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用語集

 再構築少女用語集です!

 活動報告ページにはじめは載せていたのですが見にくかったので、こちらに掲載させていただきます。

【あ行】


■アダマスティア帝国

 ヒューゴスティア帝国に続き二番目に、アンドロメダ銀河の中では古い歴史を持つ国家。

 かつてはアンドロメダ銀河の大部分を支配していた。

 多くのロストテクノロジーを有していたため、第二次海峡戦争終戦までは、アンドロメダ銀河一の強国として確固たる地位を築いていた。

 絶対的な血統主義の国であり、皇帝に対しての反抗的な発言をするだけで死刑をくだされる。

 国内ではロストテクノロジーのことを聖遺物と評し讃える宗教が広まっていた。

 第三次海峡戦争にてかつての栄華を取り戻そうと奮闘したが、力をつけていたヒューゴスティア連邦に敗北、滅亡し帝国はこの宇宙から消滅することになった。

 

■アンドロメダ銀河

 直径22~26万光年の巨大な銀河であり本作の舞台となっている銀河系。

 

■インターリンク

 服やヘルメットに内蔵された小型通信機の事を指す。


■ウィーズボスト(人口4450230万人)

 ヒューゴスティア連邦の首都惑星。

 惑星全体の都市化が遥か昔、移住当時より続いておりその影響もあってか、今現在では地表がどこにあったかもわからない程に多層化してきている。

 中央議会や【グロリア機関】の本部、諮問機関【コマンダーズ】の本部がある。


■ヴァーティカルレーザー

 特殊な技術により実現した、直角に曲がりながら攻撃目標を追尾することが可能なレーザー。

 最大で25回曲がることができるため、狙われた艦船がこのレーザーを避けきることはできないと言われている。


■エレフセリア

 ネブラスカ宙域で活動する海賊団。

 第三次海峡戦争より後にその活動が確認された。

 海賊団首領のディルク・バルツァーやその構成員の大半は第三次海峡戦争で、祖国を失ったアダマスティア帝国軍人で構成されており、ネブラスカ宙域にある暗黒礁宙域内にの放棄されていた補給基地を活動拠点として利用している。

 目視することもレーダーに映ることもないステルス艦を保有している。


【か行】


■海賊

 マグズの道理から外れた者たちを指す。解りやすく言えば宇宙での犯罪者の総称でもある。

 基本的には自分たちが絶対であり、力あるものこそすべての強者主義的思想を持った人々がなる場合が多い。

 海賊たちはマグズと同じように自分の船を活動拠点とすることが多いが、その人数が増えたり、組織化などをした場合は宇宙空間に補給拠点を作る場合もある。


■海賊討伐派

 ヒューゴスティア連邦のネブラスカ宙域駐留軍内部にできた派閥の一つ。

 海賊による被害が増えているのにも関わらず、積極的に海賊の掃討を行おうとしない駐留軍司令部に業を煮やした駐留軍のユーベルト・ディガッシュ提督が、同じ志を持った提督達を集い作った派閥。

 しかし海賊からの民間船の護衛代金をひとつの収入源として確立していた司令部からはいい顔をされることはなく、駐留軍内部でも浮いていた。

 ユーベルト・ディガッシュ提督が戦死してからは、元々なかった勢いがさらに低迷していった。

 

■ガズグロッソ(最終決戦用機動要塞)

