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第4節「私のプライバシー感」

 引っ越しして4日目の私だ。遂にテレビや洗濯機等の私の生活で使う新規家電たちがお家にやってきた。この3日間、よくぞ耐えてきたと自分で自分を讃えてあげたい。大袈裟に言えば、テレビもねぇ! ラジオもねぇ! な状態だったと言っても過言ではなかった。ま、なんやかんやで忙しかったからそれどころじゃなかったけど(笑)




 さてこんな私だが、ネット作家の活動の一環としてYoutubeで動画投稿なんかやっていたりする。主にラジオ配信での形だが、なんと顔だしなんかしていたりもするので是非「IDECCHI51」をググって欲しい。



 そんな宣伝はおいといて本題に入ろう。



 最近、超人気ユーチューバーの某氏が自身の住む高級タワーマンションを晒す動画をあげていた事が、その近辺で問題となったという話題を目にした。ワイドショーなんかでも話題にされており、世の中も変わったなぁと実感した。



 さて、こんな私も好きなユーチューバーに憧れ動画投稿をする中で「生配信」なるものにふと興味を持つことがあった。



 しかし私にはどうしても生理的に無理なことがあった。



 それは自身が生活している場所を誰がみているかわからない公の場で公開することである。これは動画投稿ならず他SNSでも気をつけている。



 以前ツイッターで注目されたツイートがあった。それは自身の家の情報を各種SNSで晒すことで空き巣に狙われるという仮説であり、その啓発だ。警鐘を鳴らすつもりだったのだろう。「そんな大袈裟な」という反応も少なからずあったが、興味深くその意見を見入ってリプライしている人が大半だった。



 今の時代、何があってもおかしくはないだろう。それはこれほどまでインターネットが普及し、SNSなんていう尚も便利なツールが世に広まっているからだ。



 だからこそ私は自身の生活の場を晒すことが危険だと思うし、よりその感覚を研ぎ澄ますようになった。しかし今頃はこの感覚と真逆な人も少なくないらしい。



 正直今節では私が何かを言いきることはするべきでないのかもしれない。何があったって、結局はその人のその人による責任で、その人の自由だからだ。



 でも言いたくなるものだ。何かあったら後悔先に立たずだと。



 インターネットは今なおも進化し続けて、世界中の人々の生活を豊かなものにしている。その一方でこれを悪用した犯罪や関係構築の失敗例も少なくはない。皆が皆で皆のマナーを護ってゆくのならば、何の問題も起きないだろう。



 しかし人間も社会もそのなかに矛盾を持つものだ。これはいつの時代もそう。



 悪い奴はどこにでもいる。ここ平和都市と謳われる広島だって、平気な顔して万引きするお婆ちゃんだっている。オレオレ詐欺だって全く聞かない訳でもない。そのうえで自宅を晒すことの危機感、考えてみて欲しいものだ。今日はここまで。


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