表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
語り部奇譚  作者: 缶詰
4/15

誘い

「またもや吸血ヘビの被害がでましたねぇ、警察は何をしているんでしょうか」

 そこまででブつんと音が途切れる。テレビの電源を切ったのだろう。知らずと立てていた聞き耳をやめて伸びをする。

 清々しい天気だ。雲ひとつない月曜日の空が窓からみえる。嫌みったらしいコメンテーターの言葉も霞むぐらいだ。今頃学生や会社員は苦しい思いをしながら登校、出社している事であろうが自分には関係ない。今日はバイトは休みだ。存分に昼寝もできるしゲームもできる。日本人はもう少し休んだ方がいいと自分は常に思っている。ドイツを見習ってほしい。法律で休めるんだなんて素敵ではないか。そちらに移住したい。

 壁にたけかけてあるスーツが、窓から入ってきた風でガタンと揺れた。あれから三日、特に連絡は来ていないし親父も会社は潰れたとか追い出されたとか聞いていない。無論、母方も。パーティーの事は手短に「親子の縁は切らないでください」とだけメールを送っておいた。いやはや、平和平穏である。平穏維持のために彩さんへのメールは向こうから来た時に答えよう。気分良く、朝から一本空けてしまおうと帰りにもぎ取ってきたビールやあのワイン……ランポーレ以外のワイン瓶に手を伸ばす。あれは売る前の奴だとかなんだとかで貰えなかった。ポンっと心地よい音がはじけると、足元に置いていたスマホが震えながら音楽を流す。知らない番号からの電話だ。借金は今は特に作っていないし、電話番号が変わったのなら後でメールしてくれとマナーモードに切り替える。今日はとことん飲むつもりなのだから邪魔はしないで欲しい。さて、つまみを買わなければ。上に簡単な羽織をはおる。お気に入りの甚平だけでは流石に肌寒い。鼻歌交じりにつっかけをはき外に出た。

 そして音をたてず速やかに閉めた。

 もう一度、今度は慎重にそろそろと開き外を見る。自分の部屋は角部屋で、駐車場が見える位置にあり、おかげで何かヤバそうな奴が来ても側面の窓から見えるので隣の部屋に逃げ込む事が出来る。おかげで生きながらえているのだ。今回も例外ではなく、ヤバそうな人が立っているのが見えた。

 見覚えのある栗毛色の髪は元々癖があるらしい、緩やかにカールをしている髪を高い位置で括っている。また、赤が好きなのだろう。赤いライダージャケットはキラキラ輝いている。黒のレザーパンツに高いヒールはその筋の人間にはたまらないであろう。緑の瞳は今は大きなサングラスに隠されている。黒服の屈強なお兄さんたちの方がまだいいと思うなんて初めてだ。

 赤いだけでは他人の空似と思い無視して買い物に出ていたであろう。だが、彼女は耳に端末を当てながら、カーテンを引き忘れていた我が部屋の窓を見ていたような気がする。つっかけを脱ぎ棄て部屋に転がり込み、慌ててスマホを見てみると、ちょうど着信がきれた後に、同じ番号から電話がかかってきた。まさか、まさかと思いもう一度ばれないように、今度は窓から外を見る。まだいた。落ち着いてみよう、もしかしたら偶然なのかもしれない。一度、電話が途切れるまで待ってみる。途切れた事を確認し、外をのぞいてみるとその人物はどこかへ掛け直す。掛け直された場所はどうやらこの手の中にあるらしい。絶望した。何故この場所を知っている、なにか自分に用があるのか自分は心当たりが全くない。

 今はいません庶民はお出かけするときに慢心して窓を開けっ放しにしてしまう生き物なんですを使ってみるか、否か。ようするに居留守を使うべきか。しかしここまで登ってこられてインターホン押されてガチャガチャとドアノブを弄られたら終わりだ。無難に寝てますを選択するのに一秒もかからなかった。即座に万年床に飛び込む。今の部屋の惨状を見れば友人と酒盛りした翌日で通せるはずだ。後は神に祈るしかない。震える布団饅頭を一生懸命作り上げた。

 布団により作られる暗がりに浮き上がるスマホの画面は未だに同じ番号を指示している。早く諦めてくれないか。握る手に汗がにじんだ。うっかり通話ボタンを押さないように慎重に持ち直す。

 それから、電話攻撃がやんだのは三十分後だろうか。充電は半分を切り、通知は100を超えていた。

 助かった、のか?いやまさか。もし彼女がサイコパスならここで出てくるまで待っている。かの有名な診断でそう書いてあった。失礼にも程がある事を考えそっと窓枠に近寄る。外を見るとあの赤い色は何処にも見えなかった。

