。ゆうちゃん、ほしいものとか、なりたいものとかないの?」

「うん。ほしいものはママやパパが、ほんとうにぼくにひつようだとおもったらかってくれるでしょ?それに、さきのことよりもいまをがんばったさきに、やりたいことやなりたいものをみつけられるきがするんだ」

「そっかぁ、ゆうちゃんはおとなだなぁ」

「ぼく、まだこどもだよ。ママはなにかおねがいごとあるの?」

「うん。ゆうちゃんがげんきでわらっていられますようにっておねがいしようかな」

「ママ、じぶんのこともいれなきゃ、ぼくがげんきでわらっていられないよ」

「そっか。じゃあ、ママとゆうちゃんがげんきでわらっていられますようにっておねがいするね」

「うん」

「かえろっか」

 ゆうちゃんとママはてをつないでかえりましたとさ。

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― 新着の感想 ―
[一言] ゆうちゃん、大人ですね〜。 微笑ましいお話でした!
2022/01/17 13:59 退会済み
管理
[良い点] 面白かったです。 自分も周りの人もみんな笑っていられるのが本当の幸せですね。
[良い点] 願いのないゆうちゃん、 それは十分に愛情を与えられた証なんですね。 それでもお母さんは子供の幸せを願う、 ほっこりとしたお話で楽しませていただきました。
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