守
睡魔と戦いながら書きました
俺はまだ日が出ているので商店街を通って帰ることにした。
俺が住む町の商店街は平日にも関わらず賑わいている。
「来る場所間違ったかな」というのも
こんな暑い日に賑わっている商店街に来たらサウナに長時間居るのと何ら変わらない。
「早く帰ろう・・・・・・」
俺がそう思ってはや歩きをし始めた。
商店街の真ん中辺りに来たとき、近くにアイスクリーム屋が有ったので寄ることにした。
列に並んでいる途中に見たことあるシルエットが走って少し行った路地に入って言った。
「あの背中は・・・ナツか?」でもなんでナツがこんな所に?
すると後ろから服を引っ張られた。
「お兄さん、早く進んでもらえませんか?」
俺が振り返ると
眼鏡をかけて背が高い男子が立っていた。
パット見180㎝位あるだろうその男子は何処か周りを萎縮させるオーラを発していた。
「あぁ。すいません、どうぞ先に」
「そうですか?
ではお言葉に甘えて」
男子は軽く頭を下げアイスクリーム屋のおばさんに注文をして帰っていった。
俺は男子を横目に見つつナツらしき人物が入って行った路地へ向かった。
--------------------
「なんで追いかけてくんのよ!」
「あぁ!?お前が逃げっからだろ!」
高崎夏希は見知らぬ男に追いかけられていた。
「あっ!」
夏希は地面に転がっていた石に躓き転んでしまった。
そして
知らないに男たちに捕まってしまった。
「たく。この女!手間掛けさせやがって!」
夏希は反抗しようとしたが長い間しかもこの炎天下の中走っていたため抗う体力はもう無い。
「なんで私を追いかけたのよ?」
「あぁ?お前がぶつかったのに謝らねぇからだろ?」「私ぶつかってない!」
「しらばっくれるのか?」 「本当だもん!私ぶつかって・・・!」
夏希は言葉の途中で脇腹を殴られた。
痛くて言葉もはっせなくなり周りは少し日が傾いていた。
「なぁ、どうする?」
「なにが?」
「この女結構可愛いじゃんか。
このままにしとくのはもったいないぜ?」
「それもそうだな!
じゃあちょっとやるか!」
男たちは夏希に近付いてきておもむろに制服に手をかけ脱がし始めた。
「ちょっとやめ!」
夏希は抵抗しようとしたが顔をはたかれてしまった。
その後に体の自由を奪われてしまった。
男は遂にブラに手をかけ脱がしてきた。
声を発しようとしても口を塞がれて声がでない。
「おぉ!綺麗なピンク色だなぁ!」
男は乱暴に夏希の胸を揉み始めた。
「・・・!!」
夏希は声にならない抵抗をした。
誰かに助けを求めようとしても声が出ないため誰にも聞こえない。
「あぁ。わたしこのまま初めてを奪われるのかな」
夏希は心の中で思った。 「助けて。助けて修輔!」
夏希は涙ながらに祈った。
ガン!とゆう音が聞こえた。
夏希は後ろを見ると夏希を押さえていた男が倒れていた。
「おい!どおした?」
ゴフ!
もう一回音がすると夏希の胸を揉んでいた男が倒れた。
視線を戻すと目の前には大きい男の人が立っていた。
男はゆっくりと夏希に手を伸ばし「立てますか?」と優しく問いかけて来た。 夏希は男の手を掴み立ち上がった。
--------------------
俺が路地裏へ着くと夏希がさっきの男子と一緒にいた。
「ナツ!」
「修輔!」
ナツは俺を見るなり男子を押し退け俺に一直線で走ってきた。
「ブファ!」
俺は情けない声を出してその場に倒れこんだ。
「ナツ!離れろ」
「・・・!」
「ナ・・・ツ?」
ナツは俺にタックルしてから顔を上げない。
やっと上げたかと思うとナツは泣いていた。
ナツの泣いた姿はいつ以来だろう。
昔から強きだったナツは泣くことが少なかった。
「何泣いてんだよ?」
ナツは瞼に涙を貯めながら。
「だって。だって怖かったんだもん。
いきなり胸揉むし、パンツは脱がされそうになるし!
凄く怖かったんだから」
ナツは間髪入れず訴え続け。
そして
「うぇぇぇぇぇん!!」
大声で泣いた。
-------------------
空に星が出始めた時にはナツは泣き止んでいた。 とゆうか、
「ほら!修輔!早く帰るわよ!」
さっきまでの泣き顔はどこへやら。
今は小学生並の屈託の無い笑顔で笑っている。
「やっぱりあいつは笑っている方が良いな」
まぁ でも
泣いているナツも新鮮で良かったけど。
「修輔〜!早く〜!」
少し行ったところでナツが手を振っている。
「おぅ。待てよ!ナツ!」
俺は最速記録を出すかの様に走るナツを追いかけて家へむかった。
-------------------
「もう!お兄ちゃんたら!何してるの!?ご飯冷めちゃうよ」
佑奈は唇を尖らせて愚痴をこぼした。
「お兄ちゃんのバカ」
佑奈がそうゆうと。
ガチャ!と玄関が開く音が聞こえた。
「ただいま」
修輔の声だ。
佑奈は直ぐに玄関へ向かった。
だが佑奈は驚いた。
なぜなら
兄の隣には幼なじみの夏希が居たのだ。
「どうも佑奈ちゃん」」
「どうも」
佑奈はナツと社交辞令に挨拶をした。
「なぁ、佑奈」
「何お兄ちゃん?」
「風呂わいてるか?
ナツちょっと汚れちまったから風呂に入れてやりたいんだ」
「うん。もうわいてるよ」
「そうかわかった
じゃあナツ入ってこいよ」「うん。
失礼します」
ナツは少し緊張した面持ちで脱衣場に向かった。
俺と佑奈もリビングへ移動して他愛もない会話をナツが上がるまで続けていた。