「……ふぃぃ!」

 全身の力が抜ける。助かった、助かったのだ。そのまま壁に寄りかかり息をついた。コレは祝杯をあげなければならない。お高いワインもついでに空けてしまおう。

 その時だ。ガタンっと部屋のドアに付属されたポストが鳴いた。その音に思わずビクッと肩が跳ねる。そして聞いた事のある女性の声で「……寝てらっしゃるのかしら?まさかお仕事?そんな情報ありませんのに」なんてブツブツ言っている声が聞こえた。恐ろしい、金持ちとはなんて恐ろしい生き物なんだ。

 入れられたであろう郵便物は親切な事に今朝の新聞まで一緒に届けられている。その中で一際異質な何かのチラシと、蝋封された手紙が入っている。今時蝋封だなんて……差出人を見てみると筆記体だろうか?お洒落な文字で「Valentina-Nelson」と書かれている。微妙に読めてしまう英語力に何とも言えない怒りを感じる。ペーパーナイフなんて洒落たものはないのでハサミで切り、中身を取り出した。

『ハイケイ、古本屋秀様

 この度、貴方がわざと汚しましたドレスのクリーニング代のお値段がわかりましたので筆をとらせていただきました。正直、貴方達の家庭ではポンっと出せるお値段ではありません。ですが、アレは今ナキお婆様からのプレゼント。とても気に入っている物の一つ。この世に二つとない品物です。しかし、払えないものを払えだなんて事は申し上げません。そこで考えたのですが私の事務所で働きませんか?給料は最低賃金分はお支払いしますのでご安心を。あなたの誠心誠意真心を近場で感じればこの怒りも収まると思うのです。ぜひとも一度話し合いをしましょう。共に事務所への行き方の載ったチラシを渡しておきます。それではごきげんよう。

 ヴァレンティーナ・ネルソン』

 何ともまぁ、ミミズがのたくったような字だ。日本語に慣れてないよという設定を前面に出してある。そして傲慢な性格が文面からよくにじみ出ている。ここでいらついてしまってはダメだ、共に入れたであろう見慣れないチラシに目を通す。

『日本支部超常現象捜査探偵事務所~ルーマー~』

 日本支部とはなんだ。中学生が考えるような組織名に昔の記憶がなだれ込む。やめてくれ、もう自分はそういう時期は卒業したんだ。漢字連ねればかっこいいなんて思ってんじゃないぞ。Rumor……噂か。安直だが嫌いではない。斜め下の方にはご丁寧に地図も載っている。

 色々な面で胡散臭さが強い。親に相談すればきっと自業自得貴様が働け我らは関与しないの一点張りに決まっている。薄情な親め、息子のピンチだぞ。

 詳しい時間帯が書いていないので本日中でなくてもいい、なんなら一カ月一年先でもいいんじゃないのか?そう思えば心が軽くなる。笑顔もこぼれる。だって何処にも時間の指定は書いていないもの。

 さあ、宴会を始めようと気を取り直し、しっかり左右前後確認しながら外に出る。その後、スマホのメールに明日来るようにと宣告が届いている事なんて知る由もなかった。


電車に揺られて三駅先。続いて徒歩で十分。オフィス街を抜けお洒落な喫茶店付のビル二階が目的地。薄暗い階段を登り切ったその先のドアはきっと取替えたのだろう、木製のアンティークなドアが異質さを極めていた。

 鈍く光るドアノブに手をかけると金属の冷たい感覚が手を伝い背中に流れた。やけに重い扉を開くと、紙の匂いが鼻につく。来客用のシックなソファと長机、身近な表現は校長室にあるような事務机、そして

「……お久しぶり、デスネ」

ソファに優雅に腰かけティーカップに口をつけている美女、ヴァレンティーナさんがいた。彼女はにこりと整った笑みを浮かべると、目線でソファに促す。対面するように腰かけると、奥からのそりと大きな体をした男性が紅茶を運んできた。従業員だろうか、体格以外優しげな雰囲気をしている。森のくまさんといった感じの人だ。一口紅茶に口をつける。良し悪しは分からないが中々に美味い。堪能していると、カチャンと高い音がひとつ。カップから目を離して音の鳴った方に視線を向けた。

「さて、私が呼んだ事はもうお分かりですわね?」

「えっと、ドレスのォ、請求ですよねェ」

二ヒッと引き攣った笑みを返すと一枚の封筒を前に差し出される。自分で開けてみろということだろうか、ゆっくり手に取り慎重に封を切る。中身に書いてあった額は面白いぐらいにゼロが多い。