 <ユースクの戦い>において帝国軍が使用した決戦兵器。

 ロストテクノロジーにより開発された巨大な濃縮イオン砲を搭載し、当時の連邦軍に壊滅的な打撃を与えた。

 決戦兵器の攻撃命令権は皇帝が持っており、帝国の旗艦ともなっていた。

 アラン・マグウェア率いる艦隊により撃沈する。


■ガトリングブラスター

 強力なパルス波を発生させる兵器。

 形が機関砲ににていることからこの名前が付いたとされている。

 歩兵のみならずMCSなどにも有効な攻撃兵器とされている。


■起動エレベーター

 各惑星に設置された大型建造物。

 地上と惑星軌道上に設置されたステーション並びその二つを繋ぐ移動手段の総称。

 新しく居住可能惑星が見つかった場合、真っ先に設置される施設でもある。

 地上施設、低軌道ステーション、静止軌道ステーション、高軌道ステーション、と構成される。

 静止軌道ステーションまでは娯楽施設が多く。高軌道ステーションは宇宙船の発着場が設置されている。


艦橋総括橋キャプテンブリッジ

 艦長のために設けられた艦船指揮所。

 艦船の大型化に伴い、操舵に多くの人間を必要とした結果、物理的に独立してしまった各部署との連携を取るために設置されている。

 艦船の製造メーカーや国などによって艦橋の形が変わるため、艦橋総括橋キャプテンブリッジの位置や大きさに決まったものはない。

 

■強襲ポッド

 全体的には八角柱のような形状で、片方の先端が八角錐の形をした乗り物。

 主に軍やマグズ、海賊が他の艦船に乗り移るために使用する。

 大きさはワンボックカーが一台入るかはいらないか程度のモノが多い。

 強襲ポッド自体にはたいした航行能力はなく、姿勢制御用のブースターしか搭載していない。


■空間戦闘服――

 通常の戦闘服とは違い地上や艦内、ステーション内での戦いを想定し設計された戦闘用スーツ。

 空間戦闘服は宇宙空間で活動するために通常戦闘服を改良した物であり、宇宙線や極度の高温や低温に耐えられる作りとなっている。

 更には宇宙空間での姿勢制御のためのバーニアーがあり命綱なしでの活動も可能。


■グラブブレイド

 海賊首領ディルク・バルツァーの持つ、全長1m50cmの大剣。(クレアの身長は156cm)

 剣内部に重力発生機構が取り付けられている。

 生み出した重力は刃先の特殊な素材を通して伝わり、刃の前方空間に重力を生成、重力に剣が吸い寄せられることにより重い剣を高速で動かすことができる。

 剣を動かすことで同時に重力の位置も変わることで刃先に重力が生み出される限り、刃は前進を繰り返す。

 刃が赤く光っている間は重力が生み出されていることを示す。

 刃先の特殊素材は脆く、攻撃も剣本体で攻撃しているのではなく、発生した重力場を対象にぶつけることにより攻撃している。


■グリードリヒ・グラフェル社

 ヒューゴスティア連邦に拠点を置く巨大企業。

 造船・兵器開発から一般家庭用の電子機器などの開発まで行っている。

 バーチャルリアリティスペースなどの開発もした。

 作った艦船や兵器の中にはロストテクノロジーが組み込まれているものもある。

 またコマンダーズの使用する艦船や武装の多くはこの企業によるものである。


■グロリア機関

 ヒューゴスティア連邦の貴族院のシンクタンク。

 ヒューゴスティア連邦を代表する有識者たちによって構成され独自の軍事力も持つ。

 中央議会にも発言力を持っており、常にコマンダーズとは対立的な立場をとっている。

 ギリアス・スクイットマンやメイヤ・ドンボルスなども籍を置いていた。


■航宙機

 宇宙空間での活動を目的に作られた飛行機全般のことを指す。

 艦船よりも速い速度で進むことができるため、衛星同士などの比較的距離が近い場所に対しての移動手段として確立されている。

 又、戦闘に特化したものもありそれらも同じく航宙機と括られることもあるが、空間戦闘機、空間攻撃機、空間爆撃機、と分類して呼ぶ場合もある。

 

