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ちびっ子猫口調TSサタンちゃまは悪魔ガチャで頼れる部下を集め、仲間と一緒に異世界大陸を楽しく冒険するにゃん♬  作者: 大空司あゆむ
タイムトラベル編

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サタンちゃまと七斬り様の祟り7 平成グルメガチャ1

 

「おっ! ちびっ子今度はなにをおっ始める気だ?」


 紙パック酒をストローでチューチュー吸っていた犬飼が聞いてきた。

 それにしても酒臭い……。


「にゃははっ♬ 今からグルメガチャスキルを発動して皆に飯を振る舞うのにゃ」

「へ〜〜グルメガチャスキル……良く分かんねーけどサンキュー」

「にゃっ……」


 意味が分からないが、とりあえず俺の肩を叩いて陽気に返事した犬飼がそこら辺の道の端に座って空になった紙パック酒を握りつぶしてそこら辺に捨てて、2個目を取り出しストローを刺した。

『この男無茶苦茶陽気で行動が自由だな』しかしスキがなく内に秘めた芯が通っていて、邪神となんとなく雰囲気が似てるな。


 俺は前方に誰もいないことを確認してから両手を空にかかげた。これはもうお決まりポーズだな。


「グルメガチャスキル発動にゃん!」


 久々のグルメガチャスキル発動。しかも三百年前の平成の世でだからテンションあげまくりだ。

 曇り空から小型自動車サイズのカプセル自販機が出現して地上に落下した。


 ズズズンッスズーーーーンンンン!!


「なんだっ!?」

「ひやぁっ!!」


 常識人の鷹村警部と長谷川警部補が、突如現れた巨大ガチャマシンと馬鹿でかい落下音に驚いていた。


「今度はなんだこの非常識なモノは長谷川ぁっあ?」

「ひいっ! ぼ、僕のせいじゃありませんよぉ……」

「だったらなんだ。突然空から現れたアレは?」


 鷹村警部は長谷川警部補の胸ぐら掴んでガチャマシンを指差し聞いた。

 とりあえず彼女は怒りのはけ口を長谷川警部補にぶつける癖があるみたいだな。

 しかし彼は関係ないのにちょっと気の毒だ。


「空からか……まさかっ、またサタン(お前)かっ?」


 ようやく気づいたのか鷹村警部が俺を指差した。


「にゃんにゃんにゃっ♬ やっと気づいたかにゃ、これがアタチ固有スキルの一つのグルメガチャスキルにゃ」

「グルメガチャスキルだぁ〜? なにもない空間からあんな巨大なガチャガチャマシンを出せる仕組みはなんだ?」

「にゃっ…………アタチの退化した脳みそで仕組みを話せると思うにゃか?」

「……ひらき直りよって本当に仕組み知らんのか?」

「にゃにゃにゃっ♬ 知らん!」

「こんのっちびっ子!」


 ペチコンッ!


「痛にゃんっ!?」


 ガマハウスから出て血相変えて走って来たメリーに頭を叩かれた。


「にゃんにゃのっメリー?」


 頭頂部を両手で押さえた俺が涙目でメリーを睨んで抗議した。


「こらっ!」


 ペチコンッ!


「にゃんっ!」


 二度も打ったな……暴力反対と言うか、俺の頭スイカじゃないんだから叩く音で脳みそ(中身)判断するなよ。


「貴様っよくもっサタン様をっ!」


 誰よりも俺を崇拝するクレナが鞘から剣を抜いてメリーにキレた。この娘は忠誠度限界突破していて一番の強さじゃないが、一番信頼できる部下なのかも知れない。

 それに引き換え横でニヤニヤしている黒鴉は許せんなぁ……残り道おんぶの刑だな。


「まぁ待つにゃクレニャよ」

「しかしこの娘のこれまでのサタン様に対する数々の無礼もう我慢なりません。ですからこの手を汚す許可を」

「駄目にゃっ! アイツは馬鹿にゃからすぐ手が出るのにゃから可哀想にゃから大目に見てやるにゃ」

「ハッ! 了解しました」


 素直に納得したクレナが俺に頭をさげると身を引いた。やれやれと一息入れたところだが、今度はメリーが俺に文句言って来た。


「ちょっとちびっ子。誰が馬鹿よ」

「にゃっ! 言ったかにゃ〜……それよりグルメガチャ回すからにゃなにが食べたいにゃ?」

「えっ! じゃあ〜あたしトンカツ食べたい!」

「にゃっ……」


『怒りより食欲が勝ってもう機嫌が戻ったのかよ』やはり馬鹿だ。


「にゃははっ♬ まずは10連ガチャ回すにゃ♫」


 上機嫌の俺は踏み台にあがってガチャハンドルに手を掛けた。


「10連ガチャとはなんだ?」

「にゃっ…………」


 ふと聞かれ横を見るとたい焼き姫ことリオンが隣にいて、興味深気に聞いてきた。

『課金ゲームで常識な10連ガチャを知らないっていつの時代の人間か……』昭和か平成前半または1万年前のムー大陸時代か……。


「にゃにゃにゃっ♬ 早い話がアタチが10回ガチャを回すとランダムに出来たての料理が出てくるのにゃ」

「それっ食えるのかっ!?」

「にゃっ……」


 妙に興奮したたい焼き姫が俺に赤く火照った顔を近づけた。食べ物でここまで熱くなるなんて人生楽しそうだな……まぁ頑張れ。(他人事)


「にゃははっしかも食うと経験値が溜まってレベルアップするにゃ」

「なんと妾もか……」

「それは無理かも知れにゃいにゃ」

「何故じゃっちびっ子!」

「にゃっ! 落ちつけっ首絞めんにゃっ!」


 とりあえずことなき得たが、なにかと女子に首絞められるな……なんと言うか、人が本気で怒ると殴るより首絞めてくるのな。


「グルメガチャだぁ〜冗談も休みやすみ言え」


 ガチャ自販機を目の当たりにしても、鷹村警部は信じない。だったらガチャ回して真実を叩きつけるよ。


 ガチャガチャッ……コロン……。


「おいっ聞いてるのかっ? 誰が勝手に回せと……えっ! ええっなにっラーメンッ!?」


 丁度鷹村警部の足元に転がったバスケットボールサイズのカプセルが自動で開くと中から、味噌ラーメンが出た。それで彼女がビックリして思わずうしろに飛んだ。


「へ〜え、すげーな」


 4パック目の日本酒『オニ殴り』を片手に犬飼が素直に驚いていた。その隣でたい焼き姫がフクロウみたいに目を丸くして興奮していた。


「おいお前っ!」

「にゃんにゃリオン?」

「貴様頭が…………いやよそう。それよりグルメガチャとはたい焼きも出るのか?」

「にゃっ……」


 この姫王は頭の中たい焼きで一杯だな。


「残念にゃがら、たい焼きは出たことはにゃいにゃ」

「何故じゃっ?」

「にゃあっ!?」


 俺の首絞めたってたい焼きは出ないぞ。


「ちょっと落ち着くにゃたい焼き姫っ!」

「誰がたい焼き姫じゃ無礼者っ!!」

「にゃから首絞めんにゃっ!」


 なんとかたい焼き姫を説得して落ち着かせた。

 さて、そろそろ皆空腹で我慢の限界みたいだから、10連20連とグルメガチャを回すぞ。


サタンちゃまの首絞めの元ネタは作者が体験した霊体験。作者が夜ベッドで寝ていると金縛りにあって、昔喧嘩して縁を切ってきた元友が生き霊となってベッドにあがって来て絞めてきた体験が元ネタ。

どうやら人は本気で憎いと首を絞めるみたいだ。


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