1話 目覚め
よろしくお願いします。
「コケコッコー!」
うーん、まだ眠いや。もうちょと寝かせてー。
「コケ コココ コケ コココ コケコッコー!」
つーか耳元で叫ぶなよ、鼓膜破れるだろ。
「あっち行けよ、ほら」
俺は寝っ転がったまま、手で払う。
すると、癪に触ったようで
「コケコー!コケコケ コケコー!コケコケ コケコッコー!」
五月蝿い!お前どんだけ大声出せるんだよ!
ああ、もう分かったから!
立ち上がった俺は鶏の首を掴んだ。
「五月蝿いと近所迷惑になるだろっ」
俺はそう言って鶏を投げ飛ばした。
青色の羽毛が飛び散った。
意外と鶏って軽いだな。もっと重いと思ってた。
ふー、やっと静かになった。
そーいえば、なんで鶏がいるんだろ。
キョロキョロと周りを見渡してみると
「ここどこだよ!」
思わず叫んじゃったよ。
俺も近所迷惑だわ、人のこと言えねーな。
や、この場合は人じゃなくて鳥のことになるのかな。
なんかごめんな鶏。
今リュウトさん、漫画とかでよくある
ここはどこ!?私はだあれ!?
っていう状況らしい。
つーか、今名前言ったじゃん。俺は八橋リュウトだわ。
あっ、話が逸れた。
えっと、なんか知らない森の祠に俺はいるらしい。
なんで俺ここにいるんだろ?
もしかしてだけど、もしかしてだけどっ
これって、かっこよくて強い最近流行りのっ
異世界転生じゃないかな!
いいじゃん異世界転生!
まてよ。ということは、違う世界にいたんだよな俺。
でも俺、名前以外何も覚えてないぞ。なんでだろ。
うーん。
そうだ!あれだ!チートだ!
あまりにも凄いチート貰ったから、
凄すぎて記憶喪失になったんだ!
そうだ!そうに違いない!マジかレベル高いな俺!
チートだ!やーりぃー!無双してやるぜッ
っていうのは明日からにして俺は寝る。
だって眠いんだもん。
鶏ごめんな、折角起こしてくれたのに。
チート持ちでも睡眠欲には勝てなかったよ。
ブルー・コック
モンスター ランク1 サポート 青属性 風系
ブルーバード 攻撃力6000 防御力5000 △1
(S) このモンスターが手札に戻された時、エナジードロップから1枚をエナジーゾーンに裏の状態で置く。
カモ姫がいなくなったって?!
姫、今助けに行きます!
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ちなみにヒロインが出るのは4話からです。