■航宙軍

 主に宇宙空間においての軍事作戦を遂行する軍隊の一種。

 航宙軍は陸軍、海軍、空軍、などの他の3軍に対して、宇宙空間での戦闘の実施を担っている。

 ただし航宙軍が動く際には、各惑星に対しての軍事侵攻なども加えられる場合が多く、陸軍、空軍とは連携する機会が多い。


幽霊船ゴースト

 何らかの理由により全ての乗員が消えたり、死んでしまったまま宇宙空間を漂流する艦船の総称。

 海賊に襲われたり、艦船のシステムに重大な問題が発生してそのまま解決できなかった際、そうなってしまうことが多い。

 幽霊船ゴーストを見つけた際には個人で調査することは禁止されており、地方機関又は軍の許可をとる必要がある。


■コマンダーズ

 ヒューゴスティア連邦の諮問機関。

 リュドミール・ノルデンシェルドが長を務める。

 ヒューゴスティア連邦を代表する巨大企業の代表者たちによって構成れている。

 議会に対しての発言力が大きく、貴族院のシンクタンクであるグロリア機関とは常に立場を逆にする。

 独自の軍事力を持ち、その多くにはロストテクノロジーによる技術を採用しているため正規軍よりも装備の質はいい。


■グラーディオ

 コマンダーズの軍事工作を主とする部隊で戦闘斥候コマンド部隊。

 各宙域に派遣され情報収集ならび危険人物の抹殺などの各種軍事工作を目的としている。

 人数は1万人程であまり人数は多くない。

 ただし一人一人が優秀であり、元特殊部隊経験者やエリート部隊出身者が大半を占めている。


■クラウソラス

 戦闘斥候コマンド部隊<グラーディオ>内に所属する小隊。

 デルタ小隊は全9小隊からなる部隊の4番目。

 小隊の大半は特殊な経歴を持った人物で構成されている。

 そのため優秀だがどこか変わっている一面を持った人間が多い。

 5分隊、50人+艦内活動要員800人(戦闘要員含む)+αで構成されている。

 レマラ/L級駆逐艦を活動拠点とする。


重力検知器グラビティレーダー

 宇宙空間内で使用されるレーダーの一つ。

 主に艦船などの位置特定に利用される。


■重力発生装置

 機構内部で一瞬だけ巨大なエネルギーの爆発を発生させ、擬似的な質量を生み出す。すると周辺空間はその質量に押し出される形で空間が歪み次の瞬間にはエネルギーが空間に拡散、擬似的な質量が消滅することにより押し出された空間が元に戻ろうとし逆向きに凹むことで、重力を発生させている。

 これを連続で起こすことで人工的に重力圏を形成させることが可能となった。


■ゴラーン

 自治領ベイズの衛星の一つ。

 過去の移民団が乗ってきたとされる巨大な移民船が地表に存在する。

 大気は無いが重力が確りとあるのが特徴。


■コンスール(人口3120030万人)

 緑豊かな惑星。

 別段これと言った特徴がなく、全体的に落ち着いた雰囲気のある惑星。

 富裕層よりも庶民層がその人口を占め、惑星内で一生を終える人が多い。


【さ行】


■SCグレネード

 フラッシュとスモークを同時に出すことのできるグレネード爆弾。

 敵の攪乱などに使われる。


機械化特殊兵(サイボーグ)

 能力向上のため、人体を機械へと改造した兵士達のことを示す。

 腕部や脚部などの人体の一部を機械化する程度が一般的なラインとされている。

 肉体のほぼ全てを機械化(サイボーグ化)しているものもいるが、全身を機械化(サイボーグ化)させるには多大なリスクを背負っているため極小数しか存在しない。

 MCSの登場や再生医療の発達によりその数は減らしていった。

 アダマスティア帝国ではMCSの技術が発達していなかったため機械化特殊兵サイボーグの存在は帝国滅亡まで重宝されていた。


機械化(サイボーグ化)

 人体の一部を機械へと置き換えること。

 ごく最近までは人体欠損の治療法として確固たる地位を築いていた。

 ただし肉体全身を機械化(サイボーグ化)させることは困難を極め、最悪死にすら直結することがある。


■自然ドーム

 艦船や宇宙ステーション内に造られた、緑豊かな自然環境を再現した空間の事を指す。

 宇宙で生活することの多い人々やマグズ達のリラクゼーションを目的として作られることが多い。

 その大きさはサッカーコートほどの物から巨大な物では大きな町が丸々一個収まるほどの広さをもつものまである。


■自治領ベイズ(人口320302万人)

