表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の絵本日記  作者: 高冨さご
11月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

75/194

11月4日 『子ども心』

 子どもの頃の記憶はあやふやなようで鮮明で。現実であったか夢であったか。なにが真実だったのかは定かではない。けれど確かにあの日あの場所で、僕は確かに生きていた。最近のことはあまり思い出せない。昨日のことさえおぼろげなのだ。だが、過去の記憶はいつまでも頭の引き出しにしまわれたままである。その扉を叩くと、いとも簡単に扉は開く。


 あの頃の顔、感情、誰かの言葉。僕を見守る大人の視線。楽しかったことも悲しかったことも覚えているのに、なぜかその記憶は全て同じ色に染まっている。あの頃見た空の色が何色だったのか、今の僕には思い出せない。


 でも確かに青かったんだ。あの日の空も確かに青かったはずだけれど、記憶の中の僕はそんな青さなど目にも暮れず。何かを必死に追いかけている。その先にあるのは、僕自身のはずなのになぁ。


 幼き頃の僕よ。君が求めていたものは今の僕であるのかい?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