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9月25日 『夢』
僕には夢がある。人に言ったら笑われるくらい突拍子もない夢だ。けれど僕はそれが実現することを知っているし、実現するまでやると決めている。
僕は昔からこの夢に夢中だった訳ではない。さらには意思が強い方でもなかった。幼心のまま様々な希望を抱いたが、どれも「お前には才能がないのだから」と言われ諦めて来たものばかりだ。
しかし、今回だけはなぜか違う。長年心に秘めていた夢。誰にも言ったことはないし、隠れるように続けて来た趣味のようなものだった。だがある日ふと思ったのだ。僕はこれをするために生まれて来たのかもしれないと。
きっとまた笑われる。無理だと言われるだろうが、なぜかこの夢に関しては「そうはならない」と言い切れるのだ。理由はない。根拠のない自信が僕にはある。
こうして僕は、______になった。




