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セカンド・ワールドの魔王  作者: 魔闇直樹
④ 活動領域拡大編その1
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4-12 林道を進む

 魔理守があおりんと美樹と共に部屋を出てから1時間ほど経過した。


 彼ら3人は、この村を散策しているようだ。


 彼女は、眠っている魔理守を起こし、そのまま彼を連れて外へ出て、ほんの数分くらいで勝利とポニーへ、フレンドに登録した人物にメッセージを送れる機能で、1時間後にウィンシティへと続く道の入り口に集合と連絡をしていた。


 彼らは、その連絡を受け「あいつのそういう所はしっかりしているよな」「うむ共感だ」とやりとりを交わした。


 そして、現在、集合の場所へ全員が揃った。


「うっし、んじゃ、皆んな揃ったしウィンシティへ行っか!」


 魔理守の一声を受けて他のメンバー達は、各々掛け声を出し、ウェンシティへ向けて歩き出した。


~~~風の林道~~~


「そんじゃ、モンスターを倒しまくっか!」


 魔理守はノリノリで右手の拳を握る。


「えー! また寄り道するの!?」


 あおりんは、不満をあげる。


「ん? ダメなんか?」


 魔理守は、困り顔をする。


「そんな顔してもダメ! 昨日はしょうりんのレベル上げをしてあげたいって言ってたから、私も賛成したけど、そのせいで、ワイ村に着くのギリギリだったよ!」


「うぐっ! わ、わかった……」


 昨日は調子に乗って寄り道でモンスターを倒しまくって、ワイ村に着くのが想定より遅れてしまったので、彼には反論することは出来ない。


「まぁ、でも、モンスターからこっちへやってきて、攻撃してくるなら、戦ってもいいけどね!」


「え!? マジで!? うっし! 出てきやがれモンスター共! ぶっ潰してやっから!!」


 こちらに危害を加えてくるモンスターは、倒しても良いと言われ、魔理守はハイテンションになる。


「あいつ、手玉に取られてんな……」


 2人のやりとりを後ろから見て、勝利は苦笑いする。


 魔理守達パーティは、雑談をしながら、林道を進んでいくと──


「キーーッ!!」 「キーキーッ!」


 ゴブリンが8匹ほどの群れで、彼らの進む道を塞いできた。


「ん? やんのか?」


 魔理守はそう呟き、彼らは臨戦態勢を取る。


 そして、ゴブリン達は魔理守達に襲い掛かってきた。

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