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セカンド・ワールドの魔王  作者: 魔闇直樹
③ 全員集合編
29/61

3-8 魔理守と特訓3

〜〜〜〜〜優しい草原〜〜〜〜〜


「ここが優しい草原か〜」


 勝利が、嬉しそうに声をあげる。


 【優しい草原】始まりの森の道を進むと辿り着く草原。


「けど、ほんとに大丈夫か?」


 魔理守は「大丈夫」と言うが、ここのモンスターは、一番低くてレベル6。彼が言うには、「レベルなんてある程度は戦い方でなんとかなる」そうだが、


「俺、お前みたいにうまく戦えねぇぞ」


「安心しろ、俺とお前は、この世界を楽しみに生きてきた同志だろ!」


「ああ、そうだ」


「俺も手伝うし、なんとかなる!」


「おう、わかったよ」


 2人は共鳴する。


「おっいたいた」


 ピョンビョン


「こいつは【キャンディボール】かぁ、レベルは6ちょうどいい!」


 勝利はピョンピョン軽く飛ぶ。


「いくぞ!」


 ビュッドガッ


 勝利は、魔理守との戦いを特訓の時と同じように、背後に回り、思い切り蹴る。


「デューッ」


 キャンディボールは、後ろを、振り向く。


「デュッ?」


 勝利の姿はない。その瞬間、


 ドガッ


「デュッ!」


 勝利は畳み掛けるように飛び蹴りを色々な方向から蹴り続ける。


 彼は、幼獣人だが、兎の獣人。蹴りの威力は高い。キャンディボールへのダメージは、4つもいや4つしか離れていない。ダメージもそれなりに入る。そして、

「デューー!」ガクッ


「よし、倒したぞ」


「最高だぜ勝利!レベルがまた1上がったみたいだ」


 パンッと2人はハイタッチする。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 その後2人は、レベルが高いやつは魔理守も協力しつつ【キャンディボール】や、【草原ウサギ】を計7体倒した。


「あーあそろそろ近くの村に行って帰らないとな〜」


「制限あるし、いすぎてポニーと戦えなくなったらほんま畳んでだからな」


 勝利は残念そうに言い、魔理守は頷きながら答える。


「って言うか、お前半日もたってないのにすごいな、もうレベル4だぞ」


「そういえば魔理守は、1日でレベル3って言ってたっけ」


「俺を超えたじゃん!」


 そういえばとばかりに悔しがる魔理守。


「あと、あお……りん泣かしたんだっけ?」


 勝利は軽く笑いながらからかう。


「あれは俺が悪かったんだ……何をとち狂ったのか……俺は人として最低だ……俺は人間失格だ……俺は……」


「あーごめんななんでもなねぇなんでもねぇよ、魔理守はしっかりと反省したから大丈夫だそ」


 人生に絶望したかのように落ち込む魔理守を、必死になだめる勝利。


〜〜〜〜ワイ村〜〜〜〜


 始まりの森には3つの行き先がある。


 【優しい草原】【簡単な森】【甘口の川】


 さらに、【優しい草原】から【力の草原】と【ワイ村】。

 【簡単な森】から【獣の森】と【ケー村】

 【甘口の川】から【魔力の川】と【エー村】へと続いている。


 因みに【力の草原】【獣の森】【魔力の川】は、

初心者が500m位進むと通称初級の壁と呼ばれるモンスター各2種類いる場合があり、調子に乗って挑むと、大抵近くの村の休憩所送りにされる。魔理守の使い魔、一般的にはペットである【たかし】こと【デスリス】、【さんぺい】こと【ヘルハムスター】は、【獣の森】の初級の壁である。


「そんじゃー昼飯食ったら魔理守ん家行くわ」


「あおりんからメクトルきたから皆もいると思う」


「そっかー、てか、ムーファン連携するの忘れてた」


「戻ってからすればいいよ」


「そうだな」


 【ドリームフォン】通称【ムーフォン】はSW(セカンド・ワールド)で連携すると、こちらの世界でも使うことができる。


「そんじゃ」


「あぁじゃあた後で」


「「ワールドチェンジ」」

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