 首が機械の音でも出そうなぎこちない動きで上を向く。目のあった彼女は花が咲くような笑顔だ。

1000万。たかがドレスに1000万。なぜあんな小さなパーティーにそんな高い服を着てくるんだ。ドルでないだけありがたいと思った方がいいと?ありえない金額に文句を言おうと口を開きかけると、音を発する前にさえぎられた。

「何の素材でできていると思います?ポリエステルにはあの光沢は出せませんわよ。それにあの宝石やちりばめられた金が百均のクズだとお思いで?これでもかなり良心的ですの。本来ならそこに500万追加されてもおかしくありませんのよ」

「いや、それでもこれは……何年働かす気ですかアンタ!?」

一生働いても返せない額に、手の中の領収書が怒りと困惑で震える。笑みを崩さない彼女は手元から自分の請求書を奪うと目の前に突き付ける。

「実はこの事務所の従業員、今のところ私しかおりませんの。か弱いレディに危険な仕事を任せたくないと優しい方々のおかげで我が事務所は赤字赤字赤字の大暴落……そ・こ・で、オクノリ・フルモトの実の弟、そして就職をしていないという使うに相応しい人材が今!目の前にいるのです!成人している若い男がいるだけでも依頼の幅は大きく広がりますわ!顔もいいし背丈もまぁまぁ。そんな人材が欲しかったの!」

大きな動きでキラキラ輝きながら語る彼女は少女のようだ。あの人は従業員じゃないのかとクマ男(勝手につけたあだ名)を見ると違いますとにこやかにジェスチャーをされた。じゃあ誰なんだ、下のカフェの人か。正解らしい、ポケットからチラシをふりふりみせてきた。あとで行ってみよう。

自分達がジェスチャーで話し合っていてもヴァレンティーナさんはお構いなしで楽しそうに語る。

「考えに考え、思いついた提案なのですが、この請求書、私の権限で無かったことにする事が出来ますわ。その代り貴方にはこの日本支部……なんですの?あーっと、ルーマー探偵事務所の正社員となり私のお手伝いをしてもらいたいのです」

あんなに長く漢字だらけにしたから事務所名忘れかけているじゃないか。顔の前にチラチラ紙を押し付けられる。ヴァレンティーナさんはいい条件だろう、これ以上ないぐらいいい条件だろうと自信たっぷりににんまり笑った。

「はぁ、なんで俺が一目置かれているのかさっぱりわからねェんですが……。こんなよく分かんねェ事務所なんて御免こうむりたいですね。それなら一生借金生活の方がマシです」

 字面で見た限りやっぱりオカルト関係な事は明白だ。このご時世に幽霊退治だの調査だの依頼してくるやつは少ないのではないか?もしくはいない。そんな不景気中の不景気なさなか、ボランティアもいいところな貴族のお遊びで人生の時間がつぶれるのははっきり言って嫌だ。給料は時給なら考えなくはない。

 よく分からない、と言ったところでヴァレンティーナさんは反応したのか、待ってましたとばかりにチラシを掲げソファに足をかける。

「よくぞ聞いてくれましたわ!このルーマー探偵事務所は怪事件解決、お祓い、除霊に超常現象解決など世間の不思議の為、世の中の平和のために動く探偵事務所!もちろん家出猫の捜索、浮気の調査など一般的な仕事もしますがメインは怪奇関係!実際に解決した事件の資料はこちらになりますわね」

 完全なる貴族のお遊び決定ではないか。話の内容にうすら笑いを浮かべる事しかできない。ついでとばかりにスッと分厚い書類が渡された。書いてある言語は英語なので解読には時間がかかる事は間違いないが見ろと無言の圧力を感じた為、取り合えず読んだふりをする。やはりスグには理解できない。両手に溢れる資料は何枚あるのだろう、あの六法全書並みの重量だ。足に落としたくない。

「まァなんつーか、ご大層な成果を上げてらっしゃるんですねェ」

「ええ、ええ、当然ですわ。何せ私ですものね」

「……兄貴の名前がチラホラみえんですけど」

パラパラとめくると見慣れた名前がカタカナで出てくる。なぜここで兄の名前が出てくるのだろうか。確か職業は救急救命士でこんなオカルティックな事に関わりはないはずだ。「また」と言われた事件についてなのか。ジッと解読するために資料を見つめる自分にヴァレンティーナさんはどこか満足げに微笑む。

「貴方のお兄さんとは、商売敵でしたの。古本屋典は私より先に日本で怪奇現象の解明を行っていた。ある事件では人が吸い込まれる絵画について調べたり、連続猟奇事件の解決、神隠し事件の謎の追及をしたりしていらしたわ。そして、ある事件、『狂気に蝕まれる本』の封印と言う仕事の時に私は出会いましたの。私が狙っていた本をやすやす封印してどっかやったあの男の顔……今思い出しても腹立たしいですわね!」

