日々。初めて。二人で。
君は、君。
僕は、僕。
君と僕の出会い。
君と僕が出会った日。
君が僕に想いをよせた日。
僕が君に想いをよせた日。
二人で想いをよせあった日。
二人で過ごしたこれまでの日々。
二人で過ごすこれからの日々。
過去も未来も、二人の日々。
君は君だけど。
僕は僕だけど。
それでも、この日々は、二人の日々。
初めて会った日、僕は君のことを好きではなかった。
付き合った日、僕はまだ君のことを好きではなかった。
初めてキスした日、僕はまだ君のことを好きではなかった。
初めて一緒になった日、僕はまだ君のことを好きではなかった。
初めて喧嘩した日、僕は君を好きになった。
初めて君が浮気した日、僕は君をもっと好きになった。
初めて僕が浮気した日、僕は君をもっと好きになった。
初めて君が僕を裏切った日、僕は君を愛おしく思った。
初めて僕が君を裏切った日、僕は君をもっと愛おしく思った。
いいことばかりだったら、僕は君を好きにはならなかった。
いいことばかり、起こってほしいのに、どうして、こうなのだろう。
答えを知っているかい?
僕にはわからない。
でも、それでいいと思う。
それが、いいと思う。
二人で、日々を、生きよう。
二人で、二人を、好きになろう。
つまらない哲学のような
こんな詩を書きたいと、
ぼくの心は言うのです。