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初彼。  作者: 桜羅
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プロローグ

こんにちは!桜羅と申します(^^)/

プロローグに関してはちょいとシリアス入ってますが本編はコメディになっていく予定です。

文章力・語彙力その他、至らない点は多々ありますが、温かい目で見守ってやってください。

何かが変わるんじゃないかって

ずっと期待してた。


中学になって憧れの制服に身を包んだ時も。

あんなにキラキラして見えてた華のJKってものになった時も。


自分の肩書が変化するたびに

私自身も何かが…そう、例えば。


『彼氏ができる』


…とか、ね。


でも、実際はそんなことは全く起こらなくて…

男子とはまともに話せず

運動音痴な私が入った部活には男子部員なんていないし

特に仲良しな男子もできないまま

クラスの男女混合グループを羨ましく見つめる毎日だった。


学校行事が近くなると

もしかしたら…なんて思ったりもしたけど

そんな予想もあっさりと外れた。


結局、私の青春、いわば思春期真っ只中の10代後半は

ただ、女の親友が1人できただけで

あっさりと過ぎ去ってしまった。




だけど…


もう、気づけば私は大学生なわけで。


いい加減、焦ってもくるわけで。


だけどずっとずっと何かが変わるって信じてたのに

1ミリも変わらなかったわけで。



そんな時、親友に言われた


「なんかあんたって、このままなんとなく結婚しないで死にそう」


この一言で、私は足元の床が突然なくなったみたいに

ふわりと体が浮く感覚に陥った。




だから。


高校卒業後、入学する大学も決まって

私は決心したんだ。





変わらないなら


自分で変えるんだ



…って。




そのためにまずは

真面目でいつも同じ髪型の私は捨てようと思った。


その手始めに、髪を染めた。


少し明るめの茶髪。

それだけでなんか、自分がオシャレになった気がした。


そしてメイク道具やマニキュア、ブーツも服も

今時の若い女の子なら誰だって持ってるものを全部買いそろえた。



とりあえずの目標は、『彼氏を作る』こと。



絶対に、今までみたいにはならない。






…もう、戻らないんだから。




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