 怒りに震え机を叩きつける。高そうなティーカップの中身が大きく揺れる。零れない様にコッソリと二つのカップを避難させた。思い出し怒りを露わにしている彼女は「あの時も!あの時も!そういえばあの時まで邪魔を!ムキィ!」と金切り声をあげ始めた。話が進まないとこっそりため息を漏らす。暴れ疲れて、ようやく落ち着いたのか、こほんと咳払いを一つして座り直した。

「草壁彩とは別の神隠し事件で知り合いましたのよ。その時まぁ大層な怪我拵えてましたし彼女が心配したのも無理ないでしょうね。古本屋典の死因もきっとその怪事件関連でしょうし、知ったらさぞ心を痛めるでしょうね。」

「あのペシャンコ死因については知らねェんですかい?一緒にいたんでは?」

「さあ?私その頃イギリスに帰ってましたし、仕事関係でもお会いになる機会がほとんどありませんでしたわ。そんな私がもう一度日本に戻ってきたのは貴方に接触を試みる為ですの」

 接触。やはりドレスの請求なんて二の次で本来の目的はこの怪しい胡散臭い事務所への勧誘か。ヴァレンティーナさんはおもむろに立ちあがると、奥にある社員用机の引き出しから茶封筒を取出した。宛先は目の前の人物。差出人は『古本屋典』

 ガタンと音を立てて思わず立ちあがる。日付は去年の夏だ。ヴァレンティーナさんを見ると見てもどうぞと言わんばかりにこちらに目もくれず紅茶をすすっている。どうやら中身が無くなったようで指を鳴らすとくま男がクッキーもついでに持ってきた。

 恐る恐る手紙を開くと、懐かしい字体が目に映る。ありきたりな身体の調子はどうかについてから始まり最近の状況について書いてある、いたって普通の手紙だった。これから死ぬ事なんて一切思ってもいない文面だ。最後まで兄らしい他人の心配ばっかな手紙だ。いったいなんの意味で渡されたのか、手紙のうしろをみて察した。隠すように、何でもないようにさらりと書かれた文字に思わず真顔になる。

「最後に君の欲しがっていた本については、弟に託します。彼がきっとカギになってくれると思うよ」

 顔を見合わせたらにこっと微笑まれる。身に覚えが無い。そんな見るだけで発狂するならばもう自分はもうすでに精神病棟で花畑の幻覚でも見ていることだろう。

「いやいやいや、身に覚えありませんって!なんですこれ!?俺ァ兄貴がこんな変な事に巻きこまれてるなんて知らなかったし!相談も報告も本も何も貰ってねぇですよ!」

 思わず叫ぶように言えば、期待に満ち溢れた顔はみるみる曇ってゆく。顔を俯かせてフルフルと小刻みに震え始める彼女に、困惑を隠せずにいるとガバっと顔が勢い良く上がった。

「はぁ!?なんですの!?嘘ついてないでしょうね!?じゃあなんで私あんなパーティーにでてまで接触しましたの……。いいえ、まさか兄弟揃って隠してるんじゃないでしょうね!?」

 襟首を掴まれがくがくと揺さぶられる。激しい攻撃に目眩がしてきた。揺さぶられてもないものは無い。もしあったとしても危険すぎる本なんて絶対手元に置いておきたくないので早々に処分していることだろう。

「隠してねェですって!俺はマジでなぁんも知らねェんですよゥ!じゃあもう俺帰っていいですかい!?どうせドレスの請求は上辺だけの理由でしょうや!本もなにももってないですゥ!」

「なによ逃げる気!?普通に社員募集してますわ!それもこみで貴方を呼んだんですのよ!こうなったら社員だけでも確保しますわ!こちらにサインを!拇印でもいいですから!拇印だけでもいいですから!ちょっと履歴書の細工に使うだけですから!」

「ちょっと待って下せェ!?それ完全に取り込もうとしてますよね!?ぜってぇ嫌ですからね!」

 冗談じゃない、こんな所にもういてられるか。という心意気で扉に向かう。ヴァレンティーナは腰にしがみ付き中々に離そうとしないが関係ない。今日はちょっと心を落ち着けたい。まさかの秘密事がオカルト関係についてだったなどとは。

知りたかった。確かに兄についてのなにかの秘密は知りたかったがこんな事は望んでいない。ならば何なら自分は納得したのであろうか。わからない。

「とにかく!請求されねぇんなら俺はもう帰ります!働き手ならどっかの求職雑誌やサイトにでも募集かけりゃ物好きがきますよ」

 無理にでも引き剥がして足早に立ち去る。下のカフェによることなんてすっかり頭から抜け落ちていた。後ろから何やら騒ぎ声が聞こえたが無視した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