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僕の絵本日記  作者: 高冨さご
9月

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9月10日 『自由とは』

 何か目の前の現実に行き詰まった時、気がついて欲しい。君は自由な存在であるということに。君は何にでもなれる。そんなことを言うと、他人事だ、夢物語だ、勝手なことを言ってくれる、と怒る人がいる。それはそれで良い。逃げ出したくても逃げられない現実もあるだろう。今すぐ飛び出したいのに、それが許されない時、自由だなんて考えることは不可能に近い。


 実際のところ、僕もそうだった。


 ならば何をもって自由だと言うのかと問われれば、君はまず生きるか死ぬか選ぶことが出来た。その辛い現実であっても、生きるという選択をしたのだ。


 では、先へ進もう。


 次にすべきは、勇気を持ってこの現実から逃げ出す準備をすることだ。


 何?檻の中に入れられて逃げられない、だって?よし、分かった。檻が開く時はあるかい?あるならその時どう行動すれば逃げ出せるかだけを毎日考えること。なければ、こじ開ける方法を探し出すこと。


 どんな未来も描くことが出来る。妄想は自由だからね。最初からできる訳ないのだと決めつけてはいないか。やってみて出来なかったら、声を大にして言ってくれ。


「できる訳なかった!」


ってね。それからぜひその体験談を聞かせてくれよ。君がその檻から出た後で構わないよ。


 

 ああ、そうだ。僕も今、薄暗い部屋の中に鎖で繋がれているところなんだが。その鎖がやっと断ち切れそうなんだ。いやあ、3年はかかったね!興味があったら聞いておくれよ。

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