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Short Films

Parallel Christmas(200字小説)

作者: 新夜 詩希

「……アイツなら来ないよ」


「……そっか。うん、何となく気付いてた。アハハ、イヴなのにフラレちゃったかぁ」


「……ゴメン」


「アハハ、何で君が謝るの? お互いアイツの被害者でしょ? 勝手だよね、わざわざ友達使うなんて。さて、暇になっちゃったしこれからどうしよっかな」


「あの……さ」


「ん?」


「もしよかったら……俺と……」


「それって同情?」


「ち、違う! 俺、実は前からお前の事……」


「そっか。じゃあ私の答えは―――」



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