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21話 異変 ※閲覧注意

無音「え"つ"ら"ん"ち"ゅ"う"い"で"す"」

日中の騒がしさはどこにいってしまったのだろうか、

静まり返ったこの街は、既に夜の帳が下りていた。

しかし、今夜顔を出すはずだった三日月は、

大量の黒雲で覆い隠されており、

この部屋には1本の蝋燭しか、明かりがなかった。


「あの、そろそろ離して欲しいんですけど……」


そんな真っ暗な夜に俺は、

五十土ちゃんを抱きしめていた。ぎゅーっとね。

これで逃げれないよ五十土ちゃん。


「ダーメ、

離したら、その可愛いお顔、隠しちゃうでしょ?」


「っ…だって、恥ずかしい、じゃないですかぁ…」


えっと、説明するね。

先程、五十土ちゃんは勘違いして、

赤面したお顔を隠そうとした。

それにいちはやく気づいたこの俺が、

すかさずこ五十土ちゃんの腕ごとホールド。

すると、五十土ちゃんはお顔を隠せなくなり、

俺は五十土ちゃんの照れ顔独り占め。

恥ずかしい顔を見られて恥ずかしくなった

五十土ちゃん、さらに赤面。

それを俺に指摘されて、もっと真っ赤に。


とゆーわけですよ。簡単だね。

で、かれこれ30分くらい五十土ちゃんを

抱きしめてるわけなんだけど、

俺は気づいてしまったのだよ。あることに。


「それとも、抱きつかれるの嫌?」


「…イヤ、じゃない……ですけど…っ!」


それは、この子から俺への好感度が高いということ。

えっ?そんなのもう知ってたって?俺も知ってたよ。

ごめんごめん、ちょっとした確認。

気づいたこともう一つあるから、怒らないで。

ホント、ホント。その場凌ぎじゃないよ。

マジでもう一つあるから。

手すりの神様に誓ってもいいよ。

存在するか知らないけど。


「っ!…はなして、くださいっ、

でちゃいますからぁっ!」


「ダーメ、タメ口でいいって言ったのに、

敬語のままだから、お仕置きだよ」


そう、五十土ちゃんの様子がおかしいということ。

前傾姿勢だし、いつもより内股気味。

おまけに今みたいに変な発言をする。

いやー、どうしてこうなった。







どうしてこうなった。

フレイムウインド・ドラコキッド

モンスター ランク0 サポート 赤属性 火炎系

フレイムドラゴン 攻撃力4000 防御力0 △1


(B) このモンスターの召喚時、相手は自分の山札の上から1枚目を表でエンプティゾーンに置く。相手のエンプティゾーンのカードが3枚以上あるなら、このターンの間『(□1) このモンスターが攻撃した時コストを支払っても良い。支払ったら山札の上から1枚目を手札に加える。』を得る。

(◇1)(○1)-(B) このモンスターが攻撃した時、相手のエンプティゾーンのカードが7枚以上あるなら、コストを支払っても良い。支払ったら、自分のモンスターすべてはこのターンの間攻撃力+3000。


たまらない、たまらないねえ!


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