5話 初めての遭遇者
《 危険です避難して下さい 》
何を言っている?逃げる?この僕が?
そんな事出来る訳ないだろう。
例え弱くても何か出来る事があるかも知れない、それにここは見渡す限り荒地だ。
今回を逃せば何にもあり付けずに餓死する危険がある、それはゴメンだ。
丁度その時、猛スピードで走ってくる黄色い姿が見えた。
うわー、何だあれ。
とりあえず『叡智』よ奴のステータスを、見せてくれ
《種族名︰ウィニー・ザ・ベアー Lv.7/15
HP︰31/38
MP︰7/7
SP︰42/58
基本攻撃力︰27
基本物理防御力︰31
基本魔力︰8
基本魔法防御力︰9
基本敏捷性︰33
基本耐性力︰24
ノーマルスキル︰『引っ掻くLv.3』『嗅覚強化Lv.1』『噛み付くLv.2』
称号︰『蜂の天敵』》
あ、今の僕がこれ倒すとか無理だわ。
そうしていると奴がドンドン近付いてきた、良く見ると何かに追われてる?
良く見ると人間の腕くらいはありそうな、でかい蜂に追われている。
『叡智』、一応蜂のステータスも頼む。
《種族名︰ハニービー・ザ・ハッチ Lv.3/10
HP︰7/7
MP︰4/4
SP︰9/10
基本攻撃力︰6
基本物理防御力︰2
基本魔力︰1
基本魔法防御力︰1
基本敏捷性︰10
基本耐性力︰3
ノーマルスキル︰『毒針Lv.2』『追跡Lv.3』
弱いな、まあ僕よりは強いが……
ハチは弱いがこんな雑魚相手に何故クマが逃げてるのかというと、多いなぁ。
そう数が多いのだ握り拳大の蜂が40匹はいるな。
あー、クマがコケた、蜂に追い付かれた、刺された、あーこれクマキレてるわ。メッチャ蜂殺してる。
凄い勢いで暴れてやがるな、コレなら蜂はすぐ殺し尽くされるだろう。
てか、最初から蜂倒しとけよクマ。
とか観察しながら僕が何をしていたのかというと……
《 『捕食』の効果により経験値を取得しました。
経験値が一定に達しました、Lv.が2に上がりました、Lv.が3に上がりました、Lv.が4に上がりました、Lv.が5に上がりました。
条件を満たしました進化が可能です。
熟練度が一定に達しました『捕食Lv.1』が『捕食Lv.3』にあがりました。
条件を満たしましたスキル『胃袋拡張Lv.1』を獲得しました。》
クマが倒した蜂を食べていた。
4時間の睡眠時間を3時間にしてやれば、もっと書けそうなので。
体が持つ間は、週2くらいのペースでいく予定です。