 ローン公国による政治が許されている惑星であり、ローン公国の中心惑星。

 衛星を二つ持つ。

 惑星内には独自の軍と警察組織が存在。

 惑星内で最大の都市はマルグリッサである。


強重力ストロ・グラビティ・ポイント

 宇宙空間、特に暗黒礁宙域にて発生が確認されている異常重力発生空間。

 主に、小惑星などの間で発生する張力や引力などが原因で起こるとされているが詳しいことはまだ分かっていない。


■ジャンプ

 ワープゲートをくぐる際に使用される言葉。

 ワープゲート通過時に船体が揺れることがある事から注意を促すために、使うことが義務付けられている。


重力欺瞞弾(GTフレア)

 重力波センサを欺瞞するために用いるデコイの一種。使い捨てのアクティブ・デコイで主に重力を検知して追尾してくるミサイルを避けるために用いられる。

 

■人類

 地球発祥の種族。

 現在確認されている種族の中では一番人口が多い。


【た行】


■第二次海峡戦争

 アダマスティア帝国が勢力を広げていく中、帝国内部の強烈な圧政に耐えかねた一部地域が反旗を翻し、そこに隣国のヒューゴスティア国なども巻き込んで勃発した大規模な戦争。

 帝国から離反した地域が独立を宣言し国となり、その援助にヒューゴスティア国が関わっていた。

 この時援助された国家とヒューゴスティア国によりヒューゴスティア連邦が始まりを告げることとなる。


■第三次海峡紛争

 ミルキー紛争の一年後、アダマスティア帝国ならびその周辺国家とヒューゴスティア連邦との間で起きた大規模な戦争。

 原因はアダマスティア帝国によるミルキーコースの所有権を初め、ヒューゴスティア連邦に対する不満をもった加盟国などが離反しヒューゴスティアに対して宣戦布告したことがことが発端となった。

 主戦場はミルキー紛争に続き、ミルキーコースやその周辺宙域で繰り広げられ、いくつかの惑星が両勢力の激しい戦闘の結果消滅した。

 最も大規模だった戦闘は<ユースクの戦い>で、この戦いは第三次海峡戦争の決戦とも呼べる戦いとなった。

 6年間続いたこの戦争は、アダマスティア帝国が滅亡するまで続き、その犠牲者の数は10000000万人を超えると言われる。


■通常戦闘服

 軍隊やマグズ達が愛用する多目的スーツ。

 関節部にはモーターが取り付けられており、MCSほどではないがパワーアシスト機能が備え付けられている。

 気密性が高く、内部温度調整機能などもあり毒ガスなども防ぐことが可能。

 掌には反重力発生装置が取り付けられてる。


■中央議会

 惑星ウィーズボストに議場を置く、ヒューゴスティア連邦の政治の中心。

 ヒューゴスティアに加盟する各国家の惑星の代表議員、有力企業の代表者および貴族院の議員たちから構成される。

 議会長はこの中から選出され議事の進行をする。


■超縮レーザー砲

 小規模なレーザー複数放ち、放たれたレーザーを一箇所に集め放つことの出来る艦の兵装。

 

■トトラン(人口230000万人)

 重力が比較的小さい惑星。

 低重力環境なのもあってかトトラン出身の人々の平均身長は2mを超えると言われている。

 さらにトトランに暮らす多くの生物は独自の進化をとげており、そのどれもが大型に進化しているのが特徴である。


■ドロイド

 ヒューマノイドと呼ばれる場合もある。

 簡単なルーチンワークをさせることに特化した機械で、様々な場所で見かけることが多い。

 戦闘用に特化した物を戦闘ドロイドと言い、比較的安価で生産できることから犯罪組織で使われることが多い。


【な行】


■ネブラスカ(人口5682300万人)

 ネブラスカはヒューゴスティア連邦の首都星ウィーズボストから最も近い惑星系の一つで、人やモノの流通もかなりの頻度で行われている惑星の一つである。

 惑星全体が一つの季節で構成されているのが特徴。

 その地理的位置から娯楽施設が多く旅行客も多い。


■ネブラスカ宙域駐留軍

 惑星ネブラスカを含む周辺宙域の警備、防衛をヒューゴスティア国統合司令部より任されている地方軍閥。

 本拠地を惑星フェスタリオに置き、軍事力も連邦加盟国が独自に持つ戦力よりも多い。

 近年では相次ぐ海賊被害に悩まされていたが、司令官がヒューゴスティア国・航宙軍統合司令部より左遷させられてきたドクトレイ・ザンズバルス大将になってからは、海賊に襲われる民間船を護衛することで資金を得られる上に海賊被害も減ったことから悩まされることがなくなった。


