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23話 雫 ※閲覧注意

いろんな意味で閲覧注意

今、俺の目の前には顔を赤らめ、内股気味のまるで、何かを必死に堪えているような少女が立っている。

その少女の透き通った綺麗な若草色の瞳には、困惑の色が見える。


無理もない。

この少女は月を覆い隠すほどの黒雲の大群の夜に、

たった1人で何もせず、扉の近くでずっと待っていた。

俺が帰ってきたらパーティ解散疑惑やら、

抱きつかれるやらで時間がかかってしまった。

そのせいで今まさに少女は爆発寸前なのに、

目の前で無色透明な小瓶を見せつけられたのだから。

まるで、今ここでしろと言わんばかりに。


「これ、自分で持てる?俺が持とうか?」


「はうっ!じぶ、じぶんでっ!もて、もてますっ…っ!からっ!〜〜〜っ!だか…らっ!は、やくわたっ!…してっ!…っ!くだ、っ!さい!」


少女に急かされた俺はさっさと瓶を受け渡すことにする。

流石にこんな幼い少女をいたぶる趣味は無いからな。

渡した瓶がスカートからひょっこりと顔を出している。

しっかりとは見えるわけではないが、

どうやらショーツをずらして瓶をあてるようだ。

慎重に手を動かしているのが腕の動きで予想できる。

可愛らしい下着を拝見できると思ったのに残念だ。


「あのっ!あっち、むいっ!…てっ!、おみみっ!…ふさっ!…っ!ふさいで、…っ!くれま!〜〜〜っ!……せんかっ!」


少女は俺に言った。

顔を赤らめ、片手をスカートに潜り込ませた姿で。

それは俺には、開いては行けない扉の先にあるもの

にさえ見えた気がした。

駄目だ、その世界は俺には美しすぎる。


「ダーメ、君の可愛いお顔、俺に見せて?」


だがしかし、俺はその先に行ってみたい。

俺はその小さな白い扉にそっと触れた。


「〜〜〜〜〜〜っ!」


扉の向こう側はとても美しかった。

赤く染まった頬。困ったように下がった眉。

艶のある息を呑むような黒髪。

だらしなく開ききり、よだれがでてきてしまっている口元。

焦点が合っていない、虚ろな若草の色をした瞳。

時が止まっている。そんな気がするほど綺麗だった。

その少女の叫びは大量の水音によってかき消されてしまった。大きな雫が一つ、地に零れ落ちていった。












ちなみに五十土ちゃんはおもらししてないよ。

俺がお腹押したにも関わらず、

五十土ちゃんはそれに耐えて、やっぱり無理ですぅ〜

って言ってトイレにダッシュしてったよ。

動いたら出ちゃうんじゃ無かったのかよ。


まぁ、いいや。

外、土砂降りだしたくさん布団被ってはやく寝ようっと。

おやすみなさーい。いい夢見てくるね。

レッドマグマ・ドラゴン

モンスター ランク1 サポート 赤属性 火炎系

フレイムドラゴン 攻撃力6000 防御力5000 △1


(B) (S) 相手のエンプティゾーンにカードが置かれたときこのターンの間攻撃力+2000。

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