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2-5 獣の森へ出発
「そんじゃ、魔理守の使い魔探しに……」
喉に力をいれて、
「出発だーー!!」
「だー!!」
魔理守が拳を上に挙げ、あおりんもその動きに合わせて声と拳を挙げる。
「まりりん、獣の森に行くのは良いけど大丈夫?」
「大丈夫、あんまり遠くに行かなきゃ平気……だな!」
「今少し怪しくなかった?」
「行ってみないと分からねぇだろ」
あおりんは少し不安なのを魔理守は説得している。
「うーん、でもまあ良っか!その代わり死んじゃったらジュース!」
「げ!!」
魔理守少し冷や汗をかいた。
「じゃあ止める?」
「いや行きます」
そして二人は森へ入っていった。