【は行】


■バーチャルリアリティスペース

 精巧かつ本物に近い再現度のホログラムを呼び出すことのできる装置。

 室内全体を特殊素材によって覆い、リバイブスーツを着用することで本物に近い仮想体験をすることが可能となっている。


■パーティクルレーザー

 対艦用と対艦載機用がある。

 どちらも距離が違うだけで、拡散したレーザーを放つものである。

 対艦用は牽制。対艦載機用のものは対空迎撃に使用される。


■ヒューゴスティア連邦(正式名称:アンドロメダ・ヒューゴスティア及び星間国家連合同盟)―――


 アンドロメダ銀河に勢力を置くアンドロメダ随一の国家。

 名の通りヒューゴスティア国を盟主とした中央政府国家。

 首都惑星はウィーズボストであり惑星の地表は見る影も無くなるほど惑星全体の都市化が進んでいる。

 連邦はミルキーコースなどの主要な航路などを抑え、新進的な技術革新により活気ある国家として周辺国家に強い影響力を持つ。

 近年では加盟国が増えてきたがために政治が隅々まで行き届いておらず、最近では勢力圏維持に注力しているのが現状である。

 民主的な政治を目指す国家ではあるものの、議会の中には貴族院とよばれる場所が存在し、連邦傘下の王政国家の王族達が籍を置く。

 現連邦議会長はリュドミール・ノルデンシェルドであり、中央議会議員の大多数は彼の傘下にある者たちで構成されている。

 ナノテクノロジーとバイオテクノロジーが発達した国家でもあり、医療技術においては他国の追随を許さない程に技術が発達している。

 また国内には過去の移民団が残したとされる遺跡が多数存在し、その中にあるロストテクノロジーにより軍事面でもかなりの発達をしている。


■ヒューゴスティア連邦軍

 ヒューゴスティア連邦のもつ軍隊。

 各連邦加盟国の軍事力の八割は連邦軍に所属することが定められている。

 ヒューゴスティア国軍を中心として組織されてはいるが、内部では静かな勢力争いが日々起こっている。

 

■ヒューゴスティア国

 ヒューゴスティア連邦の盟主となっている国家。

 アンドロメダ銀河内では最古の歴史を持っている。

 元々はアンドロメダ銀河の中にある小さな一国家に過ぎなかったが、努力と知恵を振り絞ることを怠らない国民性から、着々と技術を発達させていき、第二次海峡戦争を迎えた際にヒューゴスティア連邦を樹立することに成功した。


■ヒューゴスティア国・航宙軍

 ヒューゴスティア連邦の盟主であるヒューゴスティア国独自の軍。

 連邦軍とはまた別勢力ではあるが、実質的には連邦軍と役割も権限も変わらないことについては暗黙の了解である。

 統合司令部司令はドクトレイ・ザンズバルスだったが、ザンズバルスの指令としての能力が立場に見合わないと判断されてからは別の人物に変わった。

 

■フェスタリオ(人口702100万人)

 ヒューゴスティア連邦ネブラスカ駐屯軍の軍事拠点となっている惑星。

 住民の大半は軍人とその家族である。

 地上建造物の大半は軍事施設が占めている。


■ブラーウェン(人口560210万人)

 ネブラスカ宙域に存在数する暗黒礁宙域に最も近い天体。

 暗黒礁宙域から時々ながれる特殊な電磁波により、惑星上の無線通信は時々使い物にならなくなる。

 その為、惑星の重要な通信回線は有線で繋がっている。


■ブラックゾーン

 暗黒礁宙域を暗黒礁宙域たらしめている空間。基本的には塵の雲があるかないかで判別が可能とされている。内部には多くの強重力ストロ・グラビティ・ポイントが存在し、塵の他にも小惑星が大量にあるとされているが定かではない。

