第7節「34歳独身、独り発つ」
このエッセイを書いて約1週間が経った。初日に感じた違和感みたいなものはほとんどなくなった。なるほどこれが慣れというヤツかもしれない。
今日はこのあと夜勤の勤務がある。昨日は緊張するような仕事内容だったが、昨日とは違った意味で緊張してしまうのが夜勤の仕事である。それでも頑張っていきたい。
一人暮らしをはじめて1週間が経つに経ったが、まだ実感が湧かないところや分からないことはたくさんある。まだ私は電気代などの生活費を払うタイミングがきてないし、インターネットも開通していない。
前節ではゴミ出しのトピックに合わせ家を国に喩える表現を用いたが、ネット開通はいわば新幹線の開通であるといっていいだろう。
私がネット作家で活動をしていくにあたってPCのネット開通はコレ絶対条件である。ここは外せない作業になってくるが、実質引っ越し作業はここで終わる。まだ2週間ぐらい先の話になっており、遠い目でみてはいるが……。
私がこれから向き合うのは「一人暮らしをいかに消化していくのか?」というトピックになるだろう。おそらくそれにはまだまだ月日がかかるのかもしれない。そこにはまた色んな項目が含まれており、総合的に何へお金を費やして何をやっていくのかを決断していくことになる。
一人暮らしを楽しむとは即ちこの選択を楽しむことなのだ。
ここから先はきっとこのエッセイで語らなくてもいいことだろう。そしてこのエッセイはここで締めようと思う。この生活が1年、6年、10年と過ぎた時にこの作品を見返した私は何を想うのだろうか? それを楽しみにしたいと思う。いわばこのエッセイはタイムカプセルのようなものである。
しかしこの作品に凄く反響があり、誰かに良い意味で影響を及ぼす事があったのなら、こっそりと後日談みたいなものを追加してイイかもしれない。
私からこれ以上何かを言い残すことは一応ない。令和も私もこれからだ
たとえこれからの生活がもの凄く素朴な生活であっても、私はうんと楽しんで生きていこうと思う――
∀・)最後まで読了ありがとうございました!ボク自身も引っ越した当時を思いだしながら読み返しました。意外と早く今の生活に馴染めましたけどね(笑)ボクはこういうの書かせると比喩表現を多用するんですね(笑)この作品がヒットするなんて事はないと思いますが、誰かの心に何か残せたのなら、それが1番です。これから一人暮らしをするって皆さん「敷金・礼金」は意識してね。マジで凄い金額だから(笑)