表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セカンド・ワールドの魔王  作者: 魔闇直樹
④ 活動領域拡大編その1
37/61

4-2 寄り道特訓

「よし! 皆んなそったことだし、ウィンシティまで出発だ!」


「「「「「おーー!!」」」」」


 真理守の出発の言葉に、集合した全員で掛け声を上げる。


~~~優しい草原~~~


「くらえ!」


 魔理守は、出会した【ヒッカキザル】を倒さないよう加減しながら蹴り飛ばす。


 ヒッカキザルは「キィッ」悲鳴をあげて宙を舞う。


 そしてサルは、「キィーーー!!」泣き叫びながら逃げていく。


「まりりん、そろそろやめない?」


「ん? なんで?」


 あおりんの心配を何がまずいのか彼は疑問に感じる。


 魔理守は、今蹴り飛ばしていたサルを合わせて5匹。詳しく言うとヒッカキザル2匹。【カミツキザル】というサルのモンスターを2匹。【ダゲキサル】というのを2匹。倒さない程度に攻撃をしていた。


「あおりん落ち着けよ! ありがとな魔理守!」


 勝利は、魔理守の行動に対して礼を言う。


 SWは、敵を倒した分経験値を貰える訳ではなく、敵を倒すのにどれだけ貢献したかによって経験値が貰える。


 さらに、SWはもう1つの現実としてのゲーム世界であるので、出現するモンスターもリアリティをかなり再現している。


 そして、さっきのサルのモンスターは群れで生活している。魔理守は、5匹のサルを倒さないように攻撃した。つまり……


「ウキー!!」「ウキッキーー!!」「ウッキーウキキー!!」


 魔理守に攻撃された5匹のサルは、それぞれ自分の群を引き連れて彼らの所へ仕返しにきた。全体で60匹以上はいる。


「よっしゃ! こいつらと戦えば俺の経験値がたくさん稼げるぜ!」


 勝利は嬉しそうに群れへ回し蹴りをする。サル達は「ウキー」と叫びながら飛ばされる。


 しかし、数が多い為他のサル達が勝利に襲いかかる。


 それを、あおりんが二丁拳銃で連射し撃ち抜く。


 3匹ほど、頭に当たったサルはHPに関係なく倒され消滅する。


 SWは、頭や心臓をやられたり、体の大部分を破損したりなどの現実で確実に死亡する状態になった場合、HP関係無しに死亡する。デスヒットと言われているものだ。


「グハハハ!! 俺も経験値を稼がせて貰うぞ! ポニーテールの凄さと言うものをこのポニーテールでない猿共に叩きつけてやろう!!」


 ポニーは、よくわからないことを言いながら鬼火を掌に出して、それを投げつける。


 ドガンッと音を立て、猿達は吹き飛ぶ。


 だが、猿達はそれなりにレベルがあるので一撃では倒せない。


 最初に魔理守が加減して攻撃してきた5匹の猿はレベルが2や3だったが、群れを引き連れてきた事で下っ端だけでレベル5~7の猿も加わっている。


 魔理守達パーティのメンバーは、1対1の勝負なら敵の最高レベルであるレベル10のボス猿をそれぞれ瞬殺とはいかなくても倒す事は可能である。


 だが、ボス猿は5匹、レベル9が2匹で10が3匹いる。因みに、その3匹は偶然なのかそれぞれ別種の猿。


 あおりんが3匹をデスヒットしたとは言え、それ以外はまだ1匹も倒せていない。


「なぁ、ポニー! どっちが多く猿達を倒せるか競争しようぜ!」


 勝利は、魔理守が思いつき実現させたこんな絶望的な状況で永遠のライバルであるポニーと勝負を申し込む。


「ふん、良いだろう! だが、お前より俺は早くこの世界に来ている。ハンデつけてやろうか?」


 ゴゴゴゴという効果音が聞こえそうな笑み浮を浮かべる。


「ハンデなんていらねぇよ! その上でお前に勝つ!」


「グハハハ!! 流石勝利だ! 面白い!!」


「「勝負」」


 彼ら2人は、猿の連合軍相手に攻撃を繰り出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