 内部に入るだけで様々なレーダーが狂い、計器が壊れてしまうことから死の空間とも呼ばれることがある。ブラックゾーンに入った艦船が無事に戻ってくることは稀である。


■ホロモニター

 ホログラムモニターの略称。

 一般家庭から軍まで幅広い場所で使用されている。

 あまりに明るい場所では画面が見えなくなることがあるが、見えなくなるほどの明るさの場合は目を開けていられるような明るさではないため、基本的にはどんな場所でも使用は可能とされている。

 裏側からも画面を見ることができるため、公共の場では使い方に注意が必要である。


【ま行】


■MCS(正式名称:Multipurpose Combat Suit)――

 人類がこれまでに発明した中で最も凶悪であり、最高の個人用兵装と呼ばれている外骨格型の装置。

 元々は医療や人間の基礎体力ではできない作業をこなすために開発された筋力アシスト装置だった。

 表面には分厚い複合装甲版が取り付けられており、並の攻撃手段では傷さえつけることもできないとされている。

 基本的には重火器を使用するよう設計されているが、まれに大型の近接武装の使用を前提としたものも存在する。

 人間の力を何十倍にも増幅するために、着用中にその反動で着用者が死亡する例もしばしば報告されている。

 着用するためには国家資格の取得、半年にもわたる合宿講習を受けることが法的には必要。


■Mブラスター/ピストル

 宇宙戦で主流となっている武装の一つ。実弾ではなくマイクロ波を放ち宇宙船の壁などに対して殆どダメージを与えない事から広く愛用されている。

 放たれたマイクロ波は青い光線となって見える。

 当たった箇所の水分子を激しく振動させ蒸発させることにより生命体に対してダメージを与える。

 単射タイプと連射・単射を切り替えることのできるにタイプがある。

 エネルギーパックを武装内のカートリッジに入れることで使用可能。

 エネルギーパックは強いエネルギーを加えることで爆発することから取り扱いには注意が必要である。


■Mグレネード

 Mブラスター/ピストルと同じくマイクロ波を放ち水分子を激しく振動させ蒸発させることにより生命体に対してダメージを与える兵器。

 連邦軍の標準装備にもなっている。


■マグズ

 地上を捨て宇宙に出ていくことを決めた人々の総称。

 ただし地上を捨てると言ってもあくまで地上や決まった土地で働かず。

 永遠に続くこの広い宇宙の中で生活し、そこでの仕事をしている人々の事を指す。

 活動内容は多岐にわたり、その中でも一番主体となっている内容は“宇宙に数多く眠る貴重な資材を抱えた星を持つ宙域を新たに探し出すこと”があげられている。

 彼らの中には独自のルールが存在し、ルールを守らない者は軽蔑され、居場所を失う。


■マルグリッサ

 自治領ベイズの中央都市。

 年中常春の穏やかな気候が特徴的な場所。

 建造物の一つ一つのデザインが新旧入り乱れていて街の景観に独特の雰囲気を持つ。

 比較的治安が良く観光地向けの施設も多数存在する。


■ミッドフェル(正式名称: ヒューゴスティア連邦航宙軍戦闘歩兵群『ミッドフェル』)

 航宙軍の中でも屈指のエリート部隊と呼ばれている部隊。

 半分は皮肉であり、もう半分は畏敬の念をこめてのエリート部隊と呼ばれることも多い。

 所属している人間の大半は富裕層、各加盟国の王族並び大貴族の子弟で構成されている。

 宇宙での活動を目的とした専用MCSを運用しており、特殊ブースターを使った際の速度は速度の遅い航宙機にも匹敵する。

 MCSの外見は宇宙に紛れる様に漆黒で塗装され、艦船に工作を行う為にその見た目は鋭い針の様な形をしている。

 軍に所属する人間には広く認知されているが、一方で世間一般には余り知られていない。


■ミョルニル(正式名称:ヒューゴスティア連邦陸軍惑星降下部隊『ミョルニル』)

