第6節「ゴミ捨てはこまめに」
今日は朝から晩まで仕事で大忙しだった。引っ越して6日目、このお家で寝ることにも慣れてきたような気がする。実家との行き来は引っ越し後もしているが。
それであまり自身のプライバシーに関わる事は話したくないのだが、実は私の家と実家はあまり離れてない。むしろ近いと言ってもいい。近いっていうほど近くもないが……。
実は私は実家から食生活を含めてかなりの支援を受けて私自身の生活を営んでいる。このエッセイでは何度も話してきたことだが、やはり私は生粋のボンビーボーイなのだ。国で言えば発展途上国でありながら支援を要する独立国家だ。
さて、個人として独立を果たしたのはいい事だ。しかし生活を営むうえで意識せざるえないことがある。ズバリそれはゴミ捨てである。
私はついこないだの休日、新居移転の届け出を役所に提出した。それと同時にゴミ捨てのマニュアルも入手した。今は一人暮らしをはじめたばかりとあって、ゴミをなるべくださないように心がけている。それでもゴミは生活する中で必ずあるものだ。ここを押さえておきたい。
ひとつの国が社会を形成すれば、何かしら社会問題なるものが発生する。
それはともすれば危険地帯の温床となって治安の悪化や紛争をも招く。
例えばその国というものがあなたのお家だとして、その社会問題というものがあなたのお家のゴミだとしたら、あなたはどうするだろうか?
問題は放置するものではない。解決してなんぼのものだ。
ゴミは放置するものではない。捨ててこそなんぼのものだ。
テレビでたまにでてくる「ゴミ屋敷」をみて、あなたは何を思うだろうか?
私のお家は幸い広いお家だ。私は可能な限りこの広い空間を大切に扱いたいと思っている。ゴミ屋敷にはしない。それこそが私の新生活の原点になるのかも。
明日でこのエッセイを締めようと思う。有終の美が飾れればいいが。ではまた。