 ミルキー紛争及び、第三次海峡戦争の白兵戦において最も人を殺したといわれる部隊。

 武装を近接専用にカスタマイズしており遠距離武装を極力排除した独自のMCSを運用している。

 惑星侵攻作戦に置いて部隊での死傷者をどの部隊よりも多く抑えたことから国内外問わず評価されている。

 彼らの運用するMCSは紅いカラーリングとヘルメットに取り付けられた角(強化アンテナ)が特徴的なことから“紅き鬼神”と呼ばれることもある。

 第三次海峡終戦後には、ミョルニルをモチーフとした映画が多く作られ、世間での評価も高く特に小さな子供には人気がある。


■ミルキーコース

 レアメタル等、多数の希少鉱物を含む資源を埋蔵した惑星を多数持つ宙域。

 ミルキーコース内の諸惑星の大半は開発途上の段階であり人口も少ない。

 第三次海峡戦争のきっかけとなったミルキー紛争の原因でもある。

 元々はアダマスティア帝国の保有宙域で、罪人の流刑地だった。


■ミルキー紛争

 ミルキーコースと呼ばれる宙域に存在する大量に資源を保有した惑星をアダマスティア帝国が発見したことにより、ヒューゴスティア連邦がその宙域の保有権を主張したことにより始まった紛争。

 犠牲者の数は540378万人にも上ると言われている。

 紛争は2年間続き、アダマスティア帝国がミルキーコースから撤退したことにより終わった。


【や行】


■ユースクの戦い

 第三次海峡戦争の最終決戦となった戦いである。

 ミルキーコースの中でも特に希少資源を埋蔵していた惑星ユースクの衛星起動上で行われ、当時ヒューゴスティア連邦軍総司令官だったリュドミール・ノルデンシェルド元帥率いる艦隊と、アダマスティア帝国の皇帝艦隊が激突した。

 戦闘開始時の戦況は連邦が優勢だったが、しばらく立つと帝国の最終兵器<ガズグロッソ>により戦況の立場が逆転した。

 立場が逆転してからは帝国の優勢が続き、ノルデンシェルド率いる大艦隊は徐々にその勢いを落とし、帝国の勝利は時間の問題とされていた。

 しかし当時連邦軍准尉だったアラン・マグウェアによる決死の活躍により<ガズグロッソ>の破壊に成功、<ガズグロッソ>破壊と同時に皇帝が崩御したために帝国軍は混乱を極め、その隙を付いた連邦軍が勝利することとなった。

 

【ら行】


■粒子ナイフ/ブレード

 特殊な振動を起こさせる刃を使い、刃に接触した物質を分子的、原始的に分解させることで切断することが可能。

 振動が起こる際に周囲の小さな物質を分解してしまうために刃が発光しているようにみえる。

 刃の素材によって異なる色に光ることがあるが基本的には緑色である。


■リバイブスーツ

 バーチャルリアリティスペースを利用する際に着用するスーツ。

 全身に張り付くような着心地が特徴。

 このスーツを着ることにより、バーチャルリアリティスペース内でよりリアルな体験が可能となった。


■ローン公国

 ヒューゴスティア連邦に加盟した国の一つ。

 アンドロメダ銀河の中でもかなりの辺境に位置し歴史も300年とない新興国。

 自治宙域ないには、いくつもの過去の移民団が残したとされる遺跡が存在する。

 近年では遺跡調査の為に数多くの人間が訪れていて、活気ある場所へと変化している。


■ロストテクノロジー

 失われた過去の超技術群を指し示す。

 ロストテクノロジーは基本的に遺跡内に存在していることが多く、またその多くが現在の科学力では際限不可能なことが多い。

 再現可能な物は軍事面などでの活躍が期待されることが多く、またその通りとなる。

 自己転移装置などは再現可能とされているものの一つではあるが、量産体制はまだ整っておらず数も少ない。



【わ行】


■ワープゲート

 宇宙のいたる場所に存在する“歪みの空間”と呼ばれる不安定な空間のこと。

 歪みの空間を歪んだ状態で安定させる為の施設をワープゲートとも呼ぶ。

 基本的に一つのワープゲートには一つの出口しか存在しない。

 話が進んでいくごとに用語集に新しく用語が追加されていく予